朝8畤の電車に乗って、8畤36分のバスに乗る予定だったのに、起きたら稽古は既に始まっていた!起きて時計を見て、夢じゃないかと思って、もう一回みて、汗がどーーーーっと吹きだしてきたのなんて、学生の時以来じゃないかしら。

稽古中の筈なのでイッキさんにメールを送る。今から出ても今日は昼から会社に行くことになっていて、ちょっとの時間しかいられない。どうしよう?と言ったら、「ぷぷぷ。ちょっとでもいいから来ればって昭和さん言ってるよ」とのことなので、急いで行く。
いくら照明は、今日の稽古場でできることは打ちあわせだけで、現場に入らないとほとんどの作業はできないとはいえ・・・
稽古場に着くとふたりが構成の話をしていたので途中から参加する。
「『李庚順』のあと、暗転して、『スーパーマン』、『自殺考』でしょ、で暗転して『一白水星』な」
はい、はい、と構成をメモしていく。「『一白水星』はスライドですよね」「そうそう、いつもと一緒」「ここで『犬神』の姑と月雄の会話のところやるから、台本みてもいいからその前の長台詞のところ、俺がお面かぶってる間にしゃべってて」「月雄役は初めてですねー」などと恙なく終わりまで行ったところで煙草休憩。
その間に自分の台本を構成通りにする。
帰ってきた昭和さんが開口一番「で、イッキとこもだのつなぎのところはどうする?」という。イッキとこもだのつなぎ?ってなんだ?
「あれ、まりちゃん、『自殺考』はまりちゃんだよ、知らなかったの?」とイッキさん。
「えええー?!」と大きな声を出してしまうくらいびっくりした。だいぶ前の電話で昭和さんが「月雄の長台詞はやらせるかもしれないから」と言われていたので(しかもその時から影マイクだとわかっていたので)驚かなかったが、まさか『日本自殺考』をやることになるとは思わなかった。これまで清水さん、小百合さん、昭和さん、高野さんと四人の朗読を聞いてきて、稽古場でやったことはあったけど、舞台では今回が初めてということになる。
そして稽古は明日に。