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語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

日々雑記

令和二年の謹賀新年

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まずは個人版。
去年に続き、干支になってもらった事務所マスコットのシロと。
(この日は撮影だったのでカラコン入ったまま)


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そして事務所版。
昭和精吾所蔵の寺山修司生原稿に、今年の干支が隠れていたので、チーズで釣ってお披露目です。
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昭和さんに生前預けられた、額縁に入った生原稿。
廻天百眼で奴婢訓をやった時、演出の石井飛鳥さんが「せっかくだからあの台詞いいますかー?」と計らってくれて、マッチを擦って叫んだことがあります。

「退屈はねずみだ!それを追いかける猫は想像力!」

ねずみ年。
追いかけられるうちねずみも退屈ではなくなることでしょう。
走ります!

ここを見てくださってる皆さまにとっても、よい一年となりますように。
本年もよろしくお願いいたします。



昭和精吾事務所
二代目代表
こもだまり


2019のメリークリスマス

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今年はミニシロサンタよりメリークリスマス!
(タモツさんが作ってくれたサンタ帽)


去年と一昨年の写真を発見。


一昨年はシロが公式マスコットになった年だから「シロと撮ろう!」ってなってクリスマスカード作ったんだな。年賀状も作ってるはず(2018は戌年だから)。

去年は12月にミニシロが家に来たばかりだったので、張り切って全員で写真を撮った。
(撮影しようとするとミニシロが転げ落ちて大変だったのを思い出した)

今年はクリスマスばたばたしてたので、写真撮り忘れて去年の一家写真をそっと嵌め込んでおきました。
シロ(オリジナル)は今年「水鏡譚」で狐役で活躍しました。
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ほらほら。おでこに稲荷のお化粧しています。
どうもそれ気に入ったらしくて、まだ落としてません。
12月の氾濫原2で「犬神抄」やるかもしれなかったのにな。

今朝公開した『水鏡譚』サントラに使われている映像は、このフライヤー撮影の日に撮影したものです。背景が緋毛氈の雛壇でしょう? ここ、初めて見た時からいつか使いたいと狙ってました。
今年の6月なんですね、『水鏡譚』遥か過去な気がします。

公演を見てないかたも、サントラトレイラーでどんな公演だったのか少しはわかると思うので、
ぜひご覧になってくださいね。

詳しい説明は一つ前の記事ご参照くださいませ。
http://komodamari.blog.jp/20191225.html







告知)2019秋冬 こもだまり祭り

【こもだまり祭り】2019秋冬

9/18 昭和精吾事務所の診断「今日のラッキーアジテーション」公開
☞日替りで、寺山修司の言語が診断結果として表示されます。
https://shindanmaker.com/927883
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9/23 第4期修了内部発表会  ※講師
テキスト:「血系譜」より抜粋
演出:こもだまり
出演:生徒一同
即興伴奏:西邑卓哲(FOXPILL CULT)



9/25水 昭和精吾事務所BAR 第六夜 ※1日ママ&ミニステージ
「カップラーメンナイト」シアターPOO
☞公演じゃないときにいろいろお話ししたいという趣旨のお店イベントです。
20時台にミニステージがあったりなかったり。
http://komodamari.blog.jp/ssjbar.html
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[ミニステージ]20:40〜
こもだまり×guest大島朋恵(りくろあれ)/即興伴奏:西邑卓哲(FOXPILL CULT)
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10/5土・6日 舞台芸術創造機関SAI新作『再生術』 ※出演
アトリエ鵐廛譽ぅ
☞SAI15周年企画展のクロージングイベントとして上演。主宰・倉垣吉宏氏の自叙伝的作品。
https://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/deathrebirth/
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11/4月祝 りくろあれ演目「シロノヲト。」
※出演
経堂アンティークスタジオみのる
※リンリ./りくろあれツーマン 『r.a.02_05 弦月音-ユミハリネ-』にて
http://ooshimatomoe.net/ooor.aooo/02-05




12月半ば ※なにかあるかも??

