今公演『青ひげ公の城』は、岸田理生さんの映画用台本『悪徳の栄え』と交錯して進む構成になっていて、わたしはそちらのリーディングをします。
初めて『青ひげ』に参加したのはちょうど3年前、2007年6月のA・P・B-Tokyoでした。台本を読んだり、稽古を見ていると当時のことを思い出します。
情熱を注いだ作品に再び関われるのは嬉しいことだけれど、以前の記憶がよみがえる(なにしろ「舞台監督」役だった井内さんも稽古場にいるしね!)から、今『青ひげ公の城』の戯曲の登場人物にならなかったのはよかったのかもしれない、と、思う。



同じ『青ひげ公の城』という戯曲が元とはいえ、A・P・B-Tokyo版とは演出の解釈も意図もだいぶ違うし、音楽も構成も違うので、ご覧になったかたも別物として楽しめるはずです。



さて、当時のアルバムがweb上に残ってました。お客様が描いてくれた絵などもあります。
ご覧になってくださったかたはこれで思い出して、『青ひげ公の城』という作品をまた見たいなと思っていただけたら何よりです。

2007.06 青ひげ公の城アルバム

そこから一枚。
藤居幸一さん(http://www.fg01.jp/)が撮ってくださった舞台写真(幕間)、これは「白馬の兄」というシーンの直前です。

070609幕間


この人、照明機材を見ながら泣いておりますね。
最前列にいた女性が、見かねてハンカチを貸してくださったのを思い出しました。
舞台の写真を藤居さんに撮ってもらった、記念すべき最初の一枚です。



この戯曲は劇場が舞台で俳優・女優・裏方さんがたくさん出て来るので、過去にユディットを演じた女優が集まって6人の妻をやる『青ひげ公の城』なんておもしろいかもしれないな。