早起きして余裕の朝ごはんして来たのに、電車が止まって待ち合わせ場所に遅刻して到着。
みなさん朝からごめんなさい。
いざ、大阪へ!


大荷物ガラガラ言わせて、バス乗り場へ。
まーむーは半魚を、南ジュンはワンダーさんを連れてて大荷物。ほかのみんなも武器が鞄がらはみ出してて、可笑しな集団である。
バスでは駅の売店でまんまと買った週刊モーニングを読み、朝いれてきたスロートコートを飲む万全の体勢。お隣は毬子ちゃん!


海老名インターで小腹がすいてうろうろ。神戸出身の南ジュンと「まだたこ焼きは早いよねえ」と相談して、海老名名物エビ焼き(たこ焼きの具がエビ)を食べたらおいしかった。豚まんのロゴがかわいい。
昼バスながらも車内は眠っている人が多い。静岡通過中、やたら携帯のシャッター音が続くなあと思ったら、おじさまが必死で富士山を連写する音が車内に鳴り響いていたのだった。わたしも一枚撮影。通路を挟んだ窓から見えてる富士山だけど、きれいに写った。幸先いい気がする。

Twitterによれば機材車組(ドライバーもっちーと舞監川俣さん)も順調に走行しているようす。
今夜アニマアニムスで「ライチ闇クラブ」の常川さんと石井さんは昨日の稽古後、夜バスで先に大阪に向かっており、途中で「大阪に到着しました!」という一斉メールが届いたので「ほぼみんな寝てます(笑)」と返すと「今寝て今晩眠れるのかが心配です(笑)」と石井さん。

土山インターには忍者グッズがたくさんあって、音響の飯塚さんが興奮して呼んでると思ったら忍びTシャツを見つけていた。飯塚さんはTシャツコレクターなのだ(よく変わった文字入りのTシャツを着ている)。「サイズがL寸しかないらしいんだよね」「見本みる限り大丈夫そうですけどね」「うーん」「帰りでいいんじゃないですか」「いや、帰りは夜バスだよ、やってないかもしれない。よし買おう」とめでたくご購入。

京都に入ると地名に特徴があるので、遠くに来たんだなあと実感する。
そこからはあっという間に梅田着。

バスを降りて、おにいを目印にみんな集まる。五月と「大阪着ちゃったね」「着ちゃいましたね」と会話。五月は今日も風呂敷を持っている。
おにいは大阪出身としてツアコンのようにみんなを先導してくれる。目印が大きくて助かるねー、と口々にいいながら、すっかり関西弁に戻ってるおにいに着いて行く。大荷物で土地勘もなく、エスカレーターも(止まると歩く)左右逆なのをすぐ忘れて慌てたりしながら、徐々に大阪の空気に慣れていく。大阪は、当たり前だけど関西弁に満ちていた。パパ(大塚さん)は大阪出身なのに、この座組にいないなんてほんと残念。


ちょっと心細くなってたらパパがいた!写真を撮って「パパ!8のつく日はパパの日だって、大阪に着いた途端言われたよ!」と即ツイート。「こもださん!マスク!小学生が『口裂け女や!』って追いかけてくんで!」って返事が来た。

ホテルにチェックインして部屋に荷物を入れ、ミーティングして解散。
おにいに「このあたり、深夜に女性の一人歩きは控えてください。絡まれたりする可能性ありますから」と注意され気を引き締めるメンバー達。今夜は「ライチ闇クラブ」にはもう間に合わないし(そもそも満員だろうし)、自由行動の日なのだ。


友人が出張で今日大阪に来るというので、一緒にごはんを食べることにして、難波へ向かう。
わたしが「なんばCITYってとこに成城石井があって、そこでスロートコート買えるっぽいんだよね」と云うと何度か大阪に来ている友人が迷わず案連れてってくれた。スロートコートを発見してひと安心。


「明日からは賄い出るから安心なんだけど、今日はせっかくだから大阪っぽいものを食べたい」と云ったら「粉ものはそのうちみんなで行くでしょう?」と船場カリーへ連れて行かれる。イカ墨入りだそうで、黒い。大阪っぽいかしらと牛筋カリーをチョイス。辛いけどおいしい。



修学旅行で行って以来の通称ナンパ橋、グリコ前で記念写真。
浮かれてると言われてもいいのだ!
当たり前だけど、いろいろきれいになっている。電光もこんなじゃなかったはず。
帰ろうと歩きだすと友人が突然歩いてる人に声を掛けた。お互いに「こんなとこで何やってんですかー!」って盛り上がってる。肩でも当たって喧嘩ふっかけてんのかとヒヤッとしたよ。知り合いと出くわしたらしい。「この人(わたし)が明後日から演劇の本番で大阪来てて、私も明日仕事で今日着いたとこ」「僕たちも今日ここで仕事で明日移動なんで、ホテル戻る前にたこ焼き買おうってこっち来て」という偶然のタイミング。さすがナンパ橋!(ちがう?)

蓬莱の豚まんも食べようとお店の前まで行ったけど、船場カリーのあと珈琲飲んだから案外お腹が空いてなくて、食べず。数年前ストロベリーソングオーケストラと昭和さんの公演やったときに通った千日前も通って、地理を少しだけ認識。


ホテルに帰り、毬子ちゃんとまーむーと、近所にあるという銭湯へ。
銭湯試験4級のわたしは知っている、関西の銭湯は湯船が奥じゃないはずだ!
(砂々良のマスターは銭湯試験の3級を持っており、かなり詳しい。)
銭湯の配置は、手前に洗い場、奥正面に湯船、奥の壁に富士山ってのが定番だと思ってる人が東京には多いはずだが、関西は湯船が真ん中にある方がポピュラーらしい。松山の道後温泉旧館は真ん中に円い浴槽があったっけ。
この銭湯は真ん中ではなかったけど、やはり正面ではなく横に湯船。男湯と合わせて考えれば真ん中、と言えるのかもしれない。


明日は仕込み。
朝から再び、荷物ガラガラ言わせて大移動だ。
7時半からモーニングらしいからそれに間に合うように起きて朝ごはんを食べよう、と思っていたら室長のなっちが張り切って、わたしの想像より早い時間に目覚ましをかけるつもりだとわかり、焦る。