舞台が終わって、砂々良連投。
着物モデルで知り合ったご縁での出演だったのに、わたしととき緒さんは着物を着ないという(笑)
ご本人=主宰で脚本・演出の香坂知美さんも、受付に着てくれたそのモデル友達も、ほかの女優さんたちもおおむね着物なのに! 受付まで着物美女だったのに! しかも翼さんのコレクションを舞台美術にお借りしてて、素敵な(髑髏とか)着物と帯が目の前にあるのに・・・
どうも着物モードじゃなくって、それでも全然着たい気持が沸かなかった。

で、今日は6/20、砂々良の開店記念日。
前日に砂々良でふと思い出して、素直に「あ、あした着物だな」って思えた。
6月は単衣の時期。一応、一年に2ヶ月しか着られない贅沢な着物。

起きてからママの単衣を持ち出していたことを思い出して、それに決定。
ひと月着てないけど、ちゃんと着られるかな?

綸子地っぽい小紋。
帯は白いのと赤いのと藤色のと迷ったけど、もう暑いので濃紫の絽の帯にした。
確か、初めて自分で買った帯。東郷の杜の骨董市だった筈。

<2008.06.20の着物>

着物  =綸子地の小紋(扇の地紋、模様も扇と鼓)
帯   =絽、濃紫に銀糸で花の刺繍
帯揚げ =桃色・山吹色・白のぼかし(絽)
帯締め =桃色(夏物)



わたしにあんまり似合わないなーと思いながら、でもママの着物で行きたい気持の方が強かった。
心配を他所に、ちゃっちゃと準備は済んで、余裕の到着。
ママの故郷・新潟のお酒、八海山を持参して、「マスター、開店記念日おめでとうございます!」
Tさんには「涼しげだね。似合ってるよ」と言ってもらえたんでよかった。

080620まりゆきしばらくして、顔出すねと言ってたゆきちゃん到着。
開店記念日を知ってて来てくださったお客様と、マスターとゆきちゃんとわたしとで八海山で乾杯。
「ママの着物でこうやって店にいると、ママがこんな感じで居たのかなーって思うね。いいね」とゆきちゃんもしみじみ言う。
いつもお祝い酒買ってってもあんまり飲まないマスターも、八海山は好きなのか珍しく、くいくい飲んでくれて、ちょっとうれしい。



080620マスターと最後にマスターと。(どこ見てんの?)
昭和47年に開店して、今年で36周年、今日から37年目。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。