お年始 実家へ70年代ファッション

2006年01月11日

新生・第十三号雑居房 逆慰問ライブvol.3

a88d4193.jpg池袋・手刀(チョップ) 「111(イイイー!トリプルワン!)」
津波/SPANK/顔がない/第十三号雑居房/スウィング☆パァル/大門

2畤入り、3時半リハ、出番は8:15予定。
着物を着て小屋入りするか、迷う。
袷は重たいし、帯も固いめのにしたし、腰が痛くなるかも。
あっちで時間はたっぷりあるし、洋服でいくなら着付の時間、30分は家でのんびりできる。
・・・などと考えたけど、着付は落ち着かないところでするときれいに着られないので、着ていくことにした。帯だけメイク前にすることにして、半幅帯をして羽織着て向う。

リハはちょっと早まって3畤から。リズムマシーンの音の調整をしてもらったあと、1曲目から順に触りだけ(演劇でいうところの)ランスルー方式で20分ほど。
軽くごはんを食べて、帯を結び始めたら、SPANKのVO.のお嬢さんが「何かお手伝いしましょうか?」と声を掛けてくれる。「着付けできるんですか?」「自分では着ないんですけど、手伝ったことはあるんです」と言う。手伝ってはもらわなかったけど、ちょっと嬉しい。帯は砂々良のママので、銀の名古屋帯。開いてみたら、手の部分に柄がない。・・・どうなっているんだろう??お太鼓にするとての部分は見えるのに。仕方ないので、てを出さない結びにする。2年前の年末にダンスで痛めた左肩が寒さのせいか再発。後ろ手で帯を持ち上げるのがつらい。整体行こう。
もたもたしてる間に5畤。メイクを始める。ヂルさんはさすが手慣れたもんだ。私は白塗り歴が短いので時間がかかる。首にタオル巻いて、顔から耳から、首回り、腕など塗りまくる。気付くとリハでは全く白塗りな感じのしてなかったバンドさんが白塗りになってる!!白塗り3バンド。そういうイベントなのか?

メイクを終えて、付け爪をしようとしていたら本番が始まる。長い爪なので付けるのに不自由で苛々がつのり、結果、やめた。
津波さんは、ドラえもんギターでアフロでプロレスのパンツでハイソックスにブーツで、割烹着でノイズを出しながらサンプリングしてケーキを舞台上で作ってた(どんな人だかわかりますか?)。
客席から見て、自分が出演者なのを忘れて結構笑う。

SPANKさんはガールズバンドで、ファッションは逆毛を立てたりラメったメイクでロック。曲はHIGH and MIGHTY COLORっぽい。ダークな詞でデス声も出す(HandmのVO.男女二人分を一人でやってる計算になるか。しかもギターも弾きながら)。女の子だけで仲良さそうに合間合間でメンバー同士話すのがかわいい。あとで小屋のかたに質問したら、前回「対バンしたらおもしろそうな、負の匂いを出してる女性ボーカルのバンドがある」というのはここのことだったらしい。女の子でダークなのに甘えたひ弱さがなくてかっこいい。

顔がないさんは、ビジュアル系のソフト白塗りで、目の回りを黒でぼかす、私の技術ではまだできないメイクをしている。衣装もスーツで、ゴスロリの女の子のお客さんが来ていた。スクリーンに映像を映しながらの演奏。「今スクリーンの裏では熱演中。そっと覗いてもいいよ」って文字が出るのがキュート。リハでは吹いてしまった(笑)。
出番が次なので顔がないさんの間に楽屋で準備をしていたら、ヂルさんが「やばい」と呟く。「どうしました?」「リズムマシーンが壊れた。カードを認識しない」ヂルさんは石橋を叩いて渡るタイプなので、カードもマシーンもそれぞれスペアがある。それで試すが、それもダメ。思いつくかぎりの手を尽くすが、無情にも「カードエラー」としか出ない。リズムなしで(ギターのみで)できる曲も何曲かあるが、いま曲を変えるよりはリズムなしで通そう、と相談する。舞台上で繋いでみて、だめだったらそれで行こうと。曲順を振り返って、ドラムを叩きながら歌うことが可能かしばし考える。・・・無茶だろうな。素人のドラムを練習もなしに舞台に載せるよりは、リズムなしだな。

