Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

2008年05月

謎解明中

『Bon Voyage!』鋭意稽古中。
台詞が入ってからじゃないと見えないものがあるから、いまは発見の連続だ。

今日は「松井さんを囲む会」と称して、稽古場に遊びに来てくれた磯村さんのお友達3人(ひとりは12日にメイクスタッフで来てくださるかた)交えて、飲み(といっても松井さんはお酒一滴も飲めないので最初からコーラ)。

前半、女性テーブルでわいわい楽しく呑んで、席替えがあって、松井さんがお隣になったので、いろいろ質問して、ちょっと腑に落ちてなかったところを納得するまでお話した。
うーん、すっきり!

前々からわたしは、姫宮家三姉妹の父母を、演出のおふたりをモデルに設定していた。
今日の稽古場でそう言ったら松井さんは「そんな歳じゃないよ。せめてお兄さんと呼んでくれ」と笑ってたけど、演出って、迷える役者にとっては、お父さんお母さんみたいなものだから。
「その道進んでいいんだよ」ってアドバイスをくれるひとだから。
姉さんと美子にも了承を得て、正式に三人のなかで、お父さん像・お母さん像と決定。
舞台に登場しない登場人物(語られる存在)がある場合、わたしはモデルを設定するんだけど、あんまりしないものなのかな?


今日稽古した酒井さんのシーン、酒井さんはそこですべき役割=男前(おっとこまえ、と読んでほしい)を余す所なく演じてて、かっこよかった。二枚目を照れずに演じるのってさすが大人だわ。そこに絡むのがとき緒さんで、ちょっと惜しいところがあったので、つい「もっとこうしてほしい」とリクエストをした。そしてなんども自主練を繰り返したので、見ていた方から「まりさん、鬼コーチだよね」「千本ノックって感じだった」と言われる。調子に乗ってすいません。それに付合ってくれた酒井さんは「でもまりさんからとき緒さんへの愛情はちゃんと感じました」と言ってくれる。自主練なのに松井さんまで巻き込んで「もう一度見本見せてくれます?」ほんと調子に乗ってすいません。とき緒美和と松井美和を受ける男前の酒井さんの図はおもしろかった。そしてそのお陰で、わたしも満足の出来映えに!ありがとうみなさん(笑)

私がわかっててとき緒さんがわかってないのじゃなくて、見てると分かることってあるでしょう。そして姉さんのシーンだからか、とき緒さんが困ってるように見えたからか、人ごととは思えなくてつい口を出してしまう。傍からみたらお節介なんだろうな、とは思う。
ダンスの稽古って、一緒に踊るときは人の身体も自分の身体も同じものを作るためのパーツだから、人のも自分のもひっくるめてあーだこーだ口を出す、そういう感じなのだけど。


自分のシーンも、演出で動きの整理をしてもらった。動きを付けたと言っても感情の流れを無視した形式美じゃないので、丁寧に把握して台詞を言えば、見ただけで関係性がだいぶわかりやすくなると思う。
松井さんが、台詞だけ聞いてもわからない部分が多い(台詞としては本心を語らない)戯曲だから、動きや距離感、表情や言いかた、そういうもので丁寧にわかりやすくしたいと言った。そういう日本語のわからない人にも伝わる部分を、丁寧に作っていこうと思う。



さあ明日もがんばりましょう。

演出補・松井さん帰還

みんなが待ってた松井さん、おかえりなさい!

こんなに頼りにしていいのかわかりませんが、通訳のような存在なので、松井さんが帰って来ると稽古がスムーズ。なかなかいい稽古だったのではないでしょうか。
脳みそ使ったーって感覚がある。

ある意味、振付演出なのだけど、感情の流れも丁寧に説明してくれるし、実際に「こういう感じ」と提示してくれるので、(こちらが出来る/出来ないは別として)わかりやすい。
今日は最初から4シーンくらいしか詰めてないので、このあとのもう少し複雑なシーンをどうなるのか、楽しみだ。

