御礼)リンリ.ライブ@大宮ヒソミネ告知)7/7土 昭和精吾生誕77年記念ライブ「七七ノ歌-ナナナノカ-」

2018年04月24日

A・P・B-Tokyo「青ひげ公の城」千秋楽アフタートークゲスト出演


A・P・B-Tokyo、三度目の「青ひげ公の城」の千秋楽、アフタートークに登壇してきました。
写真はチラシ裏、初演の舞台写真なので、わたしがいる。
「箱男の思想」もだけど、出ていないチラシの裏に映り込んでるのは、なにか関われたみたいで嬉しいものですね。

先日、折込に明石スタジオに伺ったところ、初演で共演した天誅さんや劇団の浅野さん、高野さん、野呂ちゃんに暖かく迎えられお話していたところ、オファーをいただき、久しぶりに明石スタジオの舞台に上がることに。

初日が萩原朔美さんだったそうなので、千秋楽のゲストに呼んでもらうなんて大出世感ある!とまわりのみんなが喜んでくれた(笑)

(pooにて、2015年5月の萩原朔美さん)

A・P・B-Tokyoは今年で18周年。
昭和精吾事務所は語りに特化しているので、寺山修司作品に携わっているとはいえ経験がなかったマッチと人形振りと火吹きは、ここで高野さんに教わったもの。本当に感謝しています。
A・P・B-Tokyoは寺山修司作品の他に、オリジナル作品も上演している。
長く、まっすぐに寺山さんの世界に向き合い続けている劇団の一つだと思う。

このトークは、ユディット三人を迎えてという趣旨でA・P・B-Tokyoの浅野さんと高野さんを進行に、
初演のユディットのわたし、今回は第一の妻役の二代目・飯塚美花さん、今回の(正真正銘の少女)横木安未紗さん。

お客様から「舞台上で自分の名前で呼ばれる役というのは、どういう心境ですか」という面白い質問があったりしました。寺山さんは「職業・寺山修司」と言っていつでも何かの役割を演じているということに自覚的でした。役者は役を演じている時以外は何も演じていないかといえば、そんなことはない。でもここに来るのは「誰でもありません、まだ」という台詞が象徴するように、まだ役割が決まっていない、少女。冒頭はそんなシーン。いや、本当は、役割があるのに隠しているんだった。
10年前にはわかっていなかったことが、(中で劇中劇の台詞として引用される「ハムレット」をカクシンハンの舞台で見たおかげもあり)その日観客として見て気づけたことがたくさんあった。

ちなみに「青ひげ公の城」は岸田理生さんとの共同執筆で、今読むと「ここは理生さんかな?」と感じる台詞もあります。先の「誰でもありません、まだ」は、理生さんの戯曲にも出てくる台詞ですが、寺山さんも理生さんも、自己模倣も引用も得意な人だから、最初がどちらのものだったのかはわかりません。

ところで、「トークのゲストに呼ばれました」という告知はしていましたが、もうひとつ大役を担っておりまして、観客役でのシークレット出演もありました。
「当分台詞覚えたりすることはないぜ…」と油断した矢先でしたが、その台詞は見たばかりの「ハムレット」の台詞。生まれて初めてのシェイクスピアの台詞でした。
そうそう、フリガナがなくて不安だったから、ハムレット経験のある梶くんこと梶原航さんに質問して教えてもらったんでした(即答かつ論証まで加えての回答に、また梶くんの評価があがってしまったのだった)。


初演の青ひげの時、昭和さんが体調を崩して見にこられなくなり、お花を贈ってくれた。
「こもだ、あんましがんばるな」とメッセージが添えられていた(昭和さんの字ではないから、お花屋さんかな?)。

カメラマンの藤居幸一さんが撮ってくれた、幕間のわたしの写真、webにアップしてたと思ったけど、たぶん古いPCの中にしかないみたいなので、見つけたら追加します。



お客様が書いてくれたユディットの一枚。


手品師のマメさんの相棒として劇場に来ていた鳩。



最初の、イメージ写真を撮った時のわたしはまだ髪が長い。


パンフ用の撮影の時には、役に合わせて髪を切っている。
これは大好きな竹内陽子さんが衣装(ていうかこれが出会いの作品か)。
イメージ写真撮影の時にわたしが着た服がそのままユディットのドレスになったから、二代目のユディットもこれを着ている(青蛾館のユディットもこれ着たんだったかな??)


ユディットの辻真梨乃さん写真が証拠。

横木さんは若いのに、強い意志をもって、しっかり話す少女を演じていた。
わたしのユディットはどんなだったかなあ。家に初演のDVDがあるのだけれど。5年前、辻さんの少女を見た時、わたしの少女は背景に暗いものをむっちゃ背負いすぎてたかなあと反省した覚えがある。もっとあっけらかんとした場面があってよかったんじゃないかと。辻さんの少女は溌剌としていて、考えるより先に行動するタイプの子だった。

高野さんが「この作品は5年ごとにしかやってないし、少女はいつまでもできる役じゃない。だから貴重な体験なんだよ」とおっしゃった。飯塚さんが「出演オファーもらったとき、もう一回ユディットかと思ったけど、すぐ夢は打ち砕かれました」といい浅野さんに「だって5才大人になってるからねえ」と返されたので、「わたしが少女をやったとき、だいぶな少女だったので、彼女の5年後よりお姉さんだったと思いますけど」「え!いくつだったんですか」「それ言ったらいまの年わかるじゃない(笑)」
そしたら高野さんが劇中の台詞で
「『女優さんは舞台裏では年を取らないんだ』でしょう」と返し「あ、また台詞!」という見事な流れもあって、終わったトークショーでした。

いい経験になりました。ありがとうございました。
初演に出ていた郡司英雄さん、西尾百合子さんも見に来ていた。

初演組のみなさんとツーショットを撮った。残念ながら、トークショーの前に着替えてしまうので本衣装ではないけれど。

看板女優で、寺山作品演出の高野美由紀さん。


主宰で第二の妻、浅野伸幸さん。


A・P・B-Tokyoフル出場かな? 3回ともコッペリウスを演じている、たんぽぽおさむさん。

(同じく初演組のマメ山田氏とは撮りそびれた!)


初演はコプラ、今回は舞台監督の中村天誅さん。顔が見えないコロスで出てきて歌うシーンの声が大きくて、むっちゃ天誅さんだってバレるね・・・と思って見てたところをあちらから見たらしく、「人が真剣に唄ってたときむっちゃ笑ってたでしょう」ってあとで言われた。初舞台の若手並みに大声で歌う姿勢がいいなと思って笑ってたんだけどな。


演出は、前回を踏襲してる場面もあるし、かなり刷新されてる場面もあり。
同じ作品を繰り返しやる意味も感じる。5年後また上演するんだろうか。楽しみにしている。


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