着物

2018年07月19日

七七火)「七七火〜火學お七抄」着物解説

着物に興味のない人には「???」って感じだと思いますが、tweetに少し書いたら思ったより反響あったので、約束通り少し詳しく。着物は独学なので、間違いもあるかと思いますが。


「火學お七」の着想もとの「八百屋お七」。
歌舞伎や踊りや浄瑠璃でも人気の物語です。




wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%99%BE%E5%B1%8B%E3%81%8A%E4%B8%83)に詳しく出ていますが、八百屋お七は実際にあった事件で、センセーショナルだったためそれを元に井原西鶴ら複数の人物が物語化、創作が加わったので、ゆかりの地や恋人の名前などの説がいくつもあります。放火するものもあれば、火はつけないけど半鐘を鳴らしたり(嘘で半鐘を鳴らすのも重罪)、いろいろ。

理生さんの「火學お七」の舞台は昭和33年(1958年)。
売春防止法が完全施行させる4月1日の、一ト月前の3月1日〜3日(ラストシーンに「そうだね、今日はひなまつり。」という台詞があります)と考えられます。鳩の街ならぬ玉ノ井近くの赤線地帯・鳩の町は、モダンな建物だし、おそらく娼婦たちも洋服を着ていたのでしょうが、イッキさんとも相談して、敢えて衣装は着物に。処刑される前の引き回しのときに振袖を着たって噂もあるし、ラストシーンは着物にしたかった。しかし、お七定番衣装(後述)はコスプレ感満載になるので、試行錯誤してああなりました。
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2017年12月28日

砂々良2017仕事納め



年に数回の、ゆきまりW出勤Dayにして砂々良忘年会的な日。
わたしは29日アディショナルタイム出勤だけど、ゆきちゃんは今日で年内仕事納めなので、
三人で早く集まって、恒例のすき焼きを食べる。
牛肉をふたりで買って、1月6日生まれのマスターの誕生日祝いに替えるというシステム。
マスターの故郷・愛媛ではすき焼きに、ごぼうの笹がきを入れるんだけど、結構うまいです。





[2017.12.28の着物]
椿柄のウール(富美子ママの)
半幅帯
珊瑚帯留(祖母の)




皆様のおかげで、今年砂々良は45周年も迎えることができました。
2018年もよろしくお願いいたします。





お酒と料理の談話室 砂々良(ささら)
[住所]東京都新宿区西新宿6-16-12 第一丸善ビル地下1階
[TEL]03 3342 5795
[営業時間]17:30-23:30(休=日祝・年末年始)
[アクセス]都営大江戸線「西新宿五丁目」3分、丸ノ内線「西新宿」10分

●ささらにいらっしゃいませ(1ページだけの紹介ページ)
http://www.osk.3web.ne.jp/~nanten/air/sasara.html

●食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13081882/


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2016年08月06日

新宿で着物ランチ→美術館→ライブ


(この写真の説明はのちほど)

この日のためにこの週はたくさん働いた。
着物友達のカホさんと夏着物でランチの日。

カホさんは、アンティーク着物コレクターの田中翼さんのファッションショーのモデルをして知り合った。その後も舞台を見に来てくれたり、お酒を飲んだりしているお友達。

午前中に急な接客の仕事依頼があって「いやー、着物でランチの約束があるので…」とやんわり「無理です」と断ったつもりが、まさかの「催亊はお着物で問題ない現場なので、いられる時間までいてください」との答えで、行かざるをえなくなった。

前日は砂々良から帰ってから着物の半襟を縫い付けた。
当日、予定よりも早く起きて着付けして、余裕で駅に向かう途中で、足元に違和感。
なんだろう、このダイエットスリッパ風の触感(かかとが浮いている)…?

草履のかかと、もげた(笑)!


路上でしばし悩む。(引き返して履き替えるべきか、このまま会場に向かうべきか。
だめだ、お客様の誘導するんだ、かかともげてるのバレる!)
走って帰宅して、玄関にあった白木の下駄に履き替えて走る。予定の電車の時間にはついたけど、結局電車が遅れて来て、5分遅れで集合場所にたどり着いた。汗だくで。
(写真は、慌てて飛び出したから、バッグに入ったままだったかかとの残骸の写真をホームで撮ったもの)

お仕事を素知らぬ顔でこなし、本編スタート前に飛び出し、新宿へ。
副都心線の新宿三丁目から歩こうと改札を出たら、
「歌鈴ちゃん!」
「?! こもださん!」
なんやらこちらも一仕事終えてきたらしい歌鈴ちゃんと偶然のバッティング。
カホさんの到着時間が知らされて、ちょっと余裕で着付けを直しにトイレに寄ってなかったら会ってない絶妙のタイミング。
「こもださんは(着物で)これからどこへ?」
「一仕事終えてこれから友達とランチです」
歌鈴ちゃんの疑問は晴れてないだろうけど、とりあえずお疲れさま、と労って別れた。



