台風が過ぎ、頭痛も落ち着いて来ました。

演出補の松井さんがロケで2週間近く遠くに行ってしまうので、慌てて全シーンを立ち稽古。
みんなまだ台本持ってるんで、本息じゃあないけれど。
台詞入れる段階で想像してることができたりできなかったり、まだ共演者の出方がわからず探り合いな状況。
でも見てる側は、実際にその役の人が動いてしゃべってるだけで見えて来るものがある。


初日は、台本を覚えながら掴んだ(気がしてた)流れが、全然できなくって、穴があったら入りたい感じ。
これを踏まえてがんばろう。
「本心を語らないんだけど、ほの見える本心」って、出し加減が難しい。
本心を語る体当たりな役は得意なんだけどな。
というより、振り返るとそういう役ばかりだったんだと気付く。
そして自分自身も、どんどん言うように心がけてきたせいで、「おもての顔」ってものの作り方がわからなくなってるみたい。「弱みがちらりと見えるシーン」では出しすぎちゃうかもしれないな。