桜の時期に「定点観測」と称して、去年と一昨年、同じ着物でとき緒さんと会った。
今日はtokimonoの日じゃないんだけど、もう桜は満開だから、このあたりで着ておく。

080329

池袋の東京芸術劇場前の桜は、元気に咲いていた。



wing関係のかたたちと「め組」の舞台を見る。
6月の舞台には、こちらからふたりの俳優さんが客演するのだ。
大人数で着物だったので、終わってから後ろの列のおばさまに「これは何か、着物の会かなにかなの?」と訊かれる。Iさんの舞台にみんなで行ったときも、同じこと言われたっけ。「着物友達なんです」と答える。
舞台は幕末が舞台の時代劇で、客席にはほかにも着物のかたがちらほら。
衣装も、役柄に合わせて毎回用意するらしい。
殺陣も迫力あったし、日舞もきれいだったし、人情ドラマも、笑わせてなごませるシーンもあって、みどころ満載だった。舞台写真(というか原宿で売ってる「生写真」的な、舞台上のひとりを接写したブロマイド状の写真)が売られていて、その文化の違いには結構驚いた。終演後は出演者がロビーに出て来て、一緒に写真を撮ったりなど交流できるようになっている。ファンサービス、なのだろう。


顔合わせと今日とで、共演するおふたりとはひとことふたことお話をすることができたのだけど、実はもうひとり、まえからニアミスで知ってる女優さんがめ組の人で、今日こそ話してみようと狙っていた。わたしが出たことのある劇団(A・P・B-Tokyoとか)の別の作品に出ていたりして、こちらは見たことあるけど・・・という関係。芸者役の衣装のまま出ていらしてるところに声を掛けた。
「清水さん、はじめまして。わたしこもだまりと申します。A・P・B-Tokyoや・・・」
「あっ知ってる!青ひげ、わたし見た!」
と言われた。そりゃ話がはやい。
「今度Iさんの舞台で酒井さんと土山さんと共演させていただくので、ご挨拶しておこうかと思って・・・」
「あっそうなの?」
そこでIさんすかさず「そうなんですー、せっかくだからお写真一枚いいですかー?」
ということでツーショット写真とってもらった(貰えたらアップしよう)。
お話できてよかった!


舞台みてぼーっとしてたので、あんまりみんなの着姿よく見なかった。
そのあと時間のある数人でお茶した。
とき緒さんはwingで揃えたバラと桜の着物・薔薇の刺繍帯(羽織もwingかな?)。
Kさんはよく似合う青系のぼかしの着物で、羽織もやわらかい水色に大きな橘などが描かれててきれい。今日もおはりばこさんのぶらさがりかんざしをしてた(写真撮ればよかったー!)。京都の手作りかんざし職人さんの和布の小物のお店。布に対する愛情が感じられて、ほわっと。


<2008.03.29の着物>
080329着物 =黒地に金の桜小紋
帯  =黒に桜の刺繍帯
帯揚 =アンティーク端切(wing)
帯締 =藤色
半襟 =アンティーク端切(wing)
羽織 =白地に水色でみっしり楓、地紋は松葉(wing)



端切れは、すわちゃんが去年お誕生日くれたもの。wingスタッフの香里さんは「すぐ(wingのだって)わかりました!羽織も座った瞬間に気付いたし、半襟もでしょ? すわさんが選んだときわたしもいましたもん(笑)」とのこと。この記憶力は、どれだけ愛情をもってそれらに接しているかってことの表れじゃないかしら。カンプクします。この着物と帯は?とKさんに訊かれて「叔母の」と言ってから「あ、Kさんは言ってもわかるんだった、砂々良のママの」と言い直す。砂々良を知らない人には説明が長くなるので、そう応える。血は繋がってなけれど、わたしにとってのおかあさんみたいな人のひとりだから「叔母の」と言う。
この帯はお太鼓を柄に合わせると折り返し部分が二重以上に長くて、もともと滑りやすいし、ストンと落ちそうでいつも不安。お太鼓以外のほうがいいのかも、と毎年思うのだが(笑)。

080329 羽織羽織はwingの945セールで買って、まだ着てなかったもの。白は白ゆえ何にでも合うかと思いきや、明度が高くて、意外と合わせるのが難しく、やっと着た。着物・帯が黒×黒だし、いい抜きになった。

この秋冬に上着がごそっと増えたのに、着る前に帯付きの季節になってしまいそうだ。
あんまりぽかぽか陽気になってないので桜も保っているし・・・もうしばらく、こんな陽気が続いてくれるだろうか。