天気悪いけど、いい日だった。




第25戒逆慰問ライブ

5/25(日)第十三号雑居房 第25戒逆慰問ライブ
「裏窓企画」新宿URGA

W/裏窓・Zombie Lolita・組織暴力幼稚園・真世界おめこ倶楽部 ・Satan Soup

曲目
1、揺りかごから墓場まで(語りスタートVer.)
2、(寸劇つき)少女地獄
3、黒い教科書
4、負け犬の辿る道


西武新宿駅から歩く。延々歩く。結構遠かった。
ソフトバンクのビルの地下。初めて来るお客さんにその旨メールしておく。意外と見逃しちゃうかもだから。


080525ムラサン今日はベースのムラサン(703号のこと)もいて、フルメンバー。
やっぱり4人だと安心だ。
リハまで時間があるらしいので、ムラサンとOKADAYAのパーティ用品売場に行って、彼の長髪ウィッグを購入。今使ってるのはすぐ絡まって感じ悪いんだってさ。栗原千晶みたいなさらさらロングがいい!っていうので、高いのをすすめた。帰ってご飯食べて、珍しく、全員洋服のままでリハ。たいていヂルさんは着替えてメイクしちゃうんだけどね。
ベースとドラムの位置を逆にして、中央後ろにベース、下手にドラム。
画像はリハ中のムラサン。
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三姉妹家族会議〜半通し

稽古前に、三姉妹で集まって、姫宮家の家族会議。
・・・と称して、ほとんどランチを食べただけだけど。姉妹は普段、時間的にすれ違いの生活なので、ひさびさ、家族三人でご飯を食べに来たっていう感触。
役としてだったり、役者としてだったり、いろんなレベルでお話をしながら2時間を過ごす。
たぶんこの風景は、忘れない。


三人で稽古場へ。演出の来ない日だったので、自主練用フリータイムとなる。三姉妹のシーンを全部台詞合わせして、打ち合わせして、立ち稽古。そのあと、脚本の解釈について、みんなで考えてることをお話する。実は、稽古に入ってから本の稽古ばかりしているので、「役がしゃべっているところ」を、「役者が本人としてしゃべっているところ」より遥かにたくさん見ている。それぞれが発言するのをただ見ることも、とても貴重な体験だった。
演劇の稽古の、準備期間が長い場合は、たいてい身体訓練(柔軟や筋力トレーニング)や発声をするので、そこでその「役者本人の様子」を日常的に見るのだけど、ここは各自アップしたら即立ち稽古なので、役者としてより役として認識してるところがある。
帰りの電車や休憩時間にたくさんお話したりすれば、バランスは取れて来るのだけれど、変な話、同じ顔で同じ声でしゃべっていると、役の人のような気がしてしまう。劇団等で何度も共演してる人同士では感じないことなので、これは発見だった(笑)


稽古の終わりに、時間ギリギリいけるところまで通さない?という話になって、通しを始める。
みんなで協力して、「暗転」とか「明転」とか言いながら進行してくのが、妙に楽しい(笑)
途中までしか行けなかったけれど、やってよかった。


そのあと用事のあるとき緒さんを見送って、ほかの皆で飲み。
だいぶお互いに馴染んできたのを感じる。
それでもわたしはまだちょっと、あがる。なんでしょこれ。地を出し切れてないような・・・体裁を保ってるような・・・美貴(役)の影響なのかな??
わたしは普段、男の子みたいな乱暴な口のきき方をするけど、先週から、言葉遣いを改めた。舞台上でいざという時そういう話し方しちゃ困るから、普段から美貴の使う女性らしい言葉で話すようにしたところ、言葉遣いって思考に影響を与えるんだな、なんか、思考回路が変。いつもみたいに、イラッとなることがあまりない(笑)。わたしと美貴は似てるところもたくさんあるけれど、美貴のほうが落ち着いてるみたい。たぶんそういうことなんだと思う。

