090312妖怪撮影講談社コミッククリエイトでの妖怪写真は終了したが、カメラマンの野口さとこさんが個人的に作品として撮り続けることにした、とのお知らせをいただき、ひさびさの妖怪。
発表媒体は未定だが、写真展できたらいいね、とか、妖怪にまつわるところに展示してもらったりできたらいいねとか。

今日もメイクさんは、ひとちゃん。妖怪好きで、わたしが顔洗ったり着替えたりしてる間も、野口さんとふたりで妖怪話に花を咲かせている、なかなかいいコンビ。普段はビジュアル系バンドのメイクしてる子なんだけどね。

衣装の着物に着替えていると、野口さんが「こうやってこもださんが着てるの見ると、着物生活に憧れますねー」と。ひとちゃんも同意するので、着物なんてすぐ着られるようになりますよ、と言う。浴衣が着られたらすぐだといつも言うのだけど、ハードルは「いろいろ道具とか必要そうだけど、何がいるのかわからない」ところらしい。わたしでよかったらいつでも教えますよ、と言う。
ひとつめは白い着物で、割と定番な妖怪。ブルーのシャドウとシルバーのラメラメでメイクされたので、わたしの移動した床がキラキラしてる。


ふたつめはこんな小豆色の縦縞の銘仙を短めに着付け(子供っぽい感じ)。
090312あずき縞着物ひとちゃん「この妖怪、ほんとはおっさんじゃないですか。その孫みたいな感じでいいんですかね?」
野口さん「うん、敢えて女性でやりたいんですよね」
ひとちゃん「でも妖怪だから普通じゃない方がいいですよね」
わたし「この着物と着付けで普通のメイクだと、ただの昔の子供みたいになっちゃう」
ひとちゃん「わかった、顔色悪くしましょう。肝臓悪い系で(笑)」


・・・ってことで、普通使わないであろう黄色とオレンジをファンデに混ぜて顔に塗られる。
首も手足も、差が目立つって言ってガンガン塗られる。手足にオレンジ味が加わると、ちょっとふっくらして見えて、子供っぽくなった。野口さんが突然「爪、黒かなあ」というと、ひとちゃんが「あ、黒のマニキュアありますよ」。さすがビジュアル系メイクさん!!

わたし「マットな黒いマニキュアってちょっと前はアナスイくらいしかなかったのに、いまは安いのでもあるよねえ」
ひとちゃん「ネイルアートの影響ですねー」なんて会話しながら、手足の肌は黄色っぽく、爪は野口さんまで参加して、黒くされたのであった。わたしは為すがまま。


この妖怪はちょっとコケティッシュなイメージでってことだったので、眉毛をさがり眉に描かれる。
描いたひとちゃんが鏡で出来映えを確かめて吹き出す。野口さんまで「眉って雰囲気変わりますねー!」と感心して「こもださんなのに弱そう(な妖怪)に見える(笑)」と笑う。
わたしとしても恐くない妖怪やるのは初めてなので、楽しかった。
これまでは「睨んで」「恨めしそうに」「かなしそうに」「ニヤリと」て演出だっだけど、「もっとバカっぽい感じで」「にかーっと」って言われ「その口開けてるのいいですねー!」とか間抜けな顔が褒められるという、妙な撮影。

「こもださんの新しい魅力をみさせてもらいました」とのことで、喜んでいただけたようでよかった。
出来上がりが楽しみ。

野口さんは『鬼姫』も見に来てくれて、「もっと近くで見ればよかった!」とさすが妖怪写真家の第一人者な発言。血とか内臓にも興味津々だった。
で、「妖怪写真見せたらすごくやりたがってました」と言ったら話が弾み、ある共演者さんにモデルやってもらおうかってことになり、本人に連絡したら二つ返事でOKとのこと。これもいつか発表できるでしょう。