初夏、深夜に街を出て、朝を待って。




「消える」(2:41)
詩:石井飛鳥
朗読:こもだまり


▶︎ https://youtu.be/qQJLNiBKU08
ツキヨミプロジェクトにて 2021.9.6公開

明け空を背に朗読を、という企画だったけど生憎の雨模様で、太陽は雲の向こう側。
予定とは違ったけれど、時折激しくなる雨音と鳥たちの会話をコーラスに、初夏の空気を内包する作品になりました。





「線香掘廖3:00)
詩:石井飛鳥
朗読:こもだまり


▶︎ https://youtu.be/oOsUeGLOgCw
ツキヨミプロジェクトにて 2021.9.25公開

こちらは明けてからなのでだいぶ雰囲気が変わります。
じっとり滲む汗、影にひそむものの気配、蝉時雨。石井飛鳥の得意とするそんな空気の詩です。




撮影は、「翠雨」って写真撮ってもらったと報告した、6月のあの日です(写真の方がおまけだったの)。
(参照:2021.6.17 石井飛鳥さんと撮影へ


202106石井

わたしが読んだのは「消える」と「線香掘廖△匹舛蕕眈し陰と湿り気を感じる詩。
リハあると思ってたけど、雨降ってるし昇る太陽は待ってくれないし、稽古なし・ぶっつけで本番。
「線香掘廚蓮襦袢クラブとかライブで聞いたことのある詩だった。
テイク1、外気や環境のいろんな条件に素直に乗ったら、想像していたのと違うニュアンスが出てきた。
だからテイク2前に「石井さん、この詩ってこれまでの人はこういう感じに作ってないよね。もうちょっと寄せる?」と訊くと「や、これはこれでいい感じ。面白いからこの線で行きましょう」となった。


第一弾、8月22日に公開済みなのは、廻天百眼の新星・鬼口モモカ(きぐち・ももか)の朗読。
2本目が私の「消える」で、
3本目は自作詩の朗読もしているという天宮来来来(あまみや・きらら)、
最後が私の「線香掘廚任靴拭

二人の朗読はこの時、初めて聞いた。
モモカは、裸足で地面の感触を味わいながら着実に進むような朗読で、とても良かった。
キララは、予想外に輪郭のはっきりとした発語で面白かった。


終わった後、雨が激しくなってきて、ロープウェイの始発を待つ間に森で写真を撮って遊び(モバシロが斜面を駆け下りていくのがスローモーションに見えたのはこの時間帯)、その後みんなで街に戻ってお風呂に入った。女湯でモモカとキララと3人、朗読の話をした。
撮影時、石井さんとユウキくんはカメラと音声で大変なので、許可をもらった上で朗読の方にちょいちょい注文を出した。モモカはわからない時はちゃんとわからない顔をし、言葉にするのがいい。
わたしがこうやったら美しいと思う、とリクエストしたところはちゃんと応えてくれて、気に入っている。
本人は朗読ってどうやればいいかわからないと言ったけど、センスあると思った。ピアノできるからかな?ピアノ弾くときとか踊るときの回路と繋げばいいんだよ、と言ったらしばらく考えてから、ちょっと繋がったのか、にっこりした(笑)。また朗読のお稽古する機会あったらいいねと話した。

キララは、提案したことをすぐやってみるのがいい。瞬発力と掴み取ろうという貪欲さと好奇心があるのだと思う。すぐやってみるということは、その場で出来てるかどうかわかるので、話が進むので、得。


そんな二人の朗読はこちら!