Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

2012年09月

【記録】即興サントラ朗読ユニット・ふじみやたくとこもだまり

vol.01 ふじみやたくとこもだまり
2012.09.16(sun) 新宿OREBAKO[※UM-アム-8周年「8日目の雨」]
「千のイチョウ」
text:横田創「千のイチョウ」/構成:こもだまり

vol.02 ふじみやたくとこもだまりとくらがきよしひろ
[ゲスト:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
2013.03.23(sat) Shibuya Last Waltz
「卒塔婆小町 -火-」
text:三島由紀夫「卒塔婆小町」/構成:こもだまり

vol.03 藤宮拓斗倉垣吉宏×ふじみやたくとこもだまり×FUJIMIYandTETRA。
[ゲスト:倉垣吉宏+TETRA。]
2013.07.15[月/海]神楽坂EXPLOSION
「ABE-KOUBOU≠安部公房」
text:安部公房「カンガルーノート」/構成:倉垣吉宏

vol.04 ジミー藤宮とこもだまりと倉垣吉宏と
[ゲスト:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
2013.10.05(sat)  神楽坂EXPLOSION
「短歌零年」
text:横田創「短歌零年」/構成:こもだまり

vol.05 ふじみやたけるとこもだまり
[ゲスト:八木岳(劇団アニマル王子)
2014.03.31(mon) 岩本町Eggman-tokyo-east[舞台芸術創造機関SAI「第二次331大決戦総SALE!!!」]
「卒塔婆小町 -花-」
text:三島由紀夫「卒塔婆小町」/構成:こもだまり

vol.06 ふじみやたくとこもだまりとおおつかしょーご
[ゲスト:大塚尚吾]
2014.05.05(祝)  高円寺無力無善寺
「猫の恋」
text:横田創「猫の恋」/構成:こもだまり

vol.07 たくとまりと拓斗吉宏の怪談
[ゲスト:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
2014.08.14(sat)  神楽坂EXPLOSION
「綾の鼓」
text:三島由紀夫「綾の鼓」/構成:こもだまり

vol.08 ふじみやたくとこもだまりとしょーまちゃん
[ゲスト:翔馬(マーブル)
2014.10.05(sun) 経堂Antique Studio Minoru
「星の王子さま」
text:サン=テグジュペリ「星の王子さま」/構成:こもだまり

vol.09 ふじみやたくとこもだまりとおおしまともえの鬼姫
[ゲスト:大島朋恵(りくろあれ)
2014.11.02(sun) 大塚Heart+[※UM結成10周年記念イベント「10日目の雨」]
「鬼姫 抄 -約束の血-」
原作text:石井飛鳥「鬼姫」(虚飾集団廻天百眼)/参考text:ゆきや「鬼姫」二次創作/構成・加筆:こもだまり

vol.10 ふじみやたくとこもだまりと藤宮拓斗倉垣吉宏の紅黒ちゃん物語
[ゲスト:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)+α]
2014.12.31(水/晦)神楽坂EXPLOSION[神楽坂EXP×解散レコード共同主催カウントダウンイベント「小嶋ホーデン」]
「紅黒ちゃん物語」
text:原作・構成:こもだまり

vol.11 ふじみやたくとこもだまりと藤宮拓斗倉垣吉宏「春と月」
[ゲスト:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)+α]
2015.2.7(土)吉祥寺曼荼羅[リンリ.初主催event「ヨルノミギミミ」]
text:脚本:こもだまり(原作:川上弘美「センセイの鞄」)
CM https://youtu.be/MmQFbtxi6uw


ふじみやたくとこもだまり http://takumari.kaisan.in/

12年前の日誌より

『月想』のことを書いてて思い出したので、ちらと当時の日誌を読んだら、今日の稽古に関連することがあったので、長いけれどまるっと引用しておく。
(2005年以降の日誌はここ、それ以前の日誌はホームページサイドバーの古い日誌:索引から飛べます)
「敗者には何もやるな」というのは、カフェのオーナーであるクミコが深夜、一人で片付けしているとこころに、ずっと年上の恋人チャックがやってきてふたりきりで会話している、そんな20分ほどのシーンの、稽古。

8月10日(木)の「敗者には何もやるな」の稽古
2000/08/12 こもだまり記

参加者=こもだまり イッキ
サシでの稽古は3回目。イッキさんは「ふたりだとなんか照れるよね」と言う。なのでなんだかんだ話して変な緊張をほぐしてからテイクに入る。
今日は3テイクした。

