Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

2008年10月

[鬼姫]チラシ写真撮影

廻天百眼『鬼姫』チラシ用写真撮影。
081025錫杖


Lindaさんのメイクは百眼サイトの写真を見ていたので、自分で出来ないショーっぽいメイクしてもらえるのかと楽しみで、潔くすっぴんで赴く。
石井さんとは話したことあるけれど、紅日さんとイベントでひとことふたこと話しただけで、あとのかたとは話したことがない。恐いひとたちかしらと思っていたけれどそんなことはなく(笑)、みなさん礼儀正しい若者だった。

制作の果無愚味さんは、制作やったことないので、といいながら水で洗わなくていいハンドソープ?消毒液?を用意してる気のききよう。
出演者だが今日はスタッフの桜井咲黒さんは、髪型とか服とかビジュアル系で恐そうだけど実は子犬のよう。
牛水里美さんは茶の髪が長くて超ストレートで前髪ぱっつん。かわいらしい。
大島朋恵さんはメイクする前とあととですごい変身っぷり。被写体として撮られ慣れてる感がすばらしい。
紅日毬子さんは完璧なおかっぱで、メイクする必要のないこぼれるほどの大きな目に赤いのを入れてすごいことに。
泰造さんはご自分でメイクも上手になさるので、Lindaさんと共同作業でメイクした様子。
で、運転してくれたのは、ずっと昔、手刀で対バンした「顔がない」のブチャラティさんだった。
まさかこんなところで再び会うとは。妙なご縁だ。

冒頭の写真は、吸血鬼のラスボスだというので、爪飾って、小道具の錫杖持ってみたところ。



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着物好み変遷メモ03

[素材]
ちょっと前まで銘仙がすごく気にいっててそればかり目についたけど、このごろ柔らかものを着たい気分。
縮緬より、綸子とか光沢のあるものが気になる。


[帯]
昔の染料のやさしい色の染め帯が欲しいと言った舌の根も乾かないうちに、刺繍帯が気になっている。
相当カジュアルな着物に合わせられる刺繍の帯があったらいいなあ。私の持ってる刺繍は衣装用だから、黒繻子に唐獅子とか龍とか牡丹とか。シンプルな着物に合わせて帯を主役にするようなの。
最近うちに来た生成りベースに茶の横縞の入ったシンプルな着物にも、でっかい市松の銘仙にも合うようなの。
ていうか、どっちもシンプルだから、余程ふざけた帯でもいける気がする。

砂々良 ふつうの日


081022品書砂々良。

今日は焼き魚がちゃくちゃくと売り切れ、品書きを裏返そうと思ったらなんだかとってもいい感じだったので、写真撮って来た(笑)
なんか、えぼ鯛らしい字じゃない?



081022鳥飼ボトル先日、Tさんの推薦で仕入れた「鳥飼(とりかい)」という球磨の米焼酎。
香りもフルーティーで、一口目の味わいも日本酒っぽい。たくさん製造してないらしく。ちょい高いお酒ですが、ラベルもかわいくて好き。


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tokimono13-2 銀座 wingと呑み

081019 髪型


森美術館を出て甘いドリンクを飲んで一息ついたら、すっかり日が暮れている。
あわてて銀座へ。

とき緒さんは、去年の秋に一度見た、彼女が「柿」と呼んでいるお母様から譲られた着物に、同じくお母様の紺地に蝶を染め抜いた帯。帯締は赤と紺の腹合わせで、結ぶと両方の色が出て、着物と帯との調和がわたし好み(wingで買ったそうだ)。帯揚は赤葡萄酒の色。

わたしはまだ着ていなかったお召(wingで購入)。アメット・メサジェがヴェネチア・ビエンナーレで金の獅子賞を受賞した作品があるというので、唐獅子帯。


wingに到着したら、ちょうど翼さんもいらした。
「真ん中の棚は3000円セール中だよ」とのことで、いろいろ引っ張りだしてみせてくれた。
いつも閉店間際まですいません。
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tokimono13-1 森美術館「アネット・メサジェ 〜聖と俗の使者たち〜」

(着物については「tokimono13-2 銀座」として別に書いてます。そちらはまだ途中。この記事は美術展の話のみです。)



081019メサジェ


とき緒さんが行きたいと言う美術展「アネット・メサジェ 〜聖と俗の使者たち〜」を見に六本木の森美術館へ。とき緒さんもわたしもしばらく忙しくて、会うのは、とき緒さんがEgoistic Salonの公演を見に来た時にお茶して以来だから・・・ひと月以上ぶり。

待ち合わせはいつもよりぐっと遅く、午後3時。コーディネイトも前日に決まっているので余裕のお仕度(もちろん着物)。時間があったので(笑)久々髪もまとめてかんざしを挿す。


池袋から六本木に向かいながら、チューニングするような感じで近況報告をする。共通の友人のこと、ここ最近の日常のこと、着物のことなど・・・

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祖父・祖母の布

081019


実家の引っ越し以来ほったらかしになっていた、倉庫の荷物の片付けをすることにした。
話せば長くなるので詳細は省くが、母の新居に入りきらなかった荷物を「一時的に預ける」つもりで運送屋さんの倉庫に預けて10年そのまんまにしていた・・・という次第。知らなかったんだけど、保管量も払っているそうなので(笑)早く片付けなきゃ。
そんなに放っていたものを急に母がやる気になったのは、どうやら私が着物を着始めたかららしい。

