敷島家とスタッフさん。

まず敷島家。

100327常川さん敷島プリン役 常川博行(つねかわ・ひろゆき)さん。

我らがプレジデントで、わたしの旦那様役。無情な面と脆い揺れる面とを合わせ持つ、人間らしい人間としての作りが魅力的でした。毎回稽古場にチョコを差し入れる優しき大先輩。休み時間に楽しそうに刀を振る姿は少年のよう(『鬼姫』見た方はご存知でしょうが、抜刀術の使い手です)。何気なく人形振りもサンバもこなすところを見ると、まだまだ隠し持ってる技がありそう。西に疲れた役者あれば行ってツボを押してやり、東に疲れた演出家あれば押して悶絶させてやり・・・みんなを健康にもしてくれました。



100327倉垣さん敷島カレル役 倉垣吉宏(くらがき・よしひろ)さん。

通称「おにい」。でかい。前に立っても身長差で顔が隠れない。安心して前を横切ることができる、そんな人なかなかいない。「殴った振りが気持悪いんで、大楽だし、ほんとに殴っちゃてください」と言ってきたので頬を本当に打ったところ、事情を知らない石井さんとTETRAくんは「いま当たったよね!?」と心配したらしい。(倉垣おにいとではなくカレルと)気持のすれ違う関係なので、感情の押し引きがぶつかりあわず、さみしい思いをした。そのへんも考えて作る人のようで、普段からうまい距離を保ってた気がする。
カレルから見たら、クオリアばっかり大切に思って勝手に死んでいく冷たい母親に感じるんでしょうけど、残していくカレルのこと、とても心配してるし、信用してるのよ。でもそんなことわかるのは10年くらい経ってからなんでしょうねえ。




100327大島さんクオリア役 大島朋恵さん。

ゲネでなにかと怪我をするが、本番はばちっと乗り切る。次共演する時は、ゲネから怪我しないよう、まじないます。
「鬼姫」に引き続きの複雑な母子関係な役回りで、やはり日本刀で戦って、首を斬られてしまうという結末。
武器が出来上がって来たら、クオリアが暴動を起こして人間を殺したっていうニュースがリアルに感じられるようになって、ほんとうに悲しかった。一度は捨てた親子関係だけど、やっぱり親子なんだなあ、と闘いながら口論してて感じた。「鬼姫」の時より感情的になるのは、「鬼姫」は血というより運命の糸で繋がってて、同性だったからなのかしら。二度も親子やれて楽しかったな。



で、スタッフさん。

照明・棚橋悦子(たなはし・えつこ)さん。

写真撮り忘れたー。
日々改良を加えてくれたお陰で、最終日のスモークはたいへん美しかった!
パイプから煙が出る案はすごくかっこよかったけど配置問題で却下になったのは残念だった。
いまさら間に合わないからと言いそびれたけど、舞台にパイプ組むんだったら煙を這わせる(あちこちから煙が出てる)のがやりたかったなあ。
今回の目玉は換気扇明かり。歯車にも見えるので、「♪歯車〜、メカトロ〜」の時にあの明かりだったら気付いた人おもしろいだろうな・・・と想像して密かに楽しかった。


100327師匠と殺陣指導 青木賢治(あおき・けんじ)さん。

「鬼姫」からお世話になってる武術家さん。細かな質問にもきちんと答えてくれるので、頭でも身体でも認識することができて、すごくやる気がする。役者でもあるので、この殺陣にどういう物語が必要かをきちんと理解してつけてくれる。・・・と書くとすごい朴訥とした堅物みたいだけど、本当はたぶん「変な人」(大島さん談)。真面目な顔で「大島さん得意の、ぴょーんて。」とか言うし。
実は青木さんがつけた「片肌を脱ぐ」と「後ろから首を斬る」の手のために、衣装さんと小道具さんは結構苦労した。・・・と言ったら「そうなんですか。それは申し訳なかったですねえ、ははは」と楽しそうだったのが印象的。



100328TETRAくん音楽監督・TETRA(てとら)くん。

作曲・録音から本番まで、寝る間を惜しんで仕事をしてくれた。TETRAくんだからなんとかなったんだと思ってる。
本番中は舞台の一番高いところにずっといるんだけど、役者も経験した彼だからこその発想があって、おもしろかった。もっと稽古とか打ち合わせしてちゃんと絡みたかったあ。今後役者としてもちゃんと絡んでみたい。




100328石井さん作・演出の廻天百眼統率 石井飛鳥(いしい・あすか)さん。

大楽はメイクして、TETRAくんと一緒に頭の上で暴れていた。
演出するときに言葉では概念を、あとは自分でやってみて見本を見せるタイプの演出家なので、舞台に立つこともそう高いハードルではないでしょう。細かいところをもっと詰められたら数倍おもしろくなった作品だと思うので、次の飛躍をさらに期待。またおもしろいこと企画してくれるでしょう。



紅夜ちゃん、CD増刷で睡眠不足になりながら毎日美しい受付嬢をありがとう。
悦っちゃん、お手伝いありがとう。
関わってくださったみなさん、どうもありがとう!

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