※最近の更新一覧

出来事の日付であとから書いてあげているので、
最近更新した目次を立てておきます。

しばらく、そういう更新しそうなので、ここに随時追加していきます。

2018==================
1/1 新年おめでとうございます。戌年です。
http://komodamari.blog.jp/20180101.html

1/1 告知)昭和精吾事務所、7月リオフェス2018参加決定
http://komodamari.blog.jp/20180101r.html

2017===============
12/30 万有引力餅つき大会2017
http://komodamari.blog.jp/20171230_2.html

12/30 ※撮影しました)FOXPILL CULT『人体模型への散歩者』MV公開
http://komodamari.blog.jp/20171230.html

12/28 砂々良2017仕事納め
http://komodamari.blog.jp/20171228.html

12/27 廻天百眼16本目で10年目
http://komodamari.blog.jp/20171227.html

12/26 犬猫まみれのクリスマス2017
http://komodamari.blog.jp/20171226.html

12/25 Merry Christmas2017
http://komodamari.blog.jp/20171225.html

12/17 満員御礼)池の下 第25回公演『葵上/班女』
http://komodamari.blog.jp/20171217.html

2016===============
8/26 麻人楽音楽劇06『幻夢+』
http://komodamari.blog.jp/20160826.html

2015===============
9/9 昭和さんへ[2015.9.9]
http://komodamari.blog.jp/20150909.html

犬猫まみれのクリスマス2017

12/22
今日から「公演終わったらね」の会合が目白押し。しかも24.25日は女子会だった…わたしは気にしないけど、なんかごめんね…(>_<)
そして年末年始には郵送やら資料整理やら来年度の予定など。
年の瀬っぽくなってきた。

12/22の会合はモーニング。
 

謎の物体は「こりもむにゃん」、ツボ押し猫である。


この日の会合相手が席を外してる間にそっとテーブルに出しておいた。帰ってきて、真面目な話の続きをし始めてしばらくしてから、これに気づいて「え?!」と言った。予想外の物体を見つけた時、人は本当に二度見するんだと知った。この会合の意味は、たぶん来年の春になる前頃にわかる。

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12/24は大人女子会。俳優とか脚本・演出とか、主宰とか、そんなことしてる面子で焼き鳥メインのお店を予約して語り合う。個人でする作業の、それぞれの作法聞くのって楽しい。鶏推しのお店だけど主に野菜と釜飯を食べた。わたしは池の下での習性で12月はビールばかり飲んでいる。



帰宅して、例のシロサンタのクリスマスカードを作る。


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12/25は「こりもむにゃん」をくれたあの子とデートなので、もちろん連れて行く。



左右田歌鈴ちゃんである。
「こんなに可愛がってもらえてよかったー」



曰く「こもださんの待ち受けっぽい感じの顔してたから『これは…!』ってなりました」。
確かに似ている(表情が)。
 

 

※ちなみに紅夜さんも、顔合わせの日に当然のように猫靴下をくれた(うちにももともと何足かある)。紅夜も猫靴下を履く同志なのである。
 

 

猫マシュマロもいただいたことある…。
 


先日「ここ数年猫グッズもらうことが多いんだけど猫好きだと思われてるのかな?」
と言ったら友たちは、「は?」と呆れ顔をした。
「猫Tシャツ着てるんだからそりゃあ」「待受がアレだから……」
大島さんに「今日Tシャツもトートも待ち受けも猫じゃないですか。よく見たらパーカーも小さい猫柄(千鳥格子みたいなの)じゃないですか…!」と指摘されるまで無意識な猫尽くしで出かけるくらいには麻痺している。子供のころ、動物のついた服を着るのは子供かおばあちゃんだと思っていたが。(わたしもうおばあちゃんなんだわー!)







歌鈴が池の下『葵上/班女』の感想を話してくれた。手帳のメモを見ながら、言葉を選んで大事に話してくれた。その中で驚いたのは「役者って、憑依型っていうか、役によって全然違う人物になる人もいるけど、こもださんは、けなしてるんじゃなくて、どんな役をやってもこもださんだなって思うんです。けなしてるんじゃないですよ(二度言った)。こもださんは人を殺さないけど、でも例え人を殺す役でも変じゃないから、ここんとこ考察した結果、これはこもださんの前世みたいなものなんだなって。この世界を生きてた時のこもださんなんだなって」というところ。
「わたし”前世”って言葉で歌鈴ちゃんに話したことあったっけ?」「ないですね。」「そっかー、すごいね、わたしもまったく同じその言葉で思ってたよ」。それがはっきりその言葉になったのは『鬼姫』の紅葉からで、特にあれは生まれ変わりの物語だから誘発されたところはあるけど、紅葉は前世だと思っている。『少女椿』の紅悦は元があるからか、ちょっとだけ遠くて親戚みたいな感じ。でも『冥婚ゲシュタルト』の麗華も、それより以前にやった当て書きの役は、前世みたいなものだと感じる。(振り返れば18歳の時に演じた、最初の当て書きの役のせい。稽古と現実とがリンクして、現実世界で騒動があった。)

