青ひげ公の城◎無事終演今年初ゆかた

2010年07月10日

関さなえソロダンス『囲 ー <部屋>をかついで<劇場>を旅する』

「青ひげ公の城」でシモーヌのひとりを踊った、関さなえさんがソロダンス公演を見て来た。
向かって左に出て、先に男を絞め殺すほうのシモーヌ。
「シモーヌとは全然違うのだからね」と関さんからご案内が来た。

TOKYO SCENE2010/シアターX提携公演
関さなえソロダンス
『囲』 ー <部屋>をかついで<劇場>を旅する ー

作・出演 関さなえ
音楽 わだつばさ
美術 501工房
Flyerデザイン 兼田言子
主催・制作 東京ダンス機構
協力 月にささるとげ
http://www.gallery-maki.com/2010/06/11/sekisanae_kakoi/




フライヤーが、「囲」という漢字で区切られた空間にたくさんの服が置いてあったのと、タイトルから想像をしていたことの方向性は合ってたけど、しょっぱなから想像を乗り越えたテンションで、面白かった!




まさに<部屋>をかついでくるという発想と表現方法、その表情も含め、とってもまっすぐで、これはおもしろくなるな、と予感した。
衣装替えもダンス。音楽が途切れたときの息遣いもダンス。
部屋でひとりの時間を満喫する。衣装で着飾って劇場に行く。
たくさん重ね着した衣装を、一回りすると脱ぎ捨て(背後の緞帳に投げつける!)、また一回りすると一枚脱ぎ捨て、段々身軽になって、また部屋に戻っていく。
箱の中に入っている大量の衣装たち。全部出したら浴槽にもなる。ラジオをかけて、口笛吹いて、のんびりバスタイム。

黒いシースルーのワンピースの下にうっすら透ける下着のおかげで椅子の上を小さく移動する身体の動きがよくわかる。
最後の50年代みたいなスカートとダンスは、誰でも踊れる型のフィフティースのようでありながら、関さんの身体を存分に使った、なんと贅沢な見世物だったことか。
唐突に暗転、その潔さもいい。

時に部屋で自分ひとりの時間を過ごす女性を演じ、時に喜劇役者さながらクールな笑いのエッセンスを見せ、時に男前、時に女性らしさを見せ、いろんな顔を演じる関さんに、次はどうなるんだろう?とわくわくさせられるいい舞台だった。

そして見ながらいろんなものを思い出すダンス。


一番好きだったのは腕を肩の高さに上げて、肘を直角に曲げて手のひらを前に向けた形。




関さんおつかれさま&ありがとうございました!

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