スクリーンが降りた舞台に出て、私はセッティングがないので(ヂルさんが座って弾く時はドラム用の椅子を持っていく係をしていたけど今回から立って弾くことになったので、それすらなくなり、まるでやることがない)手持ちぶさたで、ただ祈るのみ。祈りむなしく楽屋同様認識しないので、小屋のかたに「リズムなしで行きます」と言って覚悟を決める。果たしてどうなることやら?

予定ではMCなしで2曲やったあとバンド紹介だったけれど、最初に挨拶して、機材トラブルによりリズム(Dr.Ba.)なしでやるとお詫びして始める。

1.八つ墓村祭り!
2.少女地獄(寸劇あり)
3.葬春賦
4.昆虫記(語り)
5.終末期の赤い地球(暗黒舞踏あり)

3、4曲目はもとよりギターのみの曲なので、助かった。
あとは、やったことのない状態だったので、どうだったんだろう?

終って、客席でお客さまにお詫び。
なつみさんは「たいへんでしたねー!」と労ってさえくれる。申し訳ない。「もともとリズムのない曲が2つあったので」というと「葬春賦と昆虫記でしょう?そういう感じがした」とタイトル(MCで言った)まで把握している。たった今一度聞いただけのタイトルを覚えているなんて、すごい。ふたりで感動。
初めてみたとき緒さんは(体調によっては流血・惨殺とかの内容で気持悪くなったりする人なので)心配だったんだけど「思っていたよりドロドロな歌詞じゃなかったし(笑)初めてだからリズムがないのとか気にならなかったよ」と言ってくれる。客席が暗いので、トイレで話したついでに一緒に写真を撮る。「衣装も、最初は地味かなと思ったけど、見ているうちにだんだんよくなってきた」とのこと。
対バンさんもリハを聞いてるから全然違う状態なのは分かっているのだけど、「世界がちゃんとあるから。それに存在感があるから大丈夫でしたよ」と言ってくれたり。今日できる限りのことはしたかな、と思う。
メイクを落として客席に出て、ドリンクをいただく。ヂルさんも着替えて出てきていた。「俺は稽古してきた通りにやるので、トラブルがあると慌てちゃうんだよね」と言う。演劇は一回の舞台で5公演もやれば絶対どこかで練習通りにいかないことがあるので、そういうもんだよね、とそれほど驚かない。自分では全然動じてないと感じてたけど、あとでビデオみたら変なことしてるかもな(笑)。
紐と櫛の演出は、直前に思いついてやったけれど、どうだったかな?

スウィング☆パァルさんは女性のツインVO.でG・B、Dr.が男性のスリーピース。予想外の白塗りをした、エキセントリックなバンド。歌詞はよく聞くと怖いことをさらっと言ってて驚く。

大門さんはリハーサルをしなかったので本番で初めてみた。ものすごく生活の延長上でステージにあがって演奏してるスタイル。男性ばかりの3ピース。曲は変拍子だったり(拍がガンガン変わるとかそもそも5拍子とか)の複雑な曲なのに、三人がばっちり息が合ってて、音楽が好きなんだなと感じる、気持のいいバンドだった。楽器がものすごく身体に馴染んでて、いい。アンケートを配られたので、書いたらデモCDをくれた。

終って退出の時、小屋のかたに「トラブっちゃって100%のパフォーマンスができずすみませんでした」と謝ったが「ふたりでやってる緊張感が感じられて、あれはあれでよかったです」と言って下さる。次回からは最悪のことを考えて、CD-Rにも焼いてくることを今回のお陰でおもいついた。怪我の功名。

ありがたいことに、津波さんから3月のライブ、手刀さんから4月のライブ出演のお話があったので決めてくる。大門さんも地元のライブに呼んでくれるって言ってたな。どうなるかしら。
練習がんばろう。

メイクもちゃんと練習しようと思う。まだ何度か、白塗りすることが決まったから。




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