あんまり役作りとかキャラを立てるとか考えたことないし、今回は当て書きだから余計に特別なことはしてないのだけど、やっぱりわたしがしゃべらない言葉をしゃべる美貴はわたしとは違う。当たり前。だから、いま私の中には、わたしと美貴が同居してるみたい。
変な感覚。ときどき、家にいても、自分の場所じゃないような気がするよ。


・・・などと言ってる間に明日はまたライブ!
美貴に休暇をあげて、黒まり呼び出さなきゃ。

相性

怒濤の今週です。
忙しいというより、バンドと演劇が交互にやってくるから。
バンドのほうは、22日のライブが終わって、一安心。
25日は長い語りのある曲はやらないし、新しい曲も一回やったからもう心配していない。


が。
18日に第十三号雑居房モードで台詞入れたせいか、覚えた筈の「BonVoyage!」の台詞、抜けました。
以前雑居房を「黒まり」、それ以外を「白まり」と名付けたけど、スイッチの切替みたいなものって実際あるのかしら? いや、あるよな。会社での私、家族といる私、友人といる私、みたいなモードの使い分け、誰でもしてる筈だよね。あるんだな。

20日の通し稽古では、土曜に言えてた台詞がめためた。
緊張感のあるシーンで台詞が出なくてご迷惑をおかけしたのでお詫びにいったところ、相手役さんは逆に「まだ全然出来上がってはないけど、なぜかやりたい方向は一致してるのを感じますよね?」と言う。「(演技を)変えても、ちゃんとお互い合わせて進むというか・・・やりやすいですよね?」と。そうなのか。そういう風に考えたことなかったけど、これまで全くと言っていいほどお互いの解釈を話しあったりしたことがないのに、稽古中に「その解釈違くない?」と感じたことはないので、「やりたい方向は一致してる」と言えるだろう。芝居にも相性ってあるのかな? もっと単純に、その人とは考え方が似てるのかもしれない、とも思う。気が短そうなところとか(笑)。


脚本のなかの悲しいシーンのことを考えている(シーンのプランを考えている)と、ついつい悲しくなって、家でも前触れなしにぽろぽろと泣きだすので、家族に「どうしたの?」と心配をかける始末。
なんか今、沸点が早い。香坂さんの書く台詞が、どういう意地の張り方なのか理解できてきた気がするんだ。


とはいえ、シーンに出ている役者の温度が違うとおかしいので、「これは私が行きすぎてるだろうな、入れこみ過ぎだろうな、ちょっと落ち着こう」と思って抑え気味にして持って行ったところ、あちらが悲しみ一杯で来た。 前回の稽古は全く違う作り方だったので予想外だったけど、役としては、それだけ気持を掛けてくれるのは嬉しい。役者としても「そう来るなら、全開で当たってみてもいけるかも」と思う。
実際やってみたら芝居としての体裁がどうなっちゃうのか(どう見えるのか)わからないけども、やってみたい。限界突破するかな?
試してみることができそうというのは幸せなことだな。

そういえばその人とは同じ飲み物を買って来てたことが何回かあったんで、「相性いいんですかね」って軽口叩いたんだっけ。相手役さんだから、相性がいいに越したことはない。勘違いでもまあそう思っとこ。

第24戒逆慰問ライブ

新宿ツアー第一夜、無事終了しました。
今日はわずかな希望むなしく、ベース703号が懲罰房を出られず、やむなく三人編成でのライブとなりました。
「出られないかも」とは聞いていたけど、本当になるとは思ってなくて、全く三人編成用の準備をしてなかったのだけど・・・動揺せずに務めあげたふたりに拍手。なんとかなってよかった。でも、(本人もそういうだろうけど)ベースありで、『本当にあった怖い話』やりたかった。
『本当にあった怖い話』というのは、サビ前に入る長〜い語りの間、ヂルさんが舞踏するという、いわば、語りと舞踏のセッションの曲で、それを生演奏でやるというのはとっても贅沢な気分なのだ。
リハでリズム隊のふたりがいい具合に作ってくれたから、楽しみにしてたんだけどな。
でも、まずは、ひとりでがんばってくれた恋さん(ドラム)に感謝だね。


