とき緒さんの着物姿着物で観劇2

2005年05月22日

着物で初お出掛け

そろそろ舞台が近づいてきたので、着物で予定外の動きをすることにも慣れておかなくてはと機会を狙ってはいたのだが、天候や状況(着物を着ていくにふさわしくない、例えば会社であったり、バイクに乗る必要があったり、着替えることが分かっていたり)でなかなか実現できずにいた。今日は着物でアプラオスの「月天」を見に行く。
昨日スワちゃんの舞台を見に行くときも前にお勤めさえなければ着物で行きたかったけれど契約打ちあわせ用資料を作るので呼ばれたので、洋服で行った。うちの社長は私が舞台をやってることも容認してくれてる奇特なかたなので、どうしても今日着物でなくてはいけない理由のある日なら、着物で勤務していいですか、って言えば許してくれそうな気もするけれど(そんな理由ってなかなか思い当たらないが)。

前置きが長くなったが、土曜にがんばったおかげで今日は出勤しなくてよいことになり、高円寺の舞台を見に行くにあたり、昨日のとき緒さんから勇気を得て、着物でお出掛け計画を敢行するに至ったのだった。
演劇の現場だったら、最悪着崩れても着付けできる人ひとりくらいいて助けてくれるでしょう、と自らを励ましつつ。

午後になって着替えを開始。草履は(ライブでは履かない予定なので)まだ一足もない。実家にはあるかもしれないが、とにかく手元にあるのは千佳先生のくれた畳おもての下駄で、それは紬の袷に色味がぴったりなので、その組合わせは昨日の晩から決まっていた。あとは帯と帯揚げと帯締め。結構暖かい日なので、白い刺繍の名古屋帯と、紅白の帯締め。帯揚げは白地に淡いピンクのしかないので、着物と同系色のスカーフを使うことにした(初回から冒険?)。そもそも名古屋帯結び、大丈夫なのか?

着物初外出
ヤフオクでサイズの合う黒い着物6点セットを落としたので(これが私のオークション生活最高値の買物)、やっと自分サイズの長襦袢。でも肝心の長着は裄が短いので、袖がはみ出してしまう。どこかのサイトで仕入れた情報、「そういう時は襦袢の袖を輪ゴムで端折れ」を実行、見事に収まる。ああインターネットって偉大。
紬は生地に張りがあるので、初心者でも着付けしやすかった。きっと先生はそこまで考えて最初に紬を出してくれたんだろうな。

帯は家で何度か練習したので思いの外苦労せずにできた。一番苦心したのは帯揚げだった。スカーフだからいけないとかではなく、帯の間にうまく入れるのが難しかった。
着物を着るときに髪があると邪魔なので、かんざしでくるっと留めていた、そしたらやっぱりアップにしたくなって、簡単にまとめたらこれも案外うまくいったので、スプレーで固めて補強して、出発。

着物は上手に着られたので、足元(下駄で長時間)と髪形の方が心配。駅では電車に乗るときに他のかたが道を譲って下さったり、なんだか着物を着てると回りの人が親切。とき緒さんにそうメールしたら、「そうなの、着物だとみんな、気を使ってくれるみたいね!」とのこと。おもしろいな。そして乗客に秘かに観察されてる気配を感じるが、私もやることなので、構わないで本を読む。日曜だからか、着物のおばさま2人(暖かい日だからか、ふたりとも白い帯だったな)、アラブ系の民族衣装を二人(別の場所で)見かけた。民族衣装日和。

高円寺についたら雨が降りだしそうで、いやな感じだったので急いで劇場へ走る。劇場手前で髪がくずれた。道々かんざしを外して結局ダウンヘアで駆け込む。のを見ていた受付の知人が私だと気付いてちょっと驚いた顔をする。終演後に照明さんと演出家に対面したらふたりとも「やっぱりこもだか、あの着物のこもだだろうなと思っていたんだよ」と微笑む。私の着物姿を見たことがないので確信はなく確認したかったみたい。もの珍しくて気になるのかな? 客席にはほかに、出演者のお母様らしき和服の方もいた。

大楽だったので、劇団の人々はそのままバラシに突入、久しぶりに会えた蝶楼(ほんとはちょうろう、だけど私は「ちょろ」と呼んでいる)と二人で飲みに行く。彼女はアプラオスで共演した女優さんで、いまは和栗さんのWSに参加して舞踏をしている。私が和栗さんと共演したのはもうかれこれ10年近く前だから覚えてないと思うと言ったら「名前言ったら覚えてましたよ」とのことで、私の方がびっくり。18日に慶応義塾大学新入生歓迎記念公演をキャンパス内でやって、ちょろも出演するというので行くつもりが、その頃大事な用事が入って全てが終ってから思い出したのだった。慶応で踊るのは今年が最後だそうで、残念だ。
ちょろは、私を「こもさん」と呼んで慕ってくれてて、思い込みかもしれないが私と似ているところがいくつかあって、折に触れ思い出してはちょっと気になる人のひとり。今日ふたりで飲んで話してて共通項を再認識した。今は環境が安定してるみたいで、もともと美人なのだけど、表情が前に比べてとても穏やかになってて、いい感じだった。


あれ、着物の話から逸れている。写真撮るのを忘れたので、帰り道に鏡の前で証拠写真。

ちょろにも「着付け自分でできるんですか」って訊かれた。そうか、着付けって特殊技術なんだね。はやく袋帯まで到達しよう。

mari_air at 23:03│Comments(0)着物 | お出掛け

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