『Bon Voyage!』鋭意稽古中。
台詞が入ってからじゃないと見えないものがあるから、いまは発見の連続だ。
今日は「松井さんを囲む会」と称して、稽古場に遊びに来てくれた磯村さんのお友達3人(ひとりは12日にメイクスタッフで来てくださるかた)交えて、飲み(といっても松井さんはお酒一滴も飲めないので最初からコーラ)。
前半、女性テーブルでわいわい楽しく呑んで、席替えがあって、松井さんがお隣になったので、いろいろ質問して、ちょっと腑に落ちてなかったところを納得するまでお話した。
うーん、すっきり!
前々からわたしは、姫宮家三姉妹の父母を、演出のおふたりをモデルに設定していた。
今日の稽古場でそう言ったら松井さんは「そんな歳じゃないよ。せめてお兄さんと呼んでくれ」と笑ってたけど、演出って、迷える役者にとっては、お父さんお母さんみたいなものだから。
「その道進んでいいんだよ」ってアドバイスをくれるひとだから。
姉さんと美子にも了承を得て、正式に三人のなかで、お父さん像・お母さん像と決定。
舞台に登場しない登場人物(語られる存在)がある場合、わたしはモデルを設定するんだけど、あんまりしないものなのかな?
今日稽古した酒井さんのシーン、酒井さんはそこですべき役割=男前(おっとこまえ、と読んでほしい)を余す所なく演じてて、かっこよかった。二枚目を照れずに演じるのってさすが大人だわ。そこに絡むのがとき緒さんで、ちょっと惜しいところがあったので、つい「もっとこうしてほしい」とリクエストをした。そしてなんども自主練を繰り返したので、見ていた方から「まりさん、鬼コーチだよね」「千本ノックって感じだった」と言われる。調子に乗ってすいません。それに付合ってくれた酒井さんは「でもまりさんからとき緒さんへの愛情はちゃんと感じました」と言ってくれる。自主練なのに松井さんまで巻き込んで「もう一度見本見せてくれます?」ほんと調子に乗ってすいません。とき緒美和と松井美和を受ける男前の酒井さんの図はおもしろかった。そしてそのお陰で、わたしも満足の出来映えに!ありがとうみなさん(笑)
私がわかっててとき緒さんがわかってないのじゃなくて、見てると分かることってあるでしょう。そして姉さんのシーンだからか、とき緒さんが困ってるように見えたからか、人ごととは思えなくてつい口を出してしまう。傍からみたらお節介なんだろうな、とは思う。
ダンスの稽古って、一緒に踊るときは人の身体も自分の身体も同じものを作るためのパーツだから、人のも自分のもひっくるめてあーだこーだ口を出す、そういう感じなのだけど。
自分のシーンも、演出で動きの整理をしてもらった。動きを付けたと言っても感情の流れを無視した形式美じゃないので、丁寧に把握して台詞を言えば、見ただけで関係性がだいぶわかりやすくなると思う。
松井さんが、台詞だけ聞いてもわからない部分が多い(台詞としては本心を語らない)戯曲だから、動きや距離感、表情や言いかた、そういうもので丁寧にわかりやすくしたいと言った。そういう日本語のわからない人にも伝わる部分を、丁寧に作っていこうと思う。
さあ明日もがんばりましょう。
台詞が入ってからじゃないと見えないものがあるから、いまは発見の連続だ。
今日は「松井さんを囲む会」と称して、稽古場に遊びに来てくれた磯村さんのお友達3人(ひとりは12日にメイクスタッフで来てくださるかた)交えて、飲み(といっても松井さんはお酒一滴も飲めないので最初からコーラ)。
前半、女性テーブルでわいわい楽しく呑んで、席替えがあって、松井さんがお隣になったので、いろいろ質問して、ちょっと腑に落ちてなかったところを納得するまでお話した。
うーん、すっきり!
前々からわたしは、姫宮家三姉妹の父母を、演出のおふたりをモデルに設定していた。
今日の稽古場でそう言ったら松井さんは「そんな歳じゃないよ。せめてお兄さんと呼んでくれ」と笑ってたけど、演出って、迷える役者にとっては、お父さんお母さんみたいなものだから。
「その道進んでいいんだよ」ってアドバイスをくれるひとだから。
姉さんと美子にも了承を得て、正式に三人のなかで、お父さん像・お母さん像と決定。
舞台に登場しない登場人物(語られる存在)がある場合、わたしはモデルを設定するんだけど、あんまりしないものなのかな?
今日稽古した酒井さんのシーン、酒井さんはそこですべき役割=男前(おっとこまえ、と読んでほしい)を余す所なく演じてて、かっこよかった。二枚目を照れずに演じるのってさすが大人だわ。そこに絡むのがとき緒さんで、ちょっと惜しいところがあったので、つい「もっとこうしてほしい」とリクエストをした。そしてなんども自主練を繰り返したので、見ていた方から「まりさん、鬼コーチだよね」「千本ノックって感じだった」と言われる。調子に乗ってすいません。それに付合ってくれた酒井さんは「でもまりさんからとき緒さんへの愛情はちゃんと感じました」と言ってくれる。自主練なのに松井さんまで巻き込んで「もう一度見本見せてくれます?」ほんと調子に乗ってすいません。とき緒美和と松井美和を受ける男前の酒井さんの図はおもしろかった。そしてそのお陰で、わたしも満足の出来映えに!ありがとうみなさん(笑)
私がわかっててとき緒さんがわかってないのじゃなくて、見てると分かることってあるでしょう。そして姉さんのシーンだからか、とき緒さんが困ってるように見えたからか、人ごととは思えなくてつい口を出してしまう。傍からみたらお節介なんだろうな、とは思う。
ダンスの稽古って、一緒に踊るときは人の身体も自分の身体も同じものを作るためのパーツだから、人のも自分のもひっくるめてあーだこーだ口を出す、そういう感じなのだけど。
自分のシーンも、演出で動きの整理をしてもらった。動きを付けたと言っても感情の流れを無視した形式美じゃないので、丁寧に把握して台詞を言えば、見ただけで関係性がだいぶわかりやすくなると思う。
松井さんが、台詞だけ聞いてもわからない部分が多い(台詞としては本心を語らない)戯曲だから、動きや距離感、表情や言いかた、そういうもので丁寧にわかりやすくしたいと言った。そういう日本語のわからない人にも伝わる部分を、丁寧に作っていこうと思う。
さあ明日もがんばりましょう。