2テイク目で新しい発見があった。ベットと高速道路とどっちが危険かという話題の時、クミコとチャックの力関係がいったりきたりしてる感じが初めてして、「ああ、こういうことだったんだね」と話した。
初めて、というのは、「そうだと思っていたけどできなかった」のではなく、初演の稽古の時から今日まで気付かないでいたけれど、今日ふとそうなって、しっくりきた、という意味。
戯曲の、なんてことないさりげない、さらっと流れてしまいがちな部分にこそ(神村くん流に言えば)「まだ宝物は隠れてるはず」なのだ。

テイクのあと、感触を言語化することを今回の稽古場では大事にしている。自分に何が起きてたか、相手に何が起きてたか、ひいてはここで何が起きてたかを、振り返って言葉にする。「それぞれの身体が実験場だ」と八尾さんが言ったとおり、誰かがそのテイクでしたことはその人個人のものではなく、その場にいる全ての人のものなのだ。だから、感触を口にしないことは言ってみれば「ひとりじめ」な訳で、ルール違反だ。だから変な作業ではあるけれど、今やっててどんなことを感じたかをあとからみんなで話す。
「へえー、そんな風に感じたんだ」と思うこともあるし「私もそう思ってた!」「そういう風に思ってるように見えてた!」「こういう風に見えたよ」と、反応されたりする。それを聞いてまた戯曲をさらに味わえるようになったりする。
演劇を見る/することは読書にとてもよく似ている、というより、読書そのものだと最近思う。ひとりでする読書ではなくて、他者の身体まで使ってする贅沢な読書。みんなの身体を実験場にして読書すると、文字として読むだけでは気付かなかった宝物が発掘されたりする。というより、そうやって読書するのが一番読める、という人を「演劇人」と私は呼びたい。
稽古場に来る前にするひとりの読書ももちろんある。役者それぞれが読み込んでいるかどうかはテイクをすると正直に出てしまう。逆にちゃんと理解していれば本当に自然に、役のその人として言葉を発しているように見える。
かといって正解が一個あるのではないので、一度いい感じの時があったからっていつも同じようにそのセリフを言ったらオカシイ、それは会話だから。共演者との戦いだったりセッションだから、相手や周りの環境がどうかによってそれはオートマチックに変わる、はずだ。それが「【Air/1999】(前回公演)はライブだ!」と明言してやりたかったど真ん中のことで、今回ももちろんその延長線上にある。

イッキさんのあるセリフの言い方が、マイナーコードからメジャーコードに大きく変化してきた所があったのでつっこんだら、やっぱりそれを言うときの感触が最初のころと違ってきてるのだそうだ。「クミコがその前に言ってることをよーく聞いてたら、いとおしい気持ちになって、そのセリフを言うときにはやる気が湧いてきてるんだよね、最近」なのだそうだ。
ふたりのシーンなんて分かりやすいけれど、相手に「ここはこういう風にやってほしい」「こういうのはどう?」とテイクのあとに僭越ながらだけれど口にすることがある。それは決してダメ出しなんてものではなくて、「私の読書ではこういう風に読めてるんだけど、これどう?」という共同作業の一貫としての提案。相手役に対しての「こういう人であってほしい」という祈りのようなものを口にすることなのだ。普段の生活ではそこまでいちいちつっつかないものかもしれないけど、日常生活でこの演劇の稽古のようにつっついたとしたら、とても濃密な関係だろうと想像できる。稽古場で役者達はそのくらい濃密に関係しているということか。

少女椿2012◎稽古するとお腹がすく

「そろそろ書きます」と言ったまま時が経ちがち、「そろそろ詐欺」の こもだまりです。
稽古がお休み期間なのをいいことに、普段読めないタイプの本(マニュアル系の学習本とかエッセイとか)読んでたせいか、頭が日誌書くモードに切り替えづらい。通常はひとりの小説家の作品を続けて読むので、読んでるナラティブが安定してて、そのリズムに乗ってなのかぺらぺらと打つのだけど、いろんな形態の文章を読んでると、頭がごちゃごちゃして来る、のかな?