1个盪纏がらみじゃなく、なんの制約もなく、ただお互い興味のある話したいことを話すだけの時間て久しぶりでほっとした。

ランチのあと、新宿駅西口からちょっとの損保ジャパン日本興亜美術館の「魔法の美術館〜光と影のイリュージョン〜」へ。
ゴッホのひまわりは見に来たことあったんだけど、今日は展示がメイン。参加型の展示で、こちらが動いたりアクションをすることで反応が起きるというもの。ちょっと麻人楽の参考になるかなと気になってた。来られてよかった。

動くのに合わせて桜の花びらが舞ったり、
光の中心にスポンジを投げ入れると爆発が起こったり、


近づくとピクセル数が変わって表示されたり、


天井から投影してる童話の物語を白い本で写して読んだり(かなり麻人楽の発想に近い)、


何色もの影が出来たり。


https://flic.kr/p/KU84Eh
自撮りなので分かりづらいけど、時間差でもうひとり現れるブース。(動画、ちょっと重いです)


入場料も1000円と手軽だし、中は涼しいし、
わたしはおかわり(順路を遡って気に入ったのだけもう一度体験)したくらい楽しかったから、お近くでお時間あればお薦め(おすすめ)です。2016年8月28日まで。
※この「薦」って字はちなみに、こもだの「こも」です。


■東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館サイト
http://www.sjnk-museum.org/

■イベント公式サイト(動画など)
http://www.mahou-museum.com/続きを読む

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2015年07月20日

「ナゴシノハラエ」上映会@UPLINK


大原とき緒さんが監督した『ナゴシノハラエ』上映会へ。
数年前に撮影したのだけど、ずっとタイミングが合わずに完成版を見られていなかった。
母役の、とき緒さんの衣装はわたし監修だったのもあり、浴衣を着て行った。

わたしの役は『ビンヅメノジゴク』(夢野久作の『瓶詰の地獄』より抜粋)を上演している劇団員で、わたしが兄役、野口有紀ちゃんが妹役。いまは無き神楽坂die-pratzeで撮影している。演出はメインキャストの土山壮也さん(劇団め組)だった。土山兄さんとは『Bon Voyage!』という舞台で恋人役(?)で共演したご縁がある。

撮影したあとどう撮れていたかもチェックしなかった。演劇ではだいたい想像がつくけど、映像は経験が少ないからどんな具合か実感がなくてドキドキだった。結果はまさかの、想像通りの出来だった。ちょうどこのくらいだろうと思っていた通り。「もっと出来てると思ったのに」でもなく「思ってたよりいいね」のどっちかだと予想してたから不思議だった。


作品は、世代や人物について(双子や呼び名が混ざって)敢えて錯誤を狙っているようで複雑なところもあるが、基本は『MATSU⭐︎KAZE』と同じく不在の(捕えられない)男を待つ女を描いているのでわかりやすかった。

今後も映画祭などでの地方上映の企画を精力的に進めているようなので、上映の機会があればtwitterなどで告知するつもりです。どうぞ今後もよろしくお願いします。続きを読む

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2015年06月20日

砂々良43周年記念日

砂々良は今日で43周年でした。
キリもよくないので、マスターは「大袈裟にしないでいいよ」と言う。
でもユキちゃんとわたしはまあ、土曜日だけど顔を出すよね。

新婚ほやほやのカウンター族のお客様が奥様と来てくださったり、
砂々良の近くにお勤めだった(いまは退職されている)お客様がわざわざ誘い合って来てくださったり、
今日は都合がつかないからとお酒やお花を手配してくれたり。
あ、「今日行けないけどマスターによろしくね」とメールや直接言っていただいたりもしたなあ。

ありがたい限りです。

おかげさまで楽しい夜になりました。

もちろん今日も富美子ママの着物。

<2015.6.20>


白地に幾何学模様の単衣
麻の葉模様の白と紺の半幅帯
白レースの帯揚


着物着るのは久しぶり(2月の麻人楽以来?)だったのと、ちょっと寝ぼけてたのか、背中にタオルを入れ忘れるわ、伊達締めしないで帯を結ぶわのてんやわんや。
レースの帯揚はおしゃれというより、伊達締め代わりにしっかり着物を押さえるための実用的な理由で導入(笑)