2008.5.22(木)新宿JAM「CENTRAL NIGHT vol.5」

w/重婚断絶間、センチメンタル出刃包丁、オシャレズ極東雙聲侵蝕劇場Rock Freeくろうさぎ

<曲目>
1、負け犬の辿る道
2、黒い教科書(新曲)
3、揺りかごから墓場まで
4、本当にあった怖い話


画像を取り出したら追加します。

今日は重婚さんが声を掛けてくれて参加したライブだった。
だからというわけではなく、重婚さんのライブ、かっこよかった。
どこか昭和歌謡の匂いがするロック。二枚目のような三枚目のような歌詞。
でもちょっとジュリー。そんな感じの男4人組。
ステージ衣装はムーディーでインチキ臭い(笑)のだけど、素の彼らもおしゃれでかっこいいのです。
褒めすぎか?
音源作ってるそうなので、楽しみ。覚えて口ずさみたい。
今日一曲目にやった、マサさんの前のバンド「拾参病棟」の曲も好みだった。(そのバンドをやってた頃「第十三号雑居房」という文字を見て、マサさんは「うちとかぶってるじゃねえか」と思ってたんだそうだ)
対バンするのが楽しみなバンドのひとつ。ぜひ次回はJAM備え付けのミラーボールを使ってください。


私は、6月公演の台詞を入れてるところだし、新曲の前振りの台詞なんてギリギリに出来たもんだから、「本当にあった怖い話」の長〜〜い語りも合わせて、直前のリハ前日ギリギリに確認して覚え直した。
つい先日、舞台とは別のところで、自分の癖である「詰めが甘いところ」を反省したばかりなので、「よしできた」と思ったところで「いや、ここで終わったらこれまでと一緒」と呟いて、そのあとしつこく数回確かめた。メイクしながらもおさらいした。そんな訳で、どちらも無事に言えました。
「黒い教科書」の台詞は、本を開いて読むポーズをしての語りなので、念のためと思ってアンチョコも挟んでおいた。万が一忘れたら見ようと。見ないでできたけどね。それにピンスポットを当ててくれたので、掲げた本のこちら側は完全に影になってて、見えなかったんだけどね(笑)。
あとで、中学生棺桶の、きむすめ葉蔵さんにご挨拶したら「黒い教科書にはなにか書いてあるんですか」と訊かれた。「白紙です」「そうですよね。見てなかったですもんね」とのことだった。


とりあえず次は25日。
JAMと近所みたい。

告知◎5/22木・25日 新宿でライブです。

稽古日だけど、前々から決まっていた予定なので、稽古をお休みしてライブです。
Bon Voyage!のみなさんごめんなさい。



このライブの後、雑居房は獄中にてミニアルバムのレコーディング、わたしは単独出向(6/12〜15「
Bon Voyage!」)もあり、8月までライブはございません。

22日は語りと舞踏のセッションの曲を生演奏で!
(しかし諸事情によりベースレスになる可能性あり。そうならないよう皆様も祈ってください)
新曲「黒い教科書」は両日ともやります。
お時間ありましたらぜひどちらか、応援にいらしてくださいませ。
新宿といえば・・・わたしが入って初めてのライブ『雑踏にまぎれて叫ぶ種子あり』も新宿でした。
昭和さんと母檸檬さんと3マンで、持ち時間も60分(笑)今考えれば贅沢な初ライブでした。
そんな思い出の新宿!
地下活動前の新宿!
たのしみです。


しのものがかり


●5/22(木) 「CENTRAL NIGHT Vol.5」
w/重婚、センチメンタル出刃包丁、断絶間、オシャレズ、極東雙聲侵蝕劇場Rock Free、くろうさぎ

open 18:00 / start 18:30(雑居房は2番目、19:05〜の予定)
予約 \1800 / 当日 \2000(いずれも1Drink別)

新宿JAM (http://jam.rinky.info/ )TEL.03-3232-8168
※JR新宿駅15分・丸ノ内線新宿三丁目駅10分・都営大江戸線東新宿駅3分

