2/20はママ所縁のお客様が集まって、ママの誕生日をお祝いしてくださる。

よくわたしたちは「マスターとママのお嬢さん?」と訊かれる。
ゆきちゃんはママに、わたしはマスターに似てると言われるので、訊かれたら「はい、隠し子です(笑)」と応えることにしている。ふたりにお子さんはいない。自称・娘たちは、毎年この日には、ママの着物で砂々良にいる。

「亡くなった人の誕生日を数えるのは,マスターが悲しい気持ちなるかもしれないから」・・・って心配してくださるお客様もいるし、ママの誕生日までは知らないお客様もいるし、この数年でママを知らないお客様もいるので、おおっぴらにはしない。ふたりで用意したお酒(今日はワイン)で、今日が何の日だか知ってていらしてるお客様とマスターとだけで、小さくお祝いの乾杯をして、思い出話をする・・・

ところが今日は(こんなの初めてだけど)みんなママの誕生日だと知ってるかたで、中にはママと同じく(そして長嶋茂雄さんとも同じく!)お誕生日のお客様もあり、みんなで、はばかる事なく乾杯をした。


ゆきちゃんは大島風の小紋に鮮やかな赤の半襟を大きく出して、粋な縞の半幅帯。
赤い柄足袋と矢絣模様のこれまた赤い草履でいつもながらかわいい。

080220ゆきまり


楽しかった。
ママお誕生日おめでとう!
いらしてくださったみなさんありがとう!


<2008.2.20の着物>
着物=蝶と麻の葉文様のウール(去年の5月に初めて着た)
帯 =つつじ色の名古屋帯(骨董市で、生まれて初めて自分で買った記念すべき帯!)
帯揚=(きもの日和で買った)帯まわりが寂しかったので変わり結び
帯留=ドロップみたいな質感の薔薇2輪(諏訪ちゃんがくれたもの)を帯の花の上に重ねて
髪 =サイドに一部まとめて、ダークレッドの薔薇の髪飾り、黒いカチューシャ


ちょっと洋風にしてみた。
絞りじゃない帯揚はこれしかないと思っていたけど、今片付けながら見たら数枚あった。
忘れてるものが多すぎる。また似たものを買わないよう、きちんと把握しなきゃ。
紺の着物も浴衣しか持ってない気になってた。