今後とも、どうぞよろしくお願いします。



砂々良 一同


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2014年12月29日

2014砂々良納め

最終日につき、着物で出勤。
久しぶりに衣装じゃなくて着物着たけど、案外さっと着付け完了。

早めに集まって、マスターとユキちゃんと三人でしゃぶしゃぶ忘年会。


テルさんが「三人で食べてー、後で来るね」と、美味しいレアチーズケーキを差し入れに来てくれた。


マスターは明日まで営業するが、娘二人は今日が年内仕事納めなので、合わせて挨拶に来てくれるお客さんもある。お酒やらスイーツやらいただいたり、改めてありがたさを感じる1日でした。




ふたりともママの着物。

[2014.12.29の着物]
亀甲紋の着物
かんざし柄の半幅帯

この色で鱗みたいだから「蛇」って呼んでる着物でした。




来年もよろしくおねがいします。

砂々良一同

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2014年07月07日

七夕とゾロ目の日

麻邑楽の日から一ヶ月。
ゾロ目の日は麻邑楽の日ということでお仕事をしましょうと、昼間にスタジオに行き、一曲録音。
ライブはアコギだけど音源は形式変えるかも、と卓晢さんが言い、クリックありで録音したギター伴奏に合わせて歌う。
生演奏でしか歌ってなかった曲だからか、そこはかとなく違和感。
百眼曲はクリックベースで作って、それでレコーディングしてるんだから、これまでこの形でやれてたのにね。麻邑楽曲なのにギターに揺れがないことに違和感を感じるのか、歌に沿ってギター弾いてくれてたのに慣れたせいなのか。

卓晢さんが録る直前になって歌詞を「どっちだと思う?」と訊いた。
一回ライブした歌だから歌詞も完全体だと思ってたからびっくりした。でもそっか、ライブでやってもレコーディングまでに変わることなんてあるよね。
そして「うん、こっちにしよう!」と言った。
一緒に作ってる感。おもしろい。
出来上がりが楽しみだ。


そして、せっかく七夕だからゆかたを着た。
しかし七夕祭りには間に合わなかった。

<2014.7.7>
三種絞りゆかた、麻の葉柄の半幅帯、麻の帯締、兎の帯留



デモのとき「兎」って呼んでた曲だから兎の帯留。
ちなみに仮歌には兎出てきてたんだけど、歌詞完成したらいなくなってた(笑)
たぶん曲名変わります。

(註:この曲は「鬼の帰り道」というタイトルになりました)

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2014年06月20日

砂々良42周年記念日

公開ゲネまで一週間!
でも今日は砂々良の開店記念日なので着物で。
ちょっと早めに集まって、ユキちゃんとマスターと三人でゆっくりごはん食べて話す。
たのしかった。
ユキちゃんとは、引継ノートとかメールでは頻繁に会話してるけど実際に会うのは年に数回。
だから話すことたくさんあって、あっと言う間に開店時間。




ユキちゃんもママ着物。


忘れず駆けつけてくれる常連さんに感謝。

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2014年05月16日

砂々良着物Day


砂々良のママの命日なので、ユキちゃんとふたり、ママの着物で出勤。
引越しの翌日だけど、抜かりなく、ちゃんと一式ひとつの箱に分けておいたんだもんね!


知っているお客様は、お花を送ってくれたり、お手紙を書いて来てくれたり。
9年経っているのに、ママを忘れずにいてくれてありがとうございます。


<2014.5.16の着物>
クロワッサン柄の単衣
半幅帯

T橋さんがターコイズ色の皮の腕時計をしていたので言及したらなんと「これ?飛行機の中で買ったんだけど、いる?」と下さった。ありがとうございます。贈り物の腕時計を悉く紛失してきたわたしだけど、今度こそなくさない。

それを着けて、本日の、もう一つの大事な現場へ向う。


2時間後に砂々良に戻り、常連さんと飲む。
ゆきちゃん、マスター、お疲れさまでした。

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mari_air at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年12月27日

2013年 砂々良納め(娘のみ)


明日と30日はマスターがひとりで営業なので、娘たちは最終金曜の本日が仕事納め。
毎年恒例、着物で砂々良の日。

そもそも御予約でテーブル席は埋まっていて、カウンター族のみなさんも「暮れの挨拶だよ」ってたくさん来てくれて、ずっと満席。ふたり体制でも大わらわ、予備椅子も使って寿司詰めな砂々良だった。
今年デビューした20〜30代の若手カウンター族のおひとりが、初対面のベテランカウンター族と隣り合って、接近戦で楽しく会話してくれてて「こういうの楽しいですねー!」と盛り上がってて、うれしいかぎり。

落ち着いてきた22時半頃から、いただいたお酒を開けてマスターやゆきちゃんと、お客様と呑む。
冒頭の写真がその飲み始め。


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