鶏肉(特にささみ)が好きな歌鈴となので、今日は鶏肉料理のお店で延々鶏肉を食べた。普段は作品についてとか、目の前のことばかり話すから、そうじゃないことを話すのは新鮮だった。
歌鈴が何を好きで、どんな風にものを見るのかとか、なぜそう考えるようになったのかとか。終電まで延々話したけど、「役作りって、するの?」って話始まったところで時間切れ・お開きになったから、また今度続きをしよう。



歌鈴はわたしを(あと実加りんと紅夜さんを)娘と呼ぶ。
お母さんまたね(笑)






犬猫まみれのクリスマスでした。

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新年は… ↓↓↓




羽野幸春先生のこと

2017年3月20日は、都立駒場高校時代の恩師・羽野幸春先生のお通夜でした。



青蛾館『中国の不思議な役人』本番2日目の深夜に、ご家族よりお知らせいただきました。
本番中唯一のマチネだけの日がお通夜で、本番中にもかかわらず列席できたのでした。
会場のウェルカムボードに先生の写真がたくさん飾られていたので、
列席できなかったみなさまにお見せしようと、そっと撮影してきました。
お会いした時はもう見事な白髪だった先生の若いころ。かわいらしいポーズ(笑)




羽野先生は担任でもなく、倫理の授業を受けただけです。
それでも、卒業してからも連絡を取っていた先生です。
訊けば「倫理」という科目がない学校も多いらしい。
最初の授業では、パスカルの『パンセ』の話をされました。
「人間は考える葦である」という一言は有名だと思いますが、先生はこの続きも教えてくれました。

人間は自然のうちで最も弱い一茎の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である。(略)
宇宙は空間によって私を包むが、私は思考によって宇宙を包むことができる。


発想の転換!たぶんその時わたしの口は「あ」の形に開いていたと思います。
掴みはばっちりというやつですね。それからわたしは倫理の授業が楽しみになったのです。


最も記憶に残っているのはギリシャ悲劇『オイディプス』の回です。
(詳しいことは割愛しますが)
父・オイディプス王が汚れとして追放され、弟のクレオンが王となる。
オイディプスの息子達は後継者争いをし、兄王子が敵国を率いて母国に攻め入り、兄と弟は相打ちで戦死。弟は国葬されたが、兄は逆賊として遺体を野に放置される。その処遇に対して、妹たち・アンティゴネーとイスメネ姉妹がどう行動したか…ということを話し、先生はアンケートを取りました。
「ここまでの物語を聞いて、クレオン・アンティゴネー・イスメネのうち最も誰に共感するか、理由もつけて書いてください。」
後日、廊下で会った羽野先生に「あなたのクラスで、クレオンに票を入れた女子生徒はあなただけでしたよ」と話しかけられました。わたしの中では断然クレオンだったので意外でした。次の授業で配られた集計表を見たらその通りで、いろんな考えの人がいるんだなあと知ったのでした。16歳の頃のお話です。

続きを読む

近況報告とクリスマス


12/20
スペシャルな葉書が届いた。官製葉書なことも、この方らしい!
帰って、昭和さんの額のところに飾る。
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12/18
誕生日にいただいた手袋をおろし、来年の手帳を買いに行く。
今年の表舞台は終了したし、新しい一年が始まるのだ。
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12/20
通販の関係で、チラシを整理していた。

