Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

ステージ

映像作品「糸地獄抄」2023 〜リオフェス参加〜

itojigokusyo2023



お待たせしました!
6月27日に予告編を公開してチケット発売。
7月7日の夜に本編解禁となります。

リオフェス20回目、つまり岸田理生没後20年の節目の年です。
これまで「吸血鬼」「火學お七」「草迷宮」を原作とした音楽劇を作ってきました。
今年は舞台ではなく、2019年上演の朗読版(一部映像もあったので)をベースに配信の映像作品を作ろうと考えました。
語りだけでもとても聞き応えあるものになり、ついた音楽は予想外のもので、知らない西邑さんの引き出しを見た思いです。

嬉しくも、この作品のために再集結してくれた去年の『仮面劇・犬神』出演陣。
映像での、ダンサーの日原奈緒花さんをはじめ、俳優陣もとても美しい(美しい、っていうのは総合的にすごいって意味で使っています)。

音声を編集したり、映像ネタをチェックしながら「かっこいいいー!」とか「いいね・・」と興奮しました。
2019年に映像でゲスト出演してくれた御三方の語りも再録です。
どうぞご期待ください。


詳細は次のページをご参照ください。続きを読む

11/11〜13『仮面劇・犬神』渾身の公演、開幕です!

あけて本日11日(金)開幕!
昭和精吾事務所『仮面劇・犬神』
寺山修司の鮮烈な幸福論!

ザムザ阿佐谷でまさかの生バンド。

いやーもう盛りだくさんです。
再演はおいそれと出来ないので、3日しかないけど
見てください、ぜひ!
当日券、あります。

https://showaseigo.com/wp/202211

[あらすじ]
犬神家に生まれ、孤独を抱えながら祖母と2人で暮らす
青年・月雄が犬を飼い始めると、村で奇妙な事件が起こり始め…
寺山修司による鮮烈な幸福論!

11月11日(金)19:30
11月12日(土)14:00/19:00
11月13日(日)13:00/18:00

開場:開演30分前 受付開始:開演45分前 
上演時間75〜80分

カンフェティチケット http://bit.ly/202211_p
◉前売
一般:4,000円
十代の特券:1,500円[U-20限定]
ペアチケット:7,000円※前売のみ

当日精算 http://bit.ly/202211_r (開演3時間前まで受付)
◉予約 
一般:4,000円
十代の特券:1,500円[U-20限定]

劇場受付にて開演45分前より販売。
◉当日
一般:4,500円
十代の特券:2,000円[U-20限定]

あな地球)キャラメルボックス成井豊さん

2022年2月の出演作は、キャラメルボックスの20年前以上前の作品「あなたが地球にいた頃」。

今、アングラ劇団の代表をしている私からは想像できないかもしれませんが、演劇を始めた高校時代はキャラメルボックスの作品をたくさん見て、上演もしていました。
全国大会出場の作品は別役実作品でしたが、卒業公演は『不思議なクリスマスのつくりかた』。


去年末、実家の片付けをしていて、昔の手紙束の中から成井さんにいただいたお手紙が見つかりました。




続きを読む

客演告知)4/1木 2金 舞台芸術創造機関SAI『MasqueraDead』再演(原案:三島由紀夫『仮面の告白』)

2018年『MasqueraDead』(原案:三島由紀夫『仮面の告白』)の再演に出演します。
手術後長らく休業していた常盤美妃さんの復帰戦ということで、初演タッグで臨みます。
再びとっきーと愛し合います。

詳細は追って公開ですが、SAIと若手劇団 小屋+kopの共同企画で令和三年の三島祭だそうです。


参考に初演時の写真再掲載
マスカレ2018稽古

マスカレ2018本番



これが集合写真
マスカレ2018集合

二人の雰囲気で何かを察してください。
とっきーと(ほぼ)二人芝居。

そしてわたし史上初「こもださんがめっちゃクズだった」と言われた作品。(演じた人物像がね!)
倉垣さんは「●●なこもださん見たかった」って意外なの当てて来る。
Sな女医(敢えて女医と言いたい)
テンション高めのオトウサン
神様、など。

女医は意地悪できなくて苦労したなあ。
クズなこもださんを見に来てください。

告知)今夜2/10水 20時〜 idenshi195主宰・高橋郁子さんとツイキャス

明後日の昭和精吾事務所BAR 目前ですが、今夜、急遽配信します。

まり郁子

2/10(水) 20:00〜 無料配信
https://twitcasting.tv/mari_air

こもだまり(昭和精吾事務所 主宰) × 高橋郁子(idenshi195 主宰)


二人は激弾BKYU看板女優・東野醒子さんの引き合わせで十年前に出会いました。

語り・朗読について
こもだもゲスト参加する春の idenshi195ワークショップについて
声にこだわる主宰者同士の、堅苦しくないお喋りです。

コメント質問お気軽に!


