2016年07月16日

麻人楽「幻夢+」顔合わせ&読み合わせ

8月26日の為の稽古初日。
ぜんさんと初めましての歌鈴&実加りんには、ぜんさんが来る前、妙な緊張感が漂っていた。

初日なので、思いついてること全部載せの脚本を持っていく。
ぜんさんは8/12〜14のコジョ、チヒロと実加りんは8/30〜の「熱海殺人事件」の稽古の合間を縫ってもらっての読み合わせ。


今回も、言葉の楽譜(重奏)シーンを作った。語り手がわたしを除いて4人いるのが初めてだし(これまでは2〜3人だった)、勝手がわからずとりあえずの形で持って行ったが、既にたくさん発見が!!楽しい!つまり楽器が増えたってことね。組み合わせも、落とし所のパターンも一挙に増幅するのだ。

そして初参加のぜんさんは初見なのに作品の湿度高めの空気感にばっちり合わせてくれてたし、常連の三人はさすがのチューニングで、初読みあわせなのにいいところがたくさんあった。麻人楽やるようになってから芽生えた感覚だが、とにかく参加してくれる皆に感謝の念が溢れる。わたしは麻人楽には、自分の好きな人しか呼ばない。その人たちがわたしの書いた言語を音声にして作品を形にしてくれて幸せでないはずがない。時間があまりなかったので(理由は後述のイベントしてたからですが…)内容の詳しい話はできてないけど、「いける…!」という確信を持った。

「幻夢」は「幻視」の外伝の位置。「幻視」は自分の話をする役だが、「幻夢」では他人の話を聞く役割なので心持ちが少し違うというか…聞いているのがメインなせいか、変にツボる部分があって、危険な作品。端的にいうと、油断してると話を聞いてて泣いちゃう。「ええ?自分で書いたのに??」と思うかもしれませんが、なんだかツボるのです。1年前に書いてる時から泣いてたくらいなので、どこがどうツボなのか、今後の参考に今回の稽古で精査できたらなあと思っている。


今日のよかったところ。
ぜんさんは、隣で本読みしたんだけど、思っていた以上に響く深い声が出せるのだった。
作品をより的確に届けるために自分がどうしたらいいかって選択の仕方をしてくれる俳優で、それって地味な作業だけどとても大切なこと。だからこそ今回麻人楽にお誘いした。
感情を音(声)に載せる力があるのはもちろん知ってたんだけど、所属の劇団アニマル王子では軽妙・飄々としてる人物(だけど緊急事態でかっこいい)役が多くてそのイメージだった。本読みしてみて、「なあんだ、こういう重いの出来ちゃうのね!」と嬉しい誤算。
語りについてぜんさんと詳しく話すのも楽しみ。探究心ある人だからきっと面白がってくれると思う。

歌鈴ちゃんは初演と同じ配役だけど、少し膨らませてみた。
絶対この1年で(麻人楽だけでも2本経て)成長し、語りについて蓄積されたことがあるはずだし、わたしも、どういう条件で歌鈴ちゃんがいい声を出すかとか、どう言えば理解しやすいかとか使い方がわかってきたので、稽古が楽しみ。

実加りんも初演と同じ配役だけど、「幻夜」「幻視+」と流れでこの人物を生きて、そして相手役=チヒロが今回生身ってこともあるし、さらなる深化があると思う。脚本上でも二作品を経て膨らませた部分があるし、作戦会議が楽しみ。
(端から期待が高い+応えてくれると信頼してるので言葉少な)

チヒロさんは、相変わらず作品のニュアンスを掴むのが本当に早くて、ピンポイントで「あそこ楽しいですねー」と最初に指摘した箇所が、そうなの、そこが今回のチヒロの役のキモです。脚本的に台詞をきちんと詰めなきゃだけど、チヒロならやってくれるだろう、と思えた。
いつもいつも「わかってない男」の役でごめんなさい(笑)


そんな楽しい初稽古だった。
8月26日(金)音楽劇 麻人楽がオープニングの19:30〜20:00。どうぞお楽しみに。
出演バンドはFOXPILL CULTと蛸地蔵とCQです。
※ご予約はこちらで承ります。
showaseigo14★gmail.com(★→@)


さて今日は麻人楽からのお誕生日ケーキのプレゼントもありました。


「5分後に読みあわせ始めますよ」と言って外に出て、実加りんとケーキにろうそくを立てる。
電気を消して♪ハッピーバースデーを歌いながら入室。段取り通り、全員が歌う。
ディア・・・まで歌って
歌鈴「チー・・え?(笑)」
チヒロ「?」
ぜん「(おや?)」
まり「♪みーなさ〜ん」
ぜん「あきらめた(笑)」
みたいなことになって、プレートを見ると



6月8日の歌鈴ちゃん(小屋入り前日の百眼稽古でお祝いしそびれた)
6月16日の ぜんさん
7月23日のチヒロさん三人分でした。
「あれ、あたしも?」と、きょとん顔の三人。

歌鈴には「チーのお祝いとぜんさんの歓迎会兼ねて」
ぜんさんには「チヒロの誕生祝い」
チヒロさんには「歌鈴の満を持してのお祝い」と伝えてあった。
全員が祝う側だと思っているトリプルサプライズでありました。
(ちなみに今回も麻人楽を手伝ってくれてる倉垣おにいも7/12生まれなのでおめでとう!)
こういうのもわたしがやりたくてやってるので、「みなさん付き合ってくれてありがとう…」ていう気持ちになるものなのね。おめでとうみなさん!



アンリ・シャルパンティエのザ・ショートケーキ。
バレンタインに引き続き、また甘いものを食べる日に不在のケビ邑こと西邑卓哲さんだが、予約電話を受けてくれたお姉さんが「ニシムラが承りました」と名乗ったので、
関西公演の帰り、昭和さんとイッキさんと乗った帰りの新幹線で「車掌は寺山です」ってアナウンスがあったときくらい、「おおっ」と思った。卓哲さんも心は参加してくれた模様!

そして帰り一緒に帰ったぜん&かりん&みかりん(みんな「ん」だね)はすっかり打ち解けた模様。次回の稽古が楽しみだ。

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