Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

2007年06月

帰国

無事に帰ってきました。
バリはいまの東京と気温の差もなく、違和感なく過ごしてきました。




これは初日、クタのビーチで裸足になったところ。
あとの写真は追々どこかにまとめて。

バリ島の9割がヒンズー教、牛がホテルの近くに放牧されてて、間近で見ました。
ニワトリもひよこも日本で見たことないカラーリング。
植物が南国だったなー。

マーケットで買い物したり、泳いだり、石像を写真撮ったり、舞踊をみたり、スパしたり。
ホテルはバンガローで一部屋ずつ独立してて、天蓋付きベットで、広くって、まさにリゾート気分。

そんなバリを満喫してきました。
日焼け止めしたけど、ちょっと焼けたな。

とりあえず、あっちでも帰って来ても元気です!

「  」の絵




『青ひげ公の城』でサイト検索していたら、わたしの演じた「少女」の絵が!
ほかにもイメージ画がいくつかあり、あんまりうれしくて不躾を承知で「わたしのサイトで使わせていただいていいですか?」と速攻メールしたら、すぐに快諾のお返事をいただけたので、ありがたく転載させていただきます。



◎羽宮夢宇(ハネミヤムウ)さんのサイト◎
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Rook/1237/

こちらの「イラスト」コーナーの中程に「青ひげ公の城」という項目があり、まとまって見られます。

なにが嬉しいって、・・・DVD用の撮影はしたのですが、アンケートも映像もまだ見ていないので自分がどう見えていたか、知らないわけです。それを垣間みれて、しかも、しかも、ピンポイントでわたしの見たかった箇所が!

今日新たに増えていたこの「少女、駅前で台本を読むの図」(勝手に命名)も、気付いてくださったお客様がいったい何人いらしたのか・・・という場面ですから、見たかたも、見てなかったかたも、羽宮さんの絵で、楽しんでくださいませ。

とりいそぎ、渡航まえに紹介まで。
羽宮さん、ありがとうございます。
行ってきます。

バカンス予告

昨日、A・P・B-Tokyoの精算会&打上げがおわりまして、朝帰りして、仕事して、帰って来て、荷造りしております。
明日からしばらくバカンスに行って参ります。
バリ島です。
なんでも27日がガルンガンという、日本でいうお盆みたいな日だそうで、祖先の霊がこぞって帰ってくるんだそうです。ただでさえ精霊だらけだって噂なのに(笑)なんか喚ばれた感が。

A・P・B-Tokyo演出の高野さんによると「バリは、精霊が多いから、調子よくなる人と、やられちゃって調子悪くなる人がいるらしいよ」とのこと。
たぶん、わたしはすごい元気になる気がします(笑)。

とべ!の意味が違う?
元気で行ってきます。

見るまえに跳べ

「見るまえに跳べ」、これは、大江健三郎の小説のタイトルとして有名ですが
Leap before you look. という、オーデンの詩からとったんだそうです。

もとは、ことわざの
Look before you leap. =跳ぶ前に見よ。(転ばぬ先の杖)
なんだそうです。

大江さんは、サイン会に行っちゃうほど、というより行くのに2時間うだうだ迷うくらい、愛してる作家。
leapという言葉は、大江さんから知った。

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勾玉消失

最初の日、みんなが無事に公演を終えられるようにともらった勾玉。
3/18「顔合わせ&写真撮影 」参照)
携帯につけて肌身離さず持っていたのだが、今日、気付いたら無くなっていた。
・・・。
わたしを護って、身代わりになってくれたのか?
それとも役目を終えて、消失したのか?
ちょっとこわいけど・・・ともあれ、無事に、五体満足のまま終えられたことを、感謝します。
勾玉ありがと。お疲れさま。

日常へ

公演は終わったけれど、まだもろもろ、借りてる衣装の返却やらあるので、24日に再集合。
北海道に帰った朋ちゃん以外、みなさんと会えるらしい。改めて打上げ、の態だろうかと思われる。
それが終わると、「A・P・B-Tokyo 第18回公演『青ひげ公の城』」は終了となる。