[こんな方におすすめ]
🚩朗読・語り・読み聞かせ好き
🚩戯曲は楽譜
🚩音の重なりフェチ
🚩声に好みがある
🚩抑制の美学
🚩音に集中するとき目を瞑る

=========
高橋郁子[idenshi195主宰/脚本・演出]
=========
2001年より朗読劇の作・演出、2007年よりアニメーションの脚本を手がける。
「言葉の楽譜」を元に、新しい朗読劇のスタイルを確立。
人間の内面を繊細に見つめる描写に定評がある。
日本シナリオ作家協会、日本劇作家協会会員。

舞台作品のほか、これまで手がけたアニメの脚本は映画『アシュラ』、テレビアニメ『聖闘士星矢 セインティア翔』『モノノ怪』『墓場鬼太郎』『図書館戦争』『青の祓魔師』『スタミュ』など多数。

Twitter:https://twitter.com/ikuko_t

=========
idenshi195(いでんしイチキュウゴ)
=========
脚本家・高橋郁子を主宰とする朗読劇ユニット。
独自の脚本[言葉の楽譜]と、語り手の「声」に宿る力を最大限に生かす演出で、立体的な朗読空間を創り上げる。

公式サイト:https://idenshi195.com/


●こもだが出演した高橋郁子作品●
2011「潮騒の祈り」
2012「月想」
2015「柔らかな鎖」

予告)近日、『血系譜』2018(氾濫原」ver.)を期間限定公開します

麻人楽音楽劇13『血系譜』の上演映像を公開します。
自宅待機の方も多いみたいですし、お時間あれば見てください。

2019夏におなじキャストで、映像も追撮してバージョンアップして上演しており、今年その映像も発売予定なので、旧版を放流します。

どうぞお楽しみに。

ある村に迷い込む避雷針売りの男に、演劇実験室◉万有引力の小林桂太さん。

初演では稲川実加さん演じた妹役に麻人楽の常連、左右田歌鈴さん。
姉をわたし、こもだまりが演じています。



2019上演時のCM動画
(2018上演映像に、投影映像と追撮分も多少加えたもの)

令和2年2月22日記念『猫の恋』朗読動画ダイジェスト公開

令和2年2月22日!(なんなら2020年!)
ゾロ目と14日進行で物事を進めてると宣言してるので、
なにかやらなきゃ、もとい、
「なにかやらにゃ(ФωФ)」ということで
ゾロ目・猫の日記念企画!

去年の春に即興上演した、猫の出てくるお話のダイジェスト動画公開します。


即興朗読【猫の恋】ダイジェスト
(2:23)


2019.4.30 SAIBAR にて上演

作:横田創 
構成:こもだまり(昭和精吾事務所)
映像内音楽:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

朗読:
倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
こもだまり(昭和精吾事務所)



2/22に間に合わせてショートショート、1分ちょっとの形で発表したんですけど、
その日は土曜にも関わらず、団体予約で砂々良特別出勤となり、志半ばでupしたんで、
翌日改めてダイジェストを製作しなおしupしました。
偶然にも2月日23に2分23秒の作品。(‎猫どこいった。)


続きを読む

氾濫原2)麻人楽音楽劇16「幻視+」2019 終幕

2016春、青蛾館出演後1週間で本番(マチネ上がりの日にレコーティングしたんだったかな?)という今思えば恐ろしいスケジュールで上演した『幻視+』。その再演でした。

麻人楽(まとら)ていうのは、西邑さんのサイケ映像×麻邑楽の爆音楽曲で見せる幻想音楽劇です。
(参照:麻人楽official http://www.osk.3web.ne.jp/~nanten/matra/

2015年2月に上演した『幻視』の後、2016年8月までに『幻視シリーズ』として5作品を発表。
『幻視+』はシリーズ4作目、そして麻人楽音楽劇としては5作目でした。今回16ですって。
結構やったんだなあ!