少女地獄


●5/25(日) 「裏窓presents」
w/裏窓、Zombie Lolita、組織暴力幼稚園、真世界おめこ倶楽部、SATAN SOUP

open 18:00 / start 18:30 (雑居房は3番目、19:40〜の予定)
予約 \1500 / 当日 \1800(いずれも1Drink別)

場所:新宿URGA (http://www.urga.net/)TEL.03-5287-3390
※JR新宿駅東口7分・西武新宿駅北口1分


第十三号雑居房サイト
http://www7a.biglobe.ne.jp/~zakkyo13/

BV立ち稽古

台風が過ぎ、頭痛も落ち着いて来ました。

演出補の松井さんがロケで2週間近く遠くに行ってしまうので、慌てて全シーンを立ち稽古。
みんなまだ台本持ってるんで、本息じゃあないけれど。
台詞入れる段階で想像してることができたりできなかったり、まだ共演者の出方がわからず探り合いな状況。
でも見てる側は、実際にその役の人が動いてしゃべってるだけで見えて来るものがある。


初日は、台本を覚えながら掴んだ(気がしてた)流れが、全然できなくって、穴があったら入りたい感じ。
これを踏まえてがんばろう。
「本心を語らないんだけど、ほの見える本心」って、出し加減が難しい。
本心を語る体当たりな役は得意なんだけどな。
というより、振り返るとそういう役ばかりだったんだと気付く。
そして自分自身も、どんどん言うように心がけてきたせいで、「おもての顔」ってものの作り方がわからなくなってるみたい。「弱みがちらりと見えるシーン」では出しすぎちゃうかもしれないな。

大後頭神経痛

ときどき出る。
気圧の変化とかストレスによって神経に影響があって出るものらしい。

http://www.kudohchiaki.com/minilecture/06
(「くどうちあき脳神経外科クリニック」より)
ここの説明がわかりやすかったので、貼っておく。

「明日から雨続きの週末らしいね」
という本格稽古突入の日、制作の磯村さんが「こういう日は昔痛めた足が痛む」と言い、わたしもこの気候は危ないなーと思ってたら案の定、出た。稽古開始で緊張してるのもあるんだろうけれど。
ビタミン飲んでも寝てもよくならないので、一年振りくらいにバファリン飲んだら、一応治まった。薬ってすごい。

「Bon Voyage!」稽古開始

本当は先月からスタートしていたのだけど、わたしのスケジュールが(昭和さん稽古と仕事で)合わず、今日が最初の参加で、出演者6人、演出2人、初めて全員集合の回となり、実質スタートの日となる。
半分以上は一度お顔を見ているのだが、「今日からひと月、このメンバーで突っ走るんだな」と改めて思う。


まずはひととおり、読み合わせ。
読み合わせって、座ってただ台詞を音読するだけなんだけど、スリル満点で好き。
なにしろ(今日なんか特にさっき渡された台本を)初見で、先もわからず読むわけで、物語の進展にもドキドキするし、相手役の出方や、役者さんの動向(台本から目を離して相手を見て話しかける人もいれば、台本をずっと目で追う人もいれば、動きまでしながらの人もいて、おもしろいのだ。わたしは(立ち稽古になったら、もうそういう機会は持てないから)音に集中したいので、台本からあまり目を離さないで読む。

脚本の香坂さんご指名での当て書きなので、ぱっと見たみなさんの印象と、役柄の感じはよく合ってた。一番よく知ってるとき緒さんも、「うーん、こういうこと言いそう!」って感じだった。去年の9月に出演した大崎けんじくんの脚本に出て来た実在のモデルありの役も「ああ、この人こういうこと言う!」って思ったっけ。脚本家って普段からよく観てるもんだな、と感心する。


そのあと質問タイム。
ある程度経験を積んでる役者さんはおしなべてそうだが、みなさん礼儀正しいし、はきはきしゃべるし、反応が早いし、気分のいい雰囲気。
稽古が楽しみになってきた。
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