二日目、昼夜2公演。
お客様がたくさんいらしてくださり、昼も夜も押しでの開演。
お待たせしてすみません。

恒例の、怪我とかしないおまじないをしに、開演前みなさんのところを回る。
危険な小道具のセッティングをする開場時間以降、番をして上手袖から動かない木蓮(宮田くん)や、はやばやと裏にスタンバイする極楽丸(しのさん)や、玉藻=たまも(ザクくん)は暗闇の中で手探りで。

スタンバイ用の第二楽屋に戻って、ほかのみなさんにもおまじない。
10代で演劇を始めた時からの慣習なので、やらないとわたしも落ちつかない。
睡蓮(弥生ちゃん)は、「こもださんあれやって」と自ら来てくれる(笑)そして本番前に「こもださんにもらったハンドクリーム塗らなきゃ」と走って楽屋に帰る。かわいいのう。
今日は、14人目の出演者・清水真理さんのお人形(われわれには、ひめこ、と呼ばれている)にも。
わたしは空蝉(花りんちゃん)にしてもらう。


その甲斐あってか、怪我なくなんとか3ステージが終了。
やっと折り返し。
疲れで怪我しやすくなってるはずだから、引き締めていきましょう。


ゲネと今日で、発見があった。
紅葉が何を考えてるのか、いまさらだけどわかって来た。
このあと何が起こってどうなるのか、わかってて仕掛ける。
ずっとそれを望んで待って来たけれど、いざ目の前に現れるとその選択でいいのか、迷いも生まれる。
待ち望んだことだから嬉しいけど、そのためには失うものがたくさんある。

今日のマチネでは、蜜との別れがつらかった。
今日のソワレでは、最後の分岐で蘭の提示した別の選択肢を、いっそ受け入れてしまえたらと強く揺さぶられた。

カイちゃんがしている熊の拳法の型について青木さんから新たな情報が加わってから、カイちゃんが凶暴になっていってる。いいぞ。

木蓮と極楽丸の殺陣は、少し前まで仲間だった同士の殺し合いって感じが出てきて、おもしろい。


090221 終演後


しかし噂に違わぬ血まみれ。
私服だと酷いね。


ちなみに、マジックソープでならこんな手もちゃんときれいになる。
なので、持参したマジックソープは楽屋で大評判なのだった。
いぇい。
うちに1ガロンあるから、遠慮なく使ってください。