麻人楽上演リスト
http://www.osk.3web.ne.jp/~nanten/matra/mt_bio.html



2019.12.13(金)新宿シアターPOO
麻人楽 音楽劇16「幻視+」2019

脚本・演出:こもだまり(昭和精吾事務所)
音楽・映像:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

スクリーンショット 2019-12-18 4.56.04-m

20191213幻視+2019 5.15.12_石井-m

「うちの家系には何代かにひとり、眼の病を持って生まれるものがある。
それは赤い目、あるいは幻を視ると書いて幻視と呼ばれる。」
祖父、戌井 壮の手記はそう始まっていた。

「一体どちらが鬼かしら」
一人きりの暗闇の中でだけ見えてくるものがある。
満月の夜、男は開けてはならないと言われた箱を開けた。
これはその百年後、男の子孫である伶から始まる物語。

「百年経ったら返しに来て」


=========

【出演】
男・戌井 伶(いぬい・りょう):梶原航(航跡/ZINGY ZAP)
IMG_0608幻視+-m

女・尾崎葉子:こもだまり
IMG_0448幻視+-m

鬼影:辻真梨乃
IMG_0382幻視+-m



【映像出演】
祖父・戌井 壮(晩年):昭和精吾
20191213幻視+昭和_西邑-m

祖父・戌井 壮(青年):麻宮チヒロ
20191213幻視+チヒロ_西邑-m

【音声出演】
母・河臨:稲川実加
祖母・実咲:左右田歌鈴



===================
音響PA:飯塚ひとみ
映像オペ:江戸川長一郎(gaizao)
動画撮影:石井飛鳥(虚飾集団廻天百眼)、西邑卓哲(FOXPILL CULT)
衣装(鬼影):左右田歌鈴
眼帯デザイン:麻宮チヒロ



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告知)1/28-2/3 廻天百眼「アリス・オブザデッド」に出演します

次の出演は客演11年目となりました廻天百眼。
「不思議の国のアリス」を題材に、”成長してしまうこと”を描きます。
超ざっくり言うと、百眼版・ロッキーホラーショウ!
音楽はもちろんFOXPILL CULTの西邑卓哲。今回はひさびさ、西邑さんも歌で参加!
お客様も一緒に楽しめる、一体型エンターテインメントになる…んじゃないかな?(予想)


廻天百眼劇場本公演
『不思議の国のアリス・オブザデッド』

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アングラのその先、アッパーグラウンドへ!
この世とあの世の境界劇を演じる虚飾集団廻天百眼の劇場最新作!

少女は化け物に呑み込まれながら自分の名前がレイシーだったことを思い出す。
呑まれた先は白うさぎ率いる狂人たちのパーティー会場。
そして、階下からはゾンビの大群が迫ってくるという。
もう一人のあなた、アリスと名乗る少女に導かれゾンビから逃れるレイシー。
血まみれの労働!
セックスと喧騒!
生まれ直しと悪い夢。
15階越えたら仲間入り、
誰も元には戻せない!


脚本/演出 石井飛鳥
音楽/音楽監督 西邑卓哲



【出演】

スクリーンショット 2019-11-01 20.57.19スクリーンショット 2019-11-01 20.57.32


【スタッフ】
脚本/演出 石井飛鳥
音楽/音楽監督 西邑卓哲(FOXPILL CULT)

舞台監督 川俣勝人
音響 飯塚ひとみ
照明 横原由祐
発明 奥山友太
衣裳 左右田歌鈴 りくろあれ hypno ジョジョーフ 瀬下アユム
美粧 ウヅメ 十郎
美術 桜井咲黒
小道具/特効/操演 十三月紅夜

広告美術 ワタナベユウキ
製作 ツキヨミプロジェクト
企画 虚飾集団廻天百眼

【スケジュール】
2020年1月
28日(火)19:00
29日(水)19:00
30日(木)19:00
31日(金)19:00 
2月
1日(土)14:00/19:00 
2日(日)14:00/19:00 
3日(月)19:00


【チケット】
一般 4800円
青虫 2000円(学生)
ポスター付チケット 各+500円

※当日券は各+500円
※全席自由席
※青虫 当日必ず学生証をお持ちください。

https://100me.info/alice_t(総合)
http://kaitenhyakume.cart.fc2.com/?ca=4(前売券)
https://100me.info/alice_tr(予約フォーム)

◎数量限定!女王陛下の庭の薔薇 40000円◎
全てのステージに何度でも入場できるフリーパスチケット。
女王陛下の庭の薔薇の他、ポスター、友人招待券付き。
薔薇がなくなり次第終了です。



