新宿コマにてミュージカル『WE WILL ROCK YOU』ふたたび。
東京公演最終日の前日で超満員!

序章で、荘厳な曲が流れるなか、このミュージカルの舞台背景が年表で示される。
2006年までは現実の出来事、そして未来のことへ(これは公式サイトでも発表されてることだから書くけれど)コンピューターに統制・支配される時代になり、子供たちの楽器所有が許可制になり、音楽を自由に作れなくなり、ロックは死んだ、という歴史。
もうそこで泣いちゃったんだけど(笑)いま書いててもちょっと思い出して泣きそうなんだけど(笑)

なんていうのかしら。切なくなる。

そのあとは「ボヘミアンと呼ばれる反逆分子たちが自由を求めて、ドリーマーと呼ばれる救世主を待っているる。人は再び自由を取り戻せるのか?」というごく単純なストーリーなんだけど、QUEENの曲を散りばめて進行していくので、いちいち盛り上がる。
音楽が始まると、手拍子はしたいし、オーケストラピットが舞台両脇に(見えるように)あるので演奏も見たいし、字幕も見たいし、ダンスも見たいし、歌ってる人もみたいしで忙しいったらない。ダンスを見ていると手拍子が狂うのでちょっと恥ずかしかったり。


QUEENは演劇の稽古や本番で使ったので、ほとんどの曲に馴染みがある。
ロック史を知っていたらもっと笑いどころがあるのだろうけど、そうでなくてもわかりやすいストーリーで、ラストに向かって盛り上がっていくので十分に乗っかって行けて、最後はそりゃあ(みんな書いてるけど)客席総立ちで一緒に歌うわけですよ。こぶしを振り上げて(笑)。

(ギターもアンプも、ブライアン・メイと同じものを使って)演奏もものすごく忠実に再現しているし、衣装もかわいいうえ、あんなに激しくダンスもできるという非常にうらやましい衣装だし、振付も(特にバックダンサーのが)おもしろかった・・・


大阪のかた、チャンスがあればぜひご覧ください。
わたしは大満足でした。

クリスマスムードのエントランスにて。
せっかくロックな格好(革短パンにブーツ)で行ったのに、首から下の写真撮らなかった!!