年末に予告した通り、Sさんにもらった白狐守を追加して、わたしの携帯にはいま、赤い熊と白い狐がついている。


時間がギリギリになのでバイクで行こうかと思ったけど、ここんとこブレーキの調子がいまいちなので、修理するまでは乗るの我慢しよう、ってことで、新宿経由で砂々良へ向かう。

大江戸線のりかえで、いつも通る京王改札じゃなく、大江戸線側の改札を入った所で、逆に改札を出ようとする着物姿の男のかた。なんとなく目で追ったところ・・・
「Sさん!」
あちらもびっくりして振り向く。そりゃそうだ、わたしだってまさかと思ったもん。しかもわたし時間ないからまだノーメイクだし、普通なら声掛けないかもだけど、あんまりなタイミングだからつい呼びかけちゃったよ。あちらは今日六本木あたりに用事があっての帰り道だそう。
わたしも普段ならここを通らないのに、なんとなく今日はこっちに来たんだよね。
お借りしたアレも狐がらみのお仕事でだし、やっぱり白狐さんがなんかしてるのか?
19の時に初めてやった写真モデルも「お稲荷さんの狐が女の子に化けておしゃれして原宿の街を歩く」という設定で、狐にはどうも縁があるのだ。
080125 S氏お時間があるという彼をそのまま拉致して砂々良へ。
Sさんはお誂えのアンサンブルの着物に蛇革の黒帯、マフラーも毛皮だし、バックも毛皮だし・・・すごい格好で仕事絡みのお出かけしてきたんですね(笑)
写真は拉致現場、大江戸線新宿駅の改札手前。



利き酒士の資格があるとか、はだしのゲンを見ろとか、先日の町田の続きの話をしながら、Nさんのお土産の泡盛(久米島の久米仙)のお裾分けをいただく。
この日は「飲む前に飲む!」系のものをお客様に勧められて事前に飲んでいたので、泡盛飲んでも全く酔わなかった。ウコンパワー恐るべし。
久米仙は仙人なんだけど、空から見た美人に会いに、下界に降りて来てしまったんだそうだ(S氏談)。


もろもろの返礼で、飲み代は私持ちにさせていただいた。Sさんは固辞していたけど、「でないと、あれ返しません」と脅して(笑)うんと言わせた。お返しできてよかった。
狐さんありがとう。

撮影の成果は、来月か、さ来月あたりに。