2008年1月現在の、自分の着物の好みの変遷とか、覚え書き。

[帯]
2005年、名古屋帯を習ったばかりの時、半幅は昔から自分で結べたのでありがたみがなく、お太鼓がかっこいいと思ってそれ一辺倒。

2007年、アンティークの縁のあとは、着慣れた風の銀座結びや、半幅の変わり結びを多用(着慣れた風を装いたい)。

型通りじゃなく。適当にアレンジしたりもする。
ライブで唄いながら脱ぐために、名古屋帯を片流し風に結んだ。ふとなんでもいいんじゃん、と思った。それ以降カタく考えるのをやめた。
型通りやるものは、精度を上げたい。


[アンティーク]
アンティークが一時妙に流行った数年前は、「アンティーク=原宿ガールたち(笑)がゴテゴテと」で、可憐な人はあまり見かけなかったのだけど、wing(アンティークのお店)に縁ができてからいろんなテイストの物をたくさん見られたので、よさがわかってきた。洋服の人と会う時には浮かないよう気をつける。アンティークづくし、というコーデでお出かけする機会も予算もないけれど、部分的に、ポイントとしてうまく使えたらすてきかと。


[生地]
2005年、着始めは綸子とか、光沢のある生地が着たくなった(成人式の印象から立派な着物と思ったんでしょう)が、紬の着付けしやすいのが気に入って、紬とウール好みの時期に突入。その頃には逆に、光沢のある生地は「いかにも和装です」って感じが恥ずかしくて着たくなかった。着てもちりめんとかお召しとか、渋めの。

2007年、アンティーク着物との縁で、やわらかものの良さを学ぶ。手触りとか、女性らしいフォルムの出方とか、古典柄や色味が絵として美しいなと思う。

きれいなアンティークは高価なので、周辺から入る。辿り着いたのは銘仙。現代ものにない色柄を楽しめ、着付けやすく、やわらかものに比べるとやさしい価格設定。

「どういうのが好きなの?」と翼さんに質問されるも、自分でもよくわからなくなっていた。
錦紗のターコイズ地に紅型調の小紋に一目惚れして誕生日に買ってもらう。
錦紗はちりめんの一種なので、光沢のある生地ほどの派手にもならず、やらかく、柄も多種多様なので、理想的かも。

着付けが安定してきたので、TPOやらやる気次第でなんでも。やわらかものも恐るるに足らず。気合いが入らない日はウールで(単衣で着易いから)。


[羽織]
先生からいただいた赤い羽織は、さすがになんにでも合わせ易い。
ウールの羽織も持っていたので、二着で乗り切る。羽織紐はブレスレットで代用。

2007年、アンティークのご縁で長羽織に憧れる。
マイブームが矢絣だったので羽織紐は矢絣を色違いでふたつ購入。
いまだに珊瑚や宝石の羽織紐には興味がない。


[帯締]
幸い砂々良に、たーくさん(しかもちゃんとしたものが)あるので、全く困っていない。
アンティークに触れたわりに丸ぐけには興味が沸かないが、ライブ衣装用に白と黒の礼装用は購入(1000円以下だった)。初めて買った帯締めは、2005年夏にかった茶の夏物。



[半襟]
つい最近まで「顔うつりがいい」信仰で白一辺倒。色半襟も持っていたけど、使いこなせず。

2007年、アンティークとの縁で、かわいい端切れが気になる。砂々良のママのや、プレゼントでもらった端切れで組み合わせを試す。柄×柄ができない固定観念が崩れ始める。

色柄半襟のコーディネイトが楽しくなってきた。
(着物と帯だけでも大変なのに、帯締・帯揚・半襟に色柄を使うと組み合わせは無限になる)
半襟を出す着方を続けてたら、普通の白衿の時のだし加減がわからなくなったてきた・・。


[着付け]
モノによって裾の長さは変えるものだが、長めが好みで、紬でもなんでも、見て変でなければかかとギリで。
ウエストベルト(ゴム)を使用。
2007年、wingで着付けてもらって、おはしょりが数センチしか取れなくても着られることが判明。それどころか対丈でも違和感がないことを知る。自分ではまだ対丈にはチャレンジしていないが・・・通常のお端折りをとる着方で身丈は身長分(160センチ)と言われるが、みせかけお端折ならマイナス15センチ(145センチ)でも可。その場合、ゴムベルトより腰紐のほうが薄くてよい気がする。これはひとそれぞれらしい。対丈なら、着丈が135くらいだと思うので、マイナス20センチ(140センチ)くらいでも、いけるのかな?
腕が無駄に長いので、裄が足りないなーと言っていたら翼さんいわく「裄からは解放されなきゃダメ」。おそらく原宿ガールの袖や裾のつんつるてんな光景が頭に残っていたのだろう。当時は「着たい」が先行して我流に着ていた子が多かったので、「着物の着姿として美しく見えるように」という方向に進まなかったのかもしんれない。どこかの民族衣装を取り入れました、ってのと似た感覚だったのかも。
正装じゃなければ、肘を伸ばしきらないとか、袖口にレースつけるとか加工することで、裄が足りなくても下品にならない方法はあると思えば、ちょっとは解放されるか?


[覚え書き]
・帯の補正は結んだあと背中のへっこみあたりにタオルをつっこだら、安定した。襦袢段階でタオル当てて補正するよりこっちのほうがいいかも?
・帯揚・帯締の変わり結びは、普段にも使える。
・根付けの板はギターのピックとかで代用できるらしい。
・着付けで、帯締は前上がり、腰紐は前下がりにすると安定するらしい。


[髪型]
2005年、着始めは固定観念で髪をアップにしなくてはいけないと思っていたが、ヘアメイク技術がない。

だんだん洋服と区別する必要がない気がしてくる。
ストレートでダウンスタイルにして、クラシックなお嬢さん風や、一部を結んでかんざしや花などで和のイメージにする。

2007年、花飾りを耳後ろにつける大正風の髪型に憧れる。どうもうまくできないのだが。
ヘアアイロンにより巻髪アレンジも少し導入。


[自作・メンテ]
爪革にファー付けるとか、雨草履にラインストーン付けたり加工してた人がいた。
小物を自分で作れたら楽しいだろうな。
半襟つけをするので、針を持つのは日常に近づいて、縫い物が苦じゃなくなってきたが、そこどまり。
うそつき襦袢、替え袖なんか直線なんだからミシンさえあればすぐかしら。
もうちょっと大変だけど、爪革、帯もミシンで作れるらしい。
和裁を勉強して、おばあちゃんになるまでには自分で、せめてお直しくらいできるようになろう。
幸田文が自分で帯に刺繍をしたとか、着物に絵を描いたとか、娘さんの本に書いてあった。そこまで行けたら楽しそうだ。組紐を覚えて帯締め作ろうかと思ったけど、力加減とか均等にできる自信がないので、母にやってほしいと、簡単なキットを買い与えたが、どうも乗って来ない(笑)