今日の目的は、「母の着物」。
礼装用の黒留袖と色無地とわたしの振袖一式は今の家にあるのだけど(お陰で衣装で使えた)、それ以外全部倉庫だと言う。何があるのか私は知らない。
運送屋さんに案内されて数年振りに倉庫に行って、荷物の山に呆れつつ、マスクをして探索を始める。
なにしろすぐ引き取るつもりだったから、どうでもいいものと、使えるものとが交じってるのだ。
普段着の洋服、書類、食器など・・・物置に入れっぱなしで必要なくなるパターンのものたちがほとんどなのだけど、母は昔の人なので、壊れないうちはもったいなくて捨てられない。その性分を受け継いで私も相当捨てられないと思うけれど、わたしの10倍は捨てられない。ダンボール一箱まるまるタオルだったのには呆れた(笑)。
母は和裁も洋裁もできる(型紙があれば、と本人談)からか、「つくりかけのスカートたくさん」箱もあったし、「余り布」という箱もあった(笑)。そういえば手芸が好きで、よく編み物や刺繍や小物作りしてたっけ。母の作った木目込み人形も数体、家にいる。その一体が縁で母は父と結婚したという噂(この話はいつか)。


結果から言うと、着物の箱はその日見つからなかった。
母は、しきりに「茶色い箱に入れて、紐をかけてないと思う」というが、上からかなり山を崩したが見つからないので、時間の関係で、もういちど平日に改めて来ることにして探索を切り上げたのだ。
お茶箱がふたつ出て来たときは、これだと思ったんだけどなー。どうでもいい洋服が入っていた(笑)。


でも、収穫はあった。
「かばん類」と書かれた箱から和装用バッグ。
「佳子(母の名)箪笥の上段」と書かれた箱から和小物。
そしてアルミの箱に、また余り布。これが着物の端切れだった。

中身をじっくり改めたいもの数箱を車で実家に持ち帰った。もちろん余り布の箱も。
母はそれを持ち帰ると言ったとき、不思議そうな顔してたけど、わたしには宝箱に見えたよ。

アルミ箱には、祖母が解き洗いした布や、洗い張り屋さんに出した布などがぎっしり入っていた。
取り出すたび母が「それは私の訪問着の余り布」とか「その銘仙は羽織の生地ね」とか応える。
ちりめんの渋いあまり布、帯揚げにいいなーと思って見ていたら「それはおじいちゃんの羽裏」と母。
箱ぜんぶひっくり返して見たかったけど、箱はでかく、母がもうごはんを食べようというので途中でやめて、その布だけもらってきた。
襦袢地らしき龍の絵の布もあった。襦袢にしてもいいけど、あれ、帯にできないかなぁ。続きを読む

『罠』(サンシャイン劇場)

サンシャイン劇場 開場30周年記念公演のひとつである、ロベール・トマの『罠』を観劇。

081004罠

サンシャインが実は明日(10/5)で30周年なんだそうだで、いまシティをあげてお祝いムード。
サンシャイン劇場は4ヶ月の改装期間を経て、大人な雰囲気の劇場に生まれ変わっていた。ロビーも、休憩時間に気軽にお茶ができるよう、以前は出て別の入口だったカフェとのアクセスが便利になっていて、いい感じ。

出演は池畑慎之介さん、川泳秬い気鵝⊂縻蟾栄Г気鵝宮川浩さん、田口守さん、杜けあきさんの6人。
おもしろかった!
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砂々良いい日

今日の砂々良は、常連のTさんが30年以上ぶりに大学の同級生と再会すると聞いていたので、なんとなく盛り上げようと着物で出勤。
行ったら団体さんの予約が入っていて、賄いの冷や奴を一口食べたっきり働く(笑)
団体さんはここ数ケ月よく来てくれてる会社のかたで、「まりちゃんどうして今日着物なの?」とみなさんから訊かれる。答えが難しいので「気分です」と答える。「ママがよく着物着てたんで、わたしとユキちゃんも時々、ママの着物で出るんですよ」と。もちろんこのかたたちはママに会った事がないのだけれど。続きを読む

ブログ・ハロウィン仕様

ブログデザインをハロウィン仕様に。
いまここに載せても合わせ鏡みたいで気持ち悪い感じになりそうだけど、今月一杯しか使えないだろうから、記念に画像を載せておくのだ。

コウモリもネコも、超わたし好み。ああしあわせ(^-^)


081001ハロウィン仕様


次☞9/25 昭和精吾事務所BAR■ご依頼☞showaseigo14@gmail.com■昭和精吾事務所代表。語り歌う女優。脚本・演出。寺山修司・岸田理生作品上演。実写妖怪モデル。麻人楽。ヒューマンアカデミー演技講師■客演☞廻天百眼、SAI、青蛾館、田園に死す三沢篇■協力☞FOXPILL CULT
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