ナカムラマサ首 個展『首茶論』喫茶ことたりぬ　の最終日、
『首茶乱読』という鈴木彰紀さんと高畑亜実さんのコラボ朗読イベントがあった。

その18-21時のイベント時間が終わったアディショナルタイムに、
高畑亜実さんと打ち合わせなし・ぶっつけコラボで　岸田理生「糸地獄」の一節を読んできました。

亜実ちゃんありがとう！
飛び入り許容してくれたあっきーとマサ首さんもありがとう！

亜実ちゃんとは青蛾館で二回共演しているけどわたし大抵はぐれ役なので、ちゃんと絡んだのはこの日が初めて。
共演してても、絡んでみて初めてわかることは多くて、圧のあるいい女優さんだなと改めて感じました。
数時間衆人環視の緊張の中で朗読してお疲れだったろうにノリノリで、かつ楽しかったって言ってくれてよかった。
わたしも面白かったー！

亜実ちゃんは去年のリオフェス参加作品　吉野翼企画に主演している。
こういう、湿度のある作品の似合う人。青蛾館で共演したときに楽屋が隣で
（年上が隣って気を使うだろうからごめんね、って思うのですが）仲良くしてもらった。
「亜実ちゃんは時間の流れが人と違うよね、興味深い！」と言ったら
「いうてまりさんも時間軸おかしいですよ(笑)　まりさん天然ですよね！」って言われた。

上のtweetの写真は石井飛鳥さんが隣の席から撮ってくれてた動画から切り抜いたもの。
石井さんもありがとね！
（動画の出来がいいんだこれが。イッキさんも作品に絡むので見せたけど「映像いいやん。」と言ってた）

そしてこの日声にした「糸地獄」の台詞は、6月の「水鏡譚」にも出てくる気がします。

それは【4月16日　昭和精吾事務所BAR】で明らかになるかもしれない…！！
こちら参照▶︎http://komodamari.blog.jp/20190416.html


マサ首さんとの思い出から振り返る。
まずはミニシロとのツーショットから。


FOXPILL CULTの西邑さんが昭和精吾事務所の「七七火-なななぬか-」に呼んで再会し、
わたしもそこで西邑さんから「ステンドグラス作家で、昔サイコビリーのバンドで対バンしたことがあって、しばらく連絡とってなかったんだけど、あ、映画も撮ってて、だから麻人楽の…」と情報過多なご紹介いただき名刺交換したのがナカムラマサ首さんだった。
FOXPILL CULT「人体模型への散歩者」MV撮影でアトリエにお邪魔して、ほぼ初対面なのに三人で延々話し込んだのがいつだっけ？

あった、2017年末の日誌。
http://komodamari.blog.jp/20171230.html


そこからしばらく経って、廻天百眼『闇を蒔く』の舞台美術にマサ首さんの作品が使われることになった。
わたし演じた寺院の総長ヘカテーは、役柄上ステンドグラス作品と縁が深かった。
「深淵の鍵」と呼ばれる、物語の重要なアイテムでわたしと毬子がずっと首から下げてい（て肩こりし）たペンダントもマサ首さん特製だった。




ステンドグラス作品（高額）が破損した時に舞台監督の川俣さんが「これ、補修して作品にしましょうよ」といった口車に勢い良く乗って、舞台の中央センターに飾る作品にしちゃったり、とにかくアグレッシブの塊みたいな人なのです。

わたし演じたヘカテーに関しても終幕後に興味深いことをつぶやいてらしたのを見た。




わたしは大変興奮して、ダイレクトメールでいくつかやりとりをしたのでした。

だからもちろん個展も行く。行くとき駅のホームで遭遇した俳優のあっきー（鈴木彰紀さん）とともに伺い、ことたりぬの美味しい珈琲を堪能しつつ、オーナーの弦間さんと4人で楽しくお話して、ふたりの悪巧みに口を挟んできたわけです。




その時点で、飛び入りあってもいいかも、なんて話はあったんですが、





あれよあれよと（青蛾館で共演している）高畑亜実さんとのコラボ乱読企画という結構大掛かりな話になって、
飛び入りどころじゃないかもしれないなと思いつつ、
「出没予告しちゃってるし、珈琲美味しいし」ということで約束通り再度来廊。








一応ゆる予告してたんですよ。飛び入り予定にはシークレットマークついてる。
（西邑卓哲生誕祭も、当日まで主賓で主催の人に出演を黙ってました）





飛び入りと遠征と新しい仕事（昭和精吾事務所BAR）の3月が終わり、
準備期間の4月。

（4/16には昭和精吾事務所BARにて、『水鏡譚』チケット先行発売あります！）
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