2011年12月07日

潮騒の祈り◎「台本=楽譜」

郁さんの脚本について。
前にも書いたけど、「語りの台本は楽譜である」って話が一回で伝わったのは郁さんが初めて。
見てもらった方が楽譜って言ってる意味がわかると思うので、写真どん!

予告篇映像にも使った、「潮騒の祈り」の様子はこちら





そしてわたしの構成した【Air/2001】戯曲はこんな感じ。シーン別にちらっと。

「さまでして」(text/横田創 構成/こもだまり)



劇団時代の座付作家だった横田創の詩、短歌、戯曲、小説から引用した台詞などで構成した読み台本。
寺山修司の詩や短歌、戯曲、評論などナラティブの違う言語を、昭和さんがどれも語りの言語として扱ってるところにヒントを得た。
三人なので三行ごとにワンセットで、並んで表示してるのは同時に音にする言葉。
( )はコーラスパート。メインよりすこし引っ込んだところで重ねる、の意。

「霧笛」(text/レイ・ブラッドベリ 構成/こもだまり)
 

左端の1 2 3が三人のパートの表示。
「12 」となっている行は1と2が同時に読み、3は休み。

「猫の恋」(text/横田創(小説) 構成/こもだまり)
 


「霧笛」と同じく数字がパートを表示。
途中で1が「彼」になったり2が「猫」になったりする。123表示のときは地の文担当。

こないだ稽古帰りにクレオさんが「地の文は地の文担当の人が読むのが普通で、地の文と台詞を続けて同じ人が読むような台本は郁さん以外でみたことない。その切り替わりが難しい」と言っていた。私は「その切り替わり目が醍醐味(たのしい)ですよね」と応えたのだけど、考えてみればそれは、昭和さんのやる『長編叙事詩「李庚順」』がまさにそういう台詞と地の文が同列だからで、それを知っててこの戯曲を構成したからなんだろう。
(『長編叙事詩「李庚順」』は「俺は」っていう台詞と「李は」っていう地の文の両方をひとりで読むので、より「潮騒」に近いと言えるかも。)

あー!ここでも「カポッ」ていう波(これは湖だけど)の音が重なってる!
『潮騒』の画像は海の波が重なっているシーン。
ああ、やっぱり郁さんとは強いご縁があったんだなあ。



・・・というわけで、縦書き/横書きの違いはあれど、お互いのこれを見た時に興奮したのはわかってもらえるんじゃないかな。
なんかまたこういうの構成したくなってきた(笑)

そんなわけで、私だけ郁さんの台本初めて参加なのに、すっかり馴染んで楽しんでいる。
まもなく本番!
日曜日はまだ比較的お席に余裕がございますのでおすすめ。

気になったらyou tubeでどんな様子か確かめてくださいまし!
「潮騒の祈り」予告篇 http://youtu.be/MHHCE3B6Q10

語り『潮騒の祈り』12/10(土)18:30 12/11(日)14:00 18:30 

会場◎音楽空間クレモニア(荻窪駅南口より徒歩2分)

料金◎前売・当日とも3000円(全席自由)
◎ご予約は下記にて承ります。受付次第ご予約確認メールを送ります。
こもだにメール




語り『潮騒の祈り』

ざ、ざざあぁ。ざざあぁん。
わたしが孕んだのは愛、それとも憎しみか――。

12/10(土)18:30
12/11(日)14:00 18:30   

[作・演出]
高橋郁子

[語り]
山下亜矢香(アーツビジョン)
東野醒子激弾BKYU
こもだまり

[音楽とピアノ]anoa(MIDI Creative)
[美術]ホンマアキコ
[照明]萩原克奈恵

[制作]コスモスペース/ 堤真理子
[企画・製作]studio kitchen



会場◎音楽空間クレモニア(荻窪駅南口より徒歩2分)
http://www.cremonia.com/studio/map.html

料金◎前売・当日とも3000円(全席自由)

◎ご予約は下記にて承ります。
「お客様のお名前」「ご希望日時と枚数」をお知らせください。
受付次第ご予約確認メールを送ります。
(届かない場合はお手数ですがお問い合わせくださいませ)
 →こもだにメール

*受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前 となります。
*席数に限りがありますので、お早目のご予約をお願いいたします。
*未就学児童はご入場いただけません。

map1

コスモスペースHPには関係者のプロフィールが掲載されています。
http://cosmospace.jimdo.com/



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mari_air at 22:00│Comments(0)TrackBack(0)演劇・舞台 

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