今日は1時から稽古。
シーンのつなぎの、道具の出ハケ・人の出ハケを決定していく。

いつもそうなんだけど、直前の稽古になると、ちゃんとしっくりくる案が出てくる。
そのシーン出てる本人だけじゃなくみんなで一緒に考えるからなのか、内容が身体に入ってるから発想されるのか、「これだ!」っていう答えがみつかる。
なんていうか、個々の脳みそじゃなくて共有。稽古場が脳内みたいな?ああ、外付HDDいっぱい付けるから処理速度あがるってことなのかな。そういう感覚になったら、思いついたらしゃべってみる今日の感じがいいと思う(石井さんがそれを楽しめる演出さんだからできることだけど)。今日も、いくつかのシーンがまったく想像してなかった方法で解決、気持ちよかった。

そして「暗転中ここ踏み外さないように」と言われた箇所で、泣きじゃくるシーンの弥生ちゃんが暗闇で踏み外した場合のことを想像したらとってもおもしろくて、笑ってしまった。しかもそれでもシーンは成立しそうだからまたすごい。


このくらいの時期になると、頭と身体フル稼働してマルチタスクをこなさねばならない。
全体を見ることができるから、人のことも思いつくし、見てることでの発見で自分のシーンの解釈に繋がったり。

今日は、いろんな要素が重なっての変化なのだけど、シーン自体の見え方が全然違ってきてて驚いた。
話してる側ではなく、聞いてる側の反応によってこそ、シーンの見え方は大きく変わるのだと改めて感じた。台本を読んで家でひとり、いくつかのバージョンを幻視する。それをただ見えたままやるんじゃなく一回忘れて、稽古場で相手の言葉や仕草を受けて、やってみる(想像したどれでもないものになることだってある)。相手の出方を見て、また持って帰って台本に向かうと、違うものが見えることもある。演劇って、集団でする読書だと思う。贅沢な読書。


新作で小劇場だと、たいていいっつも時間が足りない。
昨日も「次は2週間前にこの作業したいよね」なんて話した。まあたぶん、仮にその作業が2週間前に始まったとしても、他のやることがみつかって、結果ギリギリまでやること山積みなんだよね。



稽古はあと2日。
さて今日もこれから縫い物するので、そろそろ作業に入ります!

※訂正)昨日の日誌の最初の写真、藤宮さんの写真でした!わたし寝ぼけておりました、失礼しました。