【劇場】
ザムザ阿佐谷
〒166-0001 東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21
URL:http://www.laputa-jp.com/annai/index.html#3
TEL:03-3336-5440
E-mail:asagaya@laputa-jp.com

◎お問合せ
虚飾集団廻天百眼
電網:http://www.kaitenhyakume.com
電信:http://www.kaitenhyakume.com/xxx/mobile/toiawase

◎廻天百眼とは
虚飾集団廻天百眼(きょしょくしゅうだんかいてんひゃくめ)
劇場を中心に活動する虚飾芸事集団。
その舞台は、「血の噴出」「観客が覗き穴から観劇する」「人体切断」などの演出、ロックとプログレに日本の土着的旋律を加えた合唱曲、バレエや歌舞伎から取り入れた身体表現、倒錯的な衣裳や舞台装置、そしてアンモラルな登場人物達からなり、観客を暗黒のお祭り騒ぎへと誘う。
丸尾末広の『少女椿』や江戸川乱歩作品の舞台化、寺山修司の『奴婢訓』の上演、岸田理生アバンギャルドフェスティバルへの出演など、名実ともに現代アングラ劇の第一線で活躍中。

御礼)りくろあれ企画「弦月音-ユミハリネ-」

りくろあれ企画「弦月音-ユミハリネ-」、ありがとうございました。


20191104ユミハリネ


20191104リンリ

リンリ.は、りくろあれと逆で、大島さんが語りまくり、Rekaiさんが歌う。
楽曲も好きな曲がたくさん使われており(やはり円い夜は名曲だ)、物語と相まってぐっとくるし、(アルバムで聴いている時と意味合いが変わって)新鮮でもある。
効果音を生で出したりするのはやっぱりドキッとしていいね。

リンリ.は、というかRekaiさんの描く世界は、日常の中の、例えば靴に砂が入った時のような小さな異物感を見過ごせず、生きづらくなって自分の居場所からいなくなってしまう、そんな物語が多い。ちょっと鈍感になってしまえば今まで通り過ごしていけるのに、その人はその欠落や違和感をないことには出来ない。孤独だけれど充足してもいる、たった一人の世界。

そんなRekaiさん、かわいいこといってくれたから貼っておく。



===================

りくろあれ。歌を挟んで物語が進行していくスタイルは、リンリ.と一緒。
ざっくり言うと、大島さんが歌、みーもがヒロインと身体性、わたしが語り(観察者)という感じ。

20191104シロノヲト1


昼と夜とで、使う楽曲が一部違い、つまり演出が変わる。
稽古では混乱もあったが、本番は着実に踏みしめられたと思う。

三人は目を合わせずに、声と気配だけで繋いだ糸を頼りに息を合わせる。

歌詞も台詞だし、台詞も歌のように最適な音や強さや速度がある。つまり60分の楽曲の解釈を共有してお届けする、みのるという素敵な部屋での演奏会で、このメンバーだっだからできた作品。

私の役・棗[なつめ]は、見守る役割の登場人物なので、台詞は、記録した日々の出来事を読み返して思考していると解釈した。
歌は、彼女が自室で聞いている音楽であり、歌詞は彼女の回想や、思考内容や、手記の内容。
うちとりくろあれの様式の違いに戸惑い、難しかった分、乗りこなし甲斐があった。

回想の中の繭の兄・樒[しきみ]さんとの会話シーンは、落語家のように 棗/兄/地の文 を行き来する。かつ2人がそれぞれの感情で興奮するので、御するのに苦労した。初演の兄役を演じた方を知っている為か、私の目には実際には登場していない彼の姿が見えていた。RONさんに会ったら「お兄様興奮しすぎです!」と苦情を言おうと思う(笑)

昼と夜で構成が微妙に違う、つまりは一回限りのテイクを2演目するようなもの。
しかも、同じ台詞の場面も多いけど、前後が違うから、同じ感情ではない。
まあそもそも相手役や会場の空気が違えば演技は変わってくるんだけど、その振れ幅は静かだけれど大きい。微妙な差異を丁寧に拾って、違和感や変化を見逃さないように、気配を全身で受け止めながら的確な反応する。そんな演目だった。棗が繭に対してそうしようとしているように。


りくろあれという大島さんの世界に呼んでくれてありがとうございました。
スタッフのおふたりもいい方で、安心して過ごせました。

大島さんとはこのあと、こんどはわたしのホーム、昭和精吾事務所「氾濫原2」でお手合わせ。
たのしみです。

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