2013年
5月「われに五月を」シアターPOOで昭和精吾復活。
※ここからずっと倉垣さんと麻宮さんが手伝いに来てくれている。

8月『71歳 俺の寺山修司と天井桟敷〜涙ぐむ戦艦〜』ザムザ阿佐谷
「密航者」として倉垣さんが出演。

12月 トークショー「寺山さん誕生日おめでとうございます」ザムザ阿佐谷
山田勝仁さん・萩原朔美さん・森崎偏陸さん・昭和精吾。網走五郎さんが飛び入り参加。

2014年
8月 『力石徹告別式(再現)』練馬区美術館。
西邑さんが歌とアコギで出演。予約数が多くて、予定の部屋でできず、急遽ロビーで上演。

12月 昭和精吾誕生日公演『寺山修司をうたう』シアターPOO
西邑さんが再び出演。昭和さんにサプライズケーキを出したら照れていた。

2015年5月『寺山さんってなんだった?』シアターPOO
トークショー映像を上映し、追加トークを萩原朔美氏と昭和精吾で。

8月『寺山修司をうたう 〜思ひでの沖縄ジァン・ジァンより〜』ザムザ阿佐谷
最終公演となった舞台。原サチコさん・津田卓也さん出演もあって、蟷螂や月蝕の関係者のかたもたくさん来てくれた。


…こうして見るとあっという間だ。
このあと、12月にお別れ会。

そして2016年12月「われに五月を 第二章」となる。
麻宮さん・左右田さん初出演。倉垣さん再び、西邑さん三たび。
のぐち和美さんや稲川実加さんも声や映像で参加してくれた。
ありがとう。

---


12/24
ここ数年、穴八幡宮で一陽来復のお守りをいただいている。
冬至〜節分の間だけ頒布しているお守り。
「古札はあちらへ」とのことでお返しするまえに新旧並べて写真を撮ったはいいが、
どっちがどっちだか自信なくなってすごく焦った(;ФωФ;)
一年お世話になりました。
---



12/24
2013年のクリスマスカードの絵が出てきた。




2015年のクリスマスは麻人楽『幻夜』の稽古佳境。
「忙しいまりたん(こもださんは麻人楽では、実加りんに倣ってまりたんと呼ばれることもある)にもせめてクリスマス気分を味わってほしい」と歌鈴がかぶりものを持ってきてくれた。その心意気に打たれてかぶったまま稽古。集中してるからそれでも真剣に稽古したけど、「違う!」って首振ったトナカイの耳についた鈴が「ちりーん!」て鳴った時はさすがに笑いそうになる(笑)
おにいも巻き込まれて記念撮影。

ちなみに2014年も12/26が麻人楽初回だったから、クリスマスもチヒロさんと稽古していた。
今年はやっと解放できたけど、みんなのんびりしたかな?

みなさまメリークリスマス!

人生初骨折報告(※完治)


これはなんでしょう?
そうです、マイ鉄板です!


先日ちらっと「骨折のこと書きます」と予告したら
「心配なので早く記事を書くように」と各所からお叱りの声がありました。
ご心配おかけしてすみません(汗)。
いまは、というか、直後の本番も誰にも気付かれずにできる程度だったので大事ないです( ´ ▽ ` )



3/21の「くるみ割り人形」小屋入り前日の最終稽古の通しの最中のことでした。
段取りをかえたての群衆シーンで人と接触し、小道具の水晶玉の中身が床にこぼれました。ダンスシーンなので踏むと危ないから拾わなきゃ、と振り向いたら再度人と接触しそうに。それを避けたら右足を前のめりにひねりました。足の甲がぐねっと床に着く感じ。あ、痛いな、とは思ったんですがそのまま通し稽古をして、4人のダンスもラストの走りまくりの一連も無事に遂行。
しかし終わってから足をみたらちょっと腫れてて「おう…。」
骨折って吐くほど痛いって言うし、今日全然踊れたし、大したことないだろうとタカをくくって、そのまま稽古場撤収作業して帰宅。駅から自宅まで歩く時にちょっと違和感と痛みが。
その夜、家族だけには知らせておこうと撮影した画像、記事のラストに貼っておきます。一応きらきら加工したけど青いし丸い(笑)痛そうなの苦手な人はご覧にならないように。


翌日は仕込み日、幸い俳優陣は入り時間遅めだったので病院へ。
「骨折って吐くほど痛いって言うし、まあ捻挫だよね」と自転車をこぎ、劇場付近の整形外科で事情を話したら「ここ痛い?ここは?」とグングン押されて、「あー、変形はしてないけど、レントゲン撮っておこうか」。
「妊娠はしてない?」レントゲンてそんなこと聞かれるんだ…とぼんやりしながら撮影、数分待たされて診察室に戻ると「ここさ、わかる?ささくれみたいになってるとこ。折れてるね」と簡単に骨折診断が下ったのでした。

