今日は来月の廻天百眼の顔合わせ。
見知ったメンバーが多い中、出演者にひとりニューフェイスが!
パパ(大塚尚吾さん)が出演したので拝見した劇団海賊ハイジャックより、
平良和義(たいら・よしかずき)さん。
わたしはパパの出演した『通底器』という作品の初演(去年)と再演(今年)の両方を見ている。
そこでの平さんのキメ台詞「エニウェイ」が余りに印象的な為、一部百眼っ子の間では「エニウェイさん」と呼ばれているようだ。平さんは鼻が高い(例えではなく)。みんながいじっても微笑んでいる。おもしろそうなかただ。


このリオフェス参加で、百眼は初めて理生さんの作品を上演する。
わたしは去年のリオフェスに青蛾館で参加し、『吸血鬼』の毒子、『身毒丸』の撫子の影、『出張の夜』の女浮浪者(兼ト書き)の三役をやった。
『臘月記』(ろうげつき)の戯曲を読んだら、去年の作品に通じるキーワードや仕掛けがたくさんあったので、去年理生さんに触れたことがきっと生きると思う。

ちなみに去年のリオフェス内のトークショー『岸田理生の血脈を継ぐもの』に、百眼主宰の石井さんはパネラーのひとりとして呼ばれている。そのトークは青蛾館のマチネとソワレの間だったので、わたしは楽屋で準備しながら(というか楽屋から舞台に繋がる階段に座って)聞いた。そして「血脈を継ぐ」と言われて考えてみれば、確かに石井さんの戯曲の雰囲気はどこか理生さんと通じるものがあると感じた。なので、今回のリオフェス参加はとても納得がいく流れだ。

臘月、とは12月のこと。
夏に上演するには季節外れの作品だが、逆にお客様が外界の暑さを忘れるような舞台にしたい。

詳細はこちら劇団公式サイトにて→http://www.kaitenhyakume.com/l06.php
顔合わせ終えて、懇親会。


音楽は前作に引き続きFOXPILL CULTのKEVIN(西邑卓哲)さんが担当し、自身も生演奏と唄で出演する。(左手前の赤髪がKEVINさん、その隣が平さん。)
音響・照明・舞台監督は『奴婢訓』『冥婚ゲシュタルト』と同じ、飯塚ひとみさん・沼澤毅さん・川俣勝人さんの布陣。あ、KEVINさんも『奴婢訓』から楽曲提供に加えて出演するようになったので、四人に関して前々作よりお馴染みの布陣と言える。

5/29〜6/2に上演する、舞台芸術創造機関SAI『PARADE〜終焉の詩』が終わるまでわたしとソワレちゃんはこちらの稽古をお休みするが「がんばってきてね」と見送られたのでがんばろう。
またね!