本日も西脇さんが指導に来てくれる、というので、わたしは撮影日だけどダッシュで帰ってきた。しかし、遠出だったので20時入り。

ちょうどわたしの所やるって時に到着して、準備運動もせず(まあ川で暴れてきたのだからそれでいいか)即稽古に参入。

初めての殺陣の子もいるので、まずみんなで改めて「刀の殺陣の基本」なるものを教えてもらった。
構え。右手はつばのすぐ下。
左手の小指を余らせて柄(つか)を握るのは、血で滑って歯が飛ばないようにだそうだ。

斬りかたの種類。上段(縦)、袈裟+斬りあげ(斜め)、胴斬り(横)。
その足運び。
身体はねじらず、相手に常に正対する。
膝を外に向けるのは、自分の刃を振り下ろした時に膝を斬らないように。

殺陣は舞台でやるものなので、後ろや回りにいる共演者に危険がないよう、刀の捌きが特殊。
大上段でも振りかぶると後ろに人がいたら危ないので、左手のこぶしがおでこの前、こぶし一個分離れたところで構え、振り下ろす。

袈裟は着物の衿のラインが軌道。

相手に絶対当たらない場所を斬る。

やられかた(各斬られかたをしたときの反応)。

など。あとはその応用。役柄の性格、関係性、シチュエーションと演技力で味付け。


先日付けてもらった殺陣を復習する段では、せっかく付けてもらったのを効果の都合上一部変更したので嫌がられるかと思ったけど、「ああそれならそれでいいと思います」とすんなり呑みこんで、「だったらその前はこういう風にしたら」とアイデアをくれた。

出された条件で次々(迷う時間ほぼなく)どんどん殺陣の手が湧いて来るのは、見ていて楽しい。
しかし百眼の殺陣はおかしな武器だったり、おかしな設定の人物なので、やりづらいかなと思ってたけど、なんだか楽しそうにやってくださってるみたい。


わからないことを訊くと、口じゃなく実際にやってみせて説明する。
訊いてないことでも気付いたらすぐ教えてくれる(手首をこの角度にすると痛めるからダメとか)。
きっと殺陣が本当に好きなんだろうな。
そして男の殺陣と女の殺陣を自然に演じ分けていることにも気付いた。

いやあ、やはりダンス(褒めている)。とてもおもしろい経験。

TETRA。くんと共演する9月末の公演が終わるまで来られないとおっしゃるので、取り急ぎ基礎とネタをいくつかいただいた。それによって「やってはいけないこと」が明確になったので、なんか、逆に自由になった気がした。

(翌日ささらの帰り道の駅のホームで、あの胴斬りを逆袈裟にしたら次とスムーズかも、と思いついたり。)


西脇さんたちが提案として見せてくれた手と、これまで青木師匠がつけてくれた振りを復習したら、構築できるかしら。


廻剣がね、どうも滑らかじゃない。
こないだ西脇さんと斎藤さんが合わせてたときの剣の動きが、きれいな流線型だったのが印象に残っている。イメージって大事。がんばりましょう。


大島さん来たら『鬼姫』と『死ぬ機械』の復習しようかしら。
ふと気付く。わたしこれまで大島さんとしか闘ってないんだわ。

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