本番前で触れられなかったことなど、まだ書きたいこともあるので、まあ、追々書いて行くつもりです。

さて、火曜日から一応の日常に戻りました。
まだ、「起きたら集合時間過ぎてる!」って夢とか、鼻歌が挿入歌だったりと、青ひげ症候群は抜けきってませんが、一応。ここひと月ほど、封印してた活字も読もうかな、そろそろ。
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『青ひげ公の城』最終日




ついに楽日、あと2回。昭和さんから、高野さんとわたしに、お花が届く。
わたしへのメッセージは「こもだまりへ あんましがんばるな  精吾」
定番の、応援。

マチネ。客入れ時間に雨が降って来た。傘をさして阿佐ケ谷の町を歩くのはこの時が初めて(こないだは途中から降って来たので)。自分の傘が黒かったので、りっちゃん(第四の妻役)のペパーミントグリーンの傘を借りて、寒いので上着を来て、いざ出発!

3分前に戻ると、雨にもかかわらず、たくさんのお客さまが来てくれていた。
阿佐ケ谷の駅から劇場までを歩きながら、これから起こることを少女は想像する。7人目の妻を演じるために、劇場に向かいながら、昨日の公演のことを思い出すこともある。それはわたしの中では、夢でみたこと。まさかそれがこれから現実に起こるとは思っていない・・・

劇場に入ろうとすると、ほかにも人がたくさんいるので、しばらく外で、落ち着くのを待つ。不安だから台本を読んだりしながら。このあと、唯一の拠り所である台本も、わたしのこれまでの全てが入ったトランクも奪われて閉じ込められてしまうこともしらないで・・・続きを読む

『青ひげ公の城』4日め

今日はマチネ・ソワレの2ステージ。
がんばれ、みんな!



マチネ。
A・P・B-Tokyoでは、客入れ5分前に、役者・スタッフが集合して、気合い入れをする。
今日のメイク前、浅野さんがそっと「まり、次できる?」なんだかちょっと緊張。
「A・P・B-Tokyo第18回公演『青ひげ公の城』ザムザ阿佐ケ谷、4日めマチネ、初マチネです!いくぞー!」「うおー!」みたいな。

そしてまたたくさんのお客さんが来てくれた。
始まってからずーっと、二階のバルコニー席まで開放しない日はない、大入り満員。
ありがたいけど、二階席は役者の楽屋通路と近いので、ごそごそうるさくて気になるだろうなーと申し訳ない気もする。でも二階席、見やすいんですよ、意外と。
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『青ひげ公の城』3日め




午後まで寝られるのは久しぶり。
入って昨日の直しして、あとはゆっくりメイクなど。
写真は、「青ひげ公の城」の台本。井内さんがパルコ版の台本(左)を複数もってらしたので、A・P・B-Tokyo用に表紙を作って貼った。仕込みから帰って家で作ってキンコーズでコピーしたんだわ。
劇中に出てくる小道具です。ちょくちょく出てくるので、見逃さないで! 3冊あります。

今日は、DVD用の撮影カメラが2台入った。ビデオ撮るっていうと、変な緊張をするのかな?
全体的に、いままでしたことのない失敗が起こった。小道具のワイングラスの中身を裏で衣装にかけられたりとか(笑)。よって、いま衣装を洗濯したところ。

あと4ステ、2日。
やっと、楽屋で頭をぶつける頻度が一日一回くらいに減った。

『青ひげ公の城』2日め

『二日め落ち』ってわたしは初めて聞いた言葉。
一日めは緊張してるけど、二日めは油断して失敗が増えるというものらしい。

でも今日やりながら気付いた。
二日目が調子が悪いと感じるのは、初日の亡霊のせいなのだ。
稽古場にないものを初めて体験する一日目。
音響があって、照明があって、舞台装置があって、観客がいて、言葉がある。
昨日の2時間半の力に、圧倒されて、それを無意識に追っかける・・・なぞろうとする・・・再現を求めてしまうのではないか。


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次☞9/25 昭和精吾事務所BAR■ご依頼☞showaseigo14@gmail.com■昭和精吾事務所代表。語り歌う女優。脚本・演出。寺山修司・岸田理生作品上演。実写妖怪モデル。麻人楽。ヒューマンアカデミー演技講師■客演☞廻天百眼、SAI、青蛾館、田園に死す三沢篇■協力☞FOXPILL CULT
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