先生「小指のここが折れてるから。できるだけ動かさないようにして。安静にしてて全治3週間ね。」
まり「あのう…そこの芸術劇場でもうすぐ本番で、しかも結構踊ったりするんですけど…」
先「踊るの?うーん、動くと変な風に曲がっちゃったりするからなあ、それ休めないの?」
ま「もう稽古も終わってますし、昨日一応一通り動くことはできたんで」
先「じゃあとりあえず鉄板で固定しよう。」
ま「鉄板入れたら踊れないですよね。テーピングとかでなんとかなりませんか?」
先「えー、鉄板入れた方がよくない?」
ま「爪先立ちとかできないですよね?」
先「…。」
ま「テーピングとかで…」
先「じゃあ本番だけ外していいけど、普段は鉄板。小指をとにかく動かさないように。」

鉄板を添え木として足の裏にテープで貼り付けられ、その上から湿布をされ、さらにゴム状のサポーターでぐるぐる巻かれて固定される。

先「はい、靴下履いていいよ。名称書いておく?」

と、付箋紙にさらさらっと書かれたのがこれ。


『右第5中足骨(ちゅうそっこつ)頸部骨折』
そのあと毎日ゆるい靴下とムートンブーツで劇場に通うことになったのでした。
冬でよかった。


劇場から帰宅して靴下を脱いだら指が真っ青。サポーターをきつく巻いたらうっ血したらしい。
昨日より悲惨な見た目ぞっとして、おそるおそる爪先立ちしてみるが支障はない。
とりあえず翌日は場当たりだけで、ゲネは明後日、本番まで3日あるからなんとかなるだろう。
湿布して骨折にいい食材食べて、足を高くして寝た。
(足を骨折して入院してる人が足を吊ってるのはぶつけないようにだ思ってたけど、血が行かないように心臓より高くするのがセオリーなんだって。骨の周りの組織が炎症を起こしてるからなるべく冷やすために血を回らせないように高くするのだそうです。たしかに湯船入って血のめぐりが良くなってから立ち上がる=足に血が降りると、ガンガン痛かったもんね。)

本番は柔らかい靴でちょっとひやひやしたけど、変な折れ方をしてないせいか、柔らかい同士でまっすぐ踏まれる分には痛くないという発見。
関係者には黙ってた。知ったら気を使ってイレギュラーな動きが起きて逆に接触事故がありそうな気がした。
それにわたしはみんなに怪我をしないおまじないをする係(※)なので、それが骨折してると知られたら効き目が怪しまれるし(笑)。おまじないは本番しかしないので、わたしみたいな稽古中の怪我は保障外でいたしかたないのです。
※演劇を始めた高校生の時に知ったおまじないで、どの公演でも本番前、全員にする。最初は怪しまれるが、回が進むとみなさん自分から会いに来てくれる。わたしもやり残しあると心配になっちゃうので、ご協力ありがとうございます。



共演の田中美甫ちゃん(CHAiroiPLIN)と「私服おそろー!」って楽屋ではしゃいでいた仕込み日も、(なんかうれしかった!)


百眼衆のみなさん(廻天百眼の石井飛鳥さん、FOXPILL CULTの西邑卓哲さん、女優のなにわえわみさん)が来てくれてはしゃいだ初日も、(ありがとうございました)


テラヤマ・ワールドの笹目浩之さん行きつけのお洒落なバーで、共演の浅場万矢ちゃん(時速8次元)とウイスキーを飲ませていただいた夜も、(ごちそうさまでした)


「くるみ割り人形」終演2日後、麻人楽の流血シーン撮影してた日も、(おつかれさまでした)


骨折真っ只中でした(笑)。


麻人楽の関係者には4月1日の稽古再開初日に告白しました。去年の6月に手の指を折ってるチヒロさんは「(骨折の世界へ)ようこそ」と優しく手を差し伸べてきました(笑) 本番みたみんなが「全然わからなかった」と言うのでホッとしました。

いや、笑いごとではなくですね、
支障なかったつもりだけど、たぶん多少かばって初動が鈍かったり、少なくとも万全なら出たかもしれない120%の出力は出せなかったのだから、関係者様にもお客様方にも本当に申し訳ない気持ちです。
4月8日の麻人楽が終わって、演出の拓朗さんとプロデューサーの野口さんにも骨折してたことと、お詫びを言いました。お知らせしてなかった皆様にも、この場をもってご報告とお詫びをさせていただきたく思います。わたしがボヤボヤしてても公演が大成功できたのは、観客の皆様の暖かい応援による活力補給と、(知らなかったとはいえ自然に助けてくれたであろう)関係者の皆様のお心遣いの賜物だと思っています。ありがとうございました!