言い訳はさておき、稽古の話。
ショーの比重が高い作品なので、前回の演出が型としてそのまま生かされる場面も多い。殺陣とか歌のシーンでの動きとか。
ニューフェイスの内海尚登(うちみなおと)くんは俳優未経験とのことだが、稽古初日にして殺陣の手を覚えちゃった。映像資料があるとはいえすごい。「本人曰くバスケやってたせいかな、だそうです」(紅夜証言)。


稽古3回めにして昼夜通しの8時間稽古、夕方にごはん休憩を挟んだので買物に出た雑司が谷霊園付近で遭遇した植木鉢猫。

実はこの記事、書いてる途中で一度アプリが落ちて断念したのでそうtweetしたらこんなお返事をいただいたので紹介する。



永子さんちいいなぁ・・・。続きを読む

告知)9/16日 ふじみやたくとこもだまり(生演奏×朗読)@UM-アム-生誕祭

我らがfujimiya.tvの社長こと藤宮タク氏がリーダーを務めるバンド、UM-アム-が8回目のお誕生日を迎えます!

微力ながらお祝いに、藤宮さんの演奏とのコラボで朗読してきます。サブステージで10分ほどの作品ですが、「誕生に因んだもの」というリクエストに応えたテキストを押入れからひっぱり出してきました。

出番は18時台の予定。
ほかにもたくさんのUM-アム-周りの人々が集うお誕生会なので、お時間ありましたらみなさんもお祝いに駆けつけてくださいませ。


※そしてこの日9/16は、いまお稽古中の廻天百眼『少女椿』のチケット発売日でもあります。
物販ブースにはfujimiya.tvの曲も収録された2011年版のサントラもありますので、そちらもチェックしてくださいねー!



▼イベント詳細

UM結成8周年記念イベント 
「8日目の雨」 

2012.09.16(sun) 
@新宿OREBAKO 
open_16:15 / start_16:30 
adv_羊2,300(+1d) / day_羊2,800(+1d) 

main stage_アネモネ|UM-アム-|9999 DEVELOPER(新潟)|空想革命|The Vio|TAFUCA(札幌)|玉虫ナヲキ
sub stage_アムアコfeat.midori|スズキタケオ|地に潜むもの(from燭台(怪)/見たら死ぬ)|東京秘密ラジオ|ふじみやたくとこもだまり|ラディ・M(from Sredni Vashtar)|Re;kai×蜻蛉+きくらげ(from燭台(怪))

※会場内禁煙 
※再入場可 

UM-アム- http://umum.nu
解散レコード http://kaisan.in
続きを読む

少女椿2012◎稽古開始


さっそく稽古が始まった。
初演からちょうど一年後の再演。
去年の相棒、アオダイショウの陀羅尼(だらに)は鬼籍に入ったので、うちの子が稽古場に召還されている(写真は稽古初日の演出席で新しいチラシと、石井さんの煙草と演出ノートと並ぶ陀羅尼1号こと「ふかふか陀羅尼」←ソワレちゃん命名)。

さて、『少女椿』再演。
『鬼姫』も再演だったけど、初演と同じ役だけを演じた俳優は少なかった(常川さん、弥生ちゃん、わたし)り、脚本もかなり刷新されたのでわりとフレッシュな気持ちで作った舞台になった。

今回はなんというか、まだ身体が去年のことを思いのほか記憶していて、戸惑っている。初演参加組はみんなそうみたい。
石井さんも「作ったはずの演出またつけてるのが何か違和感」と言ってた。
そう、稽古して本番やってできるようになったはずのことを、頭では思い出すのに実際には思い描く通りには出来ないというもどかしさ!
ダンスとか殺陣の振付思いつかなくて考えながら眠っちゃって、夢の中で完成して、目が覚めて「あれ夢の中か…」って思うことあるんだけどそんな感じ(笑)

こないだ上映会で映像見て、記憶が鮮明になったせいもあると思う。二度目のみんなも一年の間に変わってるはずだし、最終的には去年と同じもので収まらないとは思うけど、今はみんなが去年の『少女椿』に捉われてるみたいだ(映像で見たであろう、初参加の面々も含めて)。
はやく「いま」「ここで」「この人と」だから、って稽古にしたいな。


そうはいいつつも、既に初参加組の皆さんのおかげもあって、新しい空気が入って来ている。
おもしろくなりそうな予感。
次☞9/25 昭和精吾事務所BAR■ご依頼☞showaseigo14@gmail.com■昭和精吾事務所代表。語り歌う女優。脚本・演出。寺山修司・岸田理生作品上演。実写妖怪モデル。麻人楽。ヒューマンアカデミー演技講師■客演☞廻天百眼、SAI、青蛾館、田園に死す三沢篇■協力☞FOXPILL CULT
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