2007年03月29日

自由学園 明日館・とき緒さんと着物6




去年と同じく、今しか着られない桜の着物で花見に行こう、という企画。
(2006.3.25のお花見の記事はこちら)

開花予想に合わせて先週、千駄木行きを予定していたが、私が咳が止まらず状態がよくなかったので謝って延期してもらった。とき緒さんは「桜は待ってくれるよ!」と言った。
待ってくれるだろうか? 本当に申し訳ない気持だったけれど、結果的にはちょうど見頃の時期に当たった。ついてた!
その一週間の間に、近藤ようこさんの「あしたも着物日和」を読んだら、自由学園明日館(みょうにちかん)のことが載っていた。
「七緒」の記事で写真を見たのを思い出す。雰囲気のある建物だな、機会があったら行きたいな、と思ったのはここだったのか。

まり「自由学園って自由が丘にあるやつ? 自由が丘だったら『しまうまカフェ』にも行きたいし・・・」
検索したところ、明日館は池袋駅西口だった。わたしもとき緒さんも出やすい場所。さらに乗り気になって、早速メールしたところ・・・

とき緒「すごい偶然! 私も自由学園、桜見とかやってるから誘おうと思ってたの!!! だから、決まりで結構です!」

・・・わたしもびっくり興奮。こういうのってもう、行く前からこの日の楽しいことを約束されてる気分。

桜の季節だけ、昼間の庭にお弁当を持ち込んでもよいことになっており、昼も夜も、ドリンク+おやつのお花見セットというコースもある。
最近家族にお弁当を作っているから、昼からでもいいかなと思ったけど、お弁当箱(ミスドを締切前数日食べ続けてなんとか貰ったポン・デ・ライオンの)はひとつしかないし、芝生でお弁当じゃ、着物を汚す確信もあるので、18時〜の、アルコールとチーズスティックの時間帯に合わせてその頃待ち合わせる。


うす桃色の小紋と迷ったが、去年とほぼ同じ組み合わせ。半襟だけ、色柄に替えた。
去年も帯揚げにした鮫小紋模様の布は、半襟分も取ってあったので今年は、帯揚と半襟が共布。
帯は繻子で落ちやすいので、ヘアピンをお太鼓の下に挿してブロック。

とき緒さんも「去年と同じにしました」とのこと。
駅から現地に向かいながら、「同じ着物だから余計に、一年経ったって感じがするね」と話す。
こうやって一年前と同じに、一緒にお花見ができるのはしあわせなことだね。
池袋からちょっと歩いた場所なのに静かな住宅街で、八重の椿が咲いていたり、行く道々から既に楽しい。
おうちの向こうに、ライトアップされた桜が見えると「あれがそうです」と教えてくれる。
んー−、なんかいい感じ!

明日館の入口に辿り着くと、たくさんの人が桜を愛でている。
それよりなにより、建物と夜桜のマッチングが予想以上の美しさで、入場前から写真を撮りまくるふたりだった。
この建物は(公式サイトには詳しく書いてあるが)1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎としてフランク・ロイド・ライトが設計したもので、重要文化財に指定された(現存する建物は、平成になってから保存のため修理工事および新築したもの)。夜のライトアップされた建物とお庭もきれいだったけど、昼間の太陽を浴びたここもきっと素敵だろうな。学校として設計されたせいなのか、建物が、こちらを包み込むように両手を広げているように感じられる。


r>昔学校として使われていた頃の映像や、再建築の様子などが映像化されて、向かって左手の部屋で上映されているのを見たり、コース順に教室や食堂を見学して、お酒とチーズを買って、(たぶんこの時期だけ)オープンカフェみたいに机と椅子の置いてあるお庭でお花見しつつ、おはなし。
着物のこと、稽古のこと、本のこと、美容のこと、などなど・・・


やっぱりお花見はいいなぁ。桜の花もきれいだけど、緑の春のこれから生長していく植物の生々しい息吹を感じる。元気を分けてもらえる気がする。




これは帰り道、向かいの建物に映っていた桜の影絵。

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mari_air at 23:11│Comments(0)TrackBack(0)着物 | お出掛け

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