初顔合わせ。
A・P・B-Tokyoの最近の公演にでてらした方や、先日の劇団アプラオスに客演してた方がいて、こっちは一方的に見たことある状態。
お仕事の都合でいっぺんに揃わなかったので、初めてお会いする方には、いらっしゃるごとに近寄ってって「・・・で拝見しました」とか個別にご挨拶。みなさん礼儀正しいかたで、いい雰囲気。
久々の演劇の現場の空気。いい天気に恵まれてここも日当りがよい2階なのもあいまって、清々しい。
幸先のよいこと!

今日氷川神社にお参りしてきた、と主宰の浅野さんと、演出の高野さん。みんなに「何色がいい?」と開運厄除のお守り=勾玉をくださった。「怪我する人とかいないようにね」。さっそく携帯に追加。
自己紹介やシステム説明など一通りの手続きが済んだあと、各自メイク。
マスコミ用の公演宣材(イメージ写真)撮影をするのだ。
衣装さんから預かった衣装箱を開けて広げてみたら、すごい数のドレス、ドレス、ドレス・・・!
クリノリン(ドレスの骨。 http://ja.wikipedia.org/wiki/クリノリン 参照。うまくリンクが貼れませんです)まである。本格的。
女優陣は手早くメイクをすすめていく。ウィッグなど持参して、用意は万全。私も過去に使ったウィッグ持って行こうか悩んだのだけど、今の地毛の方が長かったので、そのままにした。
ドレスは高野さんが「まりちゃんこれね」と選んでくださったのを着る。持参したハイヒールとも色が合ってて、ついてるぞ。

のち、撮影場所に移動。窓がひとつ外れて、北風舞い込む某所にて、浅野さんの指示に従い、配置・ポーズを決定し、撮影。きれいなドレスの女の子たちに囲まれて(いや、自分も着ているのだけど)テンション上がる(笑)。寒いのでさらにテンション上がる。
「寒い撮影」といえば、「Airのダンス撮影」。真冬の野外の土の上で、裸足でノースリーブのワンピース着て踊ったあの日。寒くて歯の根が合わなくて、がちがち言うんだけど、もう通り過ぎちゃってみんなヤケにハイテンションだったっけ。あの時、カメラマンの山下さんはひとりダウンジャケットで(動けない分、寒かったかもしれないけど)羨ましかったな。
そんな連想で、カメラマンはモデルか寒くても寒くない・・・というイメージがあって、窓前に立って動かないで撮影してるカメラマンの(山本)淳さんが一番寒かったんだろうけど、その場では気付けなかった。ドレスにボリュームがあるので動きづらく配置替えに時間がかかった分、待ち時間も多かっただろうし。
淳さんごめんなさい。ほかスタッフのみなさんも、カイロくれたり、寒いなかあちこち走り回って・・・お疲れさまでした。
モデルの皆様も、寒くてもびしっとしてて、強力フラッシュにも瞬きもせず・・・すごかったです。私は超まぶしくて、泣きそうでした。撮った写真の半分くらい目を瞑ったんじゃないかと、激しく不安。

(上にリンクした「クリノリン」のwikiの説明によると、かさばる故になにかに引っ掛けたり、ストーブから火が燃え移ったりという事故が絶えなかったらしい。その危険はたっぷり体感しましたが、事故がなくてなにより。勾玉に守られてたのかも!)


普段なら勝手に(並んだドレスやら、メイク中写真やら)撮りまくるけれど、なにせ人様の現場で、しかも初回なのでどの程度公表してよいものかわからず・・・こっそり撮った自分の写真だけアップします(笑)。