『イト』に大きな進展あり。
こないだの休憩中に話していたことをヒントに、おにいが確信持って盛り上がって思考し続けた成果。それに沿って台本のリライト中だという。おにいが柔軟である証明だ。

SAIの稽古は「このメンバーで」「この場で」「こういうルールで」「遊ぶ」という感じで、正解を探すのではなく、本番での遊び方をはっきりさせて行く時間のようだ。
だから代役を立てても稽古になるのかな。
こないだざっくんのいない日にロマグロのざっくんの(主役)の代役をやってTETRA。とがっつり対戦したり、そのあとは逆にTETRA。がイトのいろんな役を代行してくれてお互いのいろんな側面をダイジェストで見る感じで面白かった。
百眼でのボスキャラ(笑)的な役柄のわたししか知らないおにいとかTETRA。に「見たことないこもださんだ」「新鮮やわー」と言われた。劇団の頃はこういう素直な、オープンな感情表現で演じてたから、自分では新鮮というか懐かしい抽き出しを開けた感じ。そのしばらく触れてもないつもりでいた抽き出しに、当時にはなかったものがいつの間にか入ってたという嬉しい発見もあった(わたしにしかわからないことだが)。
・・・あ、抽き出しの定義が曖昧なのになんで「抽き出し」って言語で思考してるのかと思ったらおにいが「抽き出し」って使ったからか!「そんな抽き出しも持ってたんですね」って言ってた。ちょっと今度おにいと抽き出しについて整理してきます(笑)


あと、今日の稽古でもうひとつ発見。
おにいが「このルールの方が役者が魅力的に見えたから、こっちにしましょう」と言った。
この基準を、判断方法の一つとして持ってるか持ってないかって、とても大きいと思う。
これって愛だよねえ。
おにいがきっと、みんなのいいとこたくさん発見して肯定してくれるから、安心して楽しもう。