骨折することなく一生を終えられると思っていたのになあ。
骨折したことある友人には「骨折してからが本当の大人だ。」となぐさめ(?)られました。
10月には自転車走行中考えごとをしていて電柱にグーパンチして右手の中指の付け根を打ったり、
(ハッと気づいたら目の前が電柱で、慌ててハンドル切って、ブレーキ握りしめた右手が電柱に直撃したのでした。後から思えば、そのままタイヤで当たるか足を出してればよかったのかも。)
ここんとこぼんやりが多いので、気を引き締めます。

みなさんも、考えごとしながら歩くのは不慮の事故のもと、要注意ですよー!続きを読む

英明さんと昭和さんのお墓参りへ


「6日は青森でイベントがあってどうしてもお別れ会に行かれないけれど、お墓まいりに行きます」と英明さんが連絡をくれた。

佐々木英明さんは、詩人。天井桟敷の俳優で、映画『書を捨てよ、町へでよう』の主役だ。
そして今は、寺山修司記念館の館長。
昭和さんお別れ会の冊子用にいただいたコメントもあたたかく、お人柄を感じるものだった。

寺山さんの舞台を二本見るため9、10日に上京するそうで、10日の午前中、かほるさん(昭和さんの奥様)、イッキさん、わたしと最寄駅で待ち合わせていくことにした。
「冊子のコメントに出てくる娘です。昭和さんに挨拶させなきゃと思って」と、英明さんは娘さん(次女)を連れていらした。

お墓まいりのあと5人で食事をしながらお話をしたのだけど、英明さんは桟敷の正式な団員になっていなかったとか、昭和さんはかっこよかったとか(笑)、『書捨て』上映会のゲストで来てもらった2001年の思い出話などした。あれが英明さんとの初対面だった。羽田空港までお迎えにいったら「鉛筆を削るためのナイフを取り上げられてしまいました。返してもらうので時間かかっちゃった」と笑ってらしたのを、今も覚えている。
[参照:当日のレポート]映画『書を捨てよ町へ出よう』の世界からの手紙/こもだまり
http://www.osk.3web.ne.jp/~nanten/syowa/documents/0105.html

お墓にはお別れ会当日の6日に入ったので、わたしたちも初めてのお墓まいり。




※場所はこちらに詳しく。
http://komodamari.blog.jp/20151210.html



日本酒で献杯しつつ昼食を食べ、「旅公演の時は、僕たちは劇団員じゃなかったから、昭和さんと僕はたいてい同じ部屋だったんだよね」などと、聞いたことのない思い出話を伺った。
「こもださんが記念館の野外で詩を読んだの、覚えてますよ」と言ってくださり、「あの短歌掛け合いは英明さんの構成なんですよね。昭和さんの公演で、イッキさんとよくやらせてもらってます」
お別れ会で配布した記念冊子には当日の式次第(演目)が書いてあるので、見てもらいながらそんな話もした。いつか、また青森ででも、東京でも、ご一緒できたら嬉しいです。
「これから、こもださんやイッキさんの公演もできる限り駆けつけられたらと思ってますから」という暖かい言葉を受け止めて、牛歩ながらも丁寧に、仕事していきたいと思った。

寺山さんの誕生日、でした。



娘さんと英明さんを駅の入口まで送ったあと、かほるさんとイッキさんと三人で、少しだけ話した。
「ご迷惑でなければまた遊びにいきます」「昭和いなくてよければどうぞ。もうよいお年をかしらね?」

[ご案内]昭和精吾のお墓

瑠璃光寺(るりこうじ)
東京都港区東麻布1−1−6
※東京タワーの近くです。


[交通]
都営大江戸線「赤羽橋」駅 赤羽橋口より徒歩4分
東京メトロ日比谷線「神谷町」駅 1番出口より徒歩8分
都営三田線「御成門」駅 A1出口より徒歩10分


※印刷用地図 http://www.fureainohi.com/pdf/map_rurikoji.pdf
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