浴衣地としてポピュラーな「綿コーマ」とか「コーマ地」と呼ばれるのの、「コーマ」を調べてみた。


コーマ地とは、コットンの中の夾雑物(「きょうざつぶつ」 = 余分なもの)をくしけずることで滑らかな質感を実現した綿織物です。綿糸の製造過程で糸を紡ぐコーミング(combing=櫛通し)を丹念に行うことで、綿花の中のまだ未成熟の部分を取り除き、良質な部分だけで糸を仕上げ織り上げます。

生地の強度が高く、けばが少なく艶とハリが特徴です。また、コーマ地は、通常の綿布に比べ染め上がりも良く、色柄が鮮明になります。上質な生地感ををそのまま生かすために、無地染が好まれるようです。

コーミングにより長い繊維だけが平行に揃えられたこの糸を「コーマ糸」といい、これを使って織り上げた綿布を「コーマ」または「コーマ地」と呼びます。

※「カメヤダイレクト」サイトより引用 
 http://store.shopping.yahoo.co.jp/kameya/nm-1639-s.html




毛羽が少なく丈夫でハリがあって、染めにも向いてる・・・なるほど、浴衣にぴったりだ。