女優紹介しかしてなかったのに楽日を迎えちゃうので慌てて書く。


玉藻役 桜井咲黒(さくらいざくろ)=通称ざくくん
人見知りのような風貌でありながら人懐こい。なんでもまともに受け取るので、ついからかいたくなる。
しかし、ジョジョ立ちで右に出る者はいないであろう。


温羅(うら)役 常川博行さん
経験豊富でどっしり受け止めてくれる。出し惜しみをしない。
サービス精神・チャレンジ精神旺盛で、少年のような遊び心を一生持ち続けられるであろう人。
ベテランなのに若手のようなアグレッシブさがすばらしい。
現在は「幻想怪奇文学の朗読者」を肩書きとしてらっしゃる。


可畏(かい)役 泰造さん
舞踏家。舞う姿は、しなやかでなめらかだが、シャープ。青い炎のイメージ。
舞台では声を発さないが、マイルドでいい声の持ち主。分け隔てなく接してくれるお兄さん。


藤原秀衡役 大畑篤志さん
誰もが認める美形さんだが、それを鼻にかけてかっこつけたりせず(笑)、三枚目を演じることのできる人。困ってる人があればすぐ気づいて黙って助けてくれるいい男。職人肌なのかしら。
それってすごいモテそうだけど、どうなんでしょう?
今回の役での球体関節人形を操る姿が、産みの親の清水さんにも大好評らしい。すごいな。努力家。


木蓮役 宮田真奈人くん
平成生まれ、いまだ19歳。しっかりもので器用そうに見えるのだが、たまにびっくりするようなミスをおかす。通し稽古の日に眼鏡を忘れるとか(笑)。本人いわく「アイデアは豊富だがアイデアに技術が追いつかないタイプ」。とはいえ任された仕事は2割増でこなす。
しのさん(極楽丸)との殺陣は、稽古を毎日積み重ねた結果、ものすごいチームワークが生まれ、必然なのか偶然なのか「もと味方同士が、本気の殺し合いを楽しんでいる」というシーンになってて、好き。


石井飛鳥さん(主宰・演出・脚本)。
自分のことを「石井さん」というので、たぶん自分のことを名前でいう女の子みたいなものなのだろう。
直感の人。自分で書いた台本の意味がわからないと言って役者に質問したりする不思議な現象を巻き起こしているが、脳内でなく脳外で思考してるんだろうなと思う。なんでもこだわるので何も手放せず、ものすごい量の仕事を抱える羽目になり、仕込みで大疲労を抱えた廻天百眼主宰。安心して任せられる側近スタッフ急募。


そんな面々です。