とき緒さんと着物で目白の花想容へ。

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カフェでのんびりお茶でも・・・という予定が、ちょうど「浴衣お誂え染めの会」のイベント中で、たくさんの反物の前に、わんさかお客様がいるという状態。着物に割烹着の女性と、着流し姿のオーナー・中野さん(桐生の絞り染め職人さんらしい)、大賑わいのなかでも慌てることなく、穏やかな空気をまとってらっしゃる。「すいませんね、今日はゆっくりできなくて・・・」「また来ます」「もう終わっちゃったイベントのなので、お友達にもあげてください」とポストカードを数枚くださった。誰に手紙出そう?
注染お誂えも素敵だけど、先にうちにある反物仕立てなきゃ。
花想容は、大正11年築、近衛文麿邸を改装したところなんだそうだ。

途中のおうちの庭に八重桜やサツキ(さつきだよってとき緒さんに教わった。つつじに似てるね、って話したんだけど、サツキってサツキツツジの略なんだね)が咲いているのを眺めながら駅方面に戻っていく。
080412生姜焼とき緒さんおすすめの「九十九餅(つくももち)」を食べに和菓子屋 志むらへ。おもてのショーウィンドウでひっかかって、餅を食べに来たはずがふたりして生姜焼き定食を注文。お食事後、わたしは九十九餅、とき緒さんはあんみつ。


のち、とき緒さんがお酒を買う用事があるというので、昨日ささらでIさんに聞いたところの、洋酒が物凄い種類置いてあるという酒屋さん・目白 田中屋へ。
すごい。見たことも聞いたこともないお酒がたんまりと・・・! わからないのはお酒の名前だけじゃない、お酒の種類も聞いたことないようなのがあった。ちょうど昨日、マスターとIさんに、ウィスキーのこと教わったとこだったんだよね。ワインもリキュールもビールも、泡盛ほか焼酎もたくさん。ぐるぐるぐるぐる見続けたけど飽きない。


<2008.04.12の着物>
080412帯 帯+羽織
着物 =青系の小紋(wing)
半襟 =端切れ(桜の日と同じ)
帯  =あざみの染め帯、塩瀬
帯揚 =桑の実色の端切れ
帯締 =福袋に入ってた渋いの
羽織 =銘仙の長羽織(wing)
羽織紐=濃ピンクと紺の矢絣(ぎゃらりー悦)

帯は、着物好きのかたから譲られたもの。お礼に「鶴の恩返し」の手拭などお送りしたら喜んでくれたっけ。
見た目がすごく好みで、合わせ易そうなのだけど、意外に紫が珍しい色味でケンカする。くれたかたが「合わせにくくて」と言ってた通りだった。「竹」と詠んでる緑の縦縞の着物にも合うけど、シンプル故にちょい渋。おなじく、クロワッサンと読んでる桃色に丸っこい松模様の小紋にも合うけど、渋い。洋服的コーディネイトだとそうなるみたい。悪くないんだけど。
で、一年ほど経ってしまったけど、やっと日の目を見た帯だ。
羽織紐はすわちゃんのバイト先(ぎゃらりー悦)で買ったもの。あら、ほとんど銀座だな。


そのあと池袋でコーヒー飲んで、写真を撮った。
去年の12月にもここで写真撮ったっけね。
あの時はテラスの植え込み装飾がクリスマスツリーだったけど、今日は桜になってた。

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髪をひさびさまとめてみた。姐さん風のつもり。