Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

倉垣吉宏

2016.12.30の舞台芸術創造機関SAI忘年会


舞台芸術創造機関SAIの忘年会に行きました。
到着したら、渋谷局長、SAIプロデュースの熱海殺人事件に出演した俳優さんが揃っていた。児玉さんが「こもださんがいます!」と指差した壁には、2015年のBORDERSのダイジェスト映像が投影されていた。
BORDERS初日の、麻邑楽ライブだ。

会いたかった人たちがたくさん来て、「まりさんいるような気がしてました」と喜んでくれたりもして、乾杯前からにこにこ。

これは!って顔触れが思いがけず揃ったので、人の現場だからおにい達にお許しをいただいて、麻人楽的な記念撮影をした。(歌鈴はノロ罹患中らしい。おだいじに…西邑さんは年越しライブ用の準備が終わらないらしい…ざんねん…SNOWで入れ替えても違和感ないくらいほぼ同じ顔だからせめて片方でも来てくれたらいいのに ←)
※黙って手を差し伸べてシャッターを押してくれたのは、今日で会うのが3度目、まだ3分以上会話したことのないぱっちり二重の小林夢二さん(少年王者館)。「熱海」のときにプロッキー貸したからかなぁ…?ありがとうございました。



中でもホットなのは大島朋恵さんと稲川実加さんの邂逅!
まさに一年前の『幻夜』で、実加りんは映像出演でわたしの母を、大島さんは声の出演でわたしの祖母を演じていて、実は勝手に共演しているのです。つまり大島さんは(姿は歌鈴ちゃんだけど)実加りんのお母さん!

「まりたんあの時、『当日出るのは3だけど9人の大所帯になった』って喜んでたよね」と実加りん。よく覚えててくれたなぁ。
そう、あれがシリーズ最後の予定だったし、年末だし今年の締めくくりにと、関わった人みーんな出でもらったのです。常川さんの声、昭和さんの声、大島さんの声、倉垣おにいの声、映像出演で実加りん、そして歌鈴さん、チヒロさん、わたしと、映像・音楽の西邑さんの9人。

※「幻夜」は「幻夢」の後世で、あの時見習いで夢使いの家にいた実咲(歌鈴演じる狐)が産んだ娘が人魚の河臨(実加)の生まれ変わりなのです。そして狐の河臨が双子の姉の七瀬を産んでくれるという輪廻。
祖母・実咲(黒狐)→母(もと河臨、金狐)→葉子(もと七瀬、白狐)というわけです。

『幻視+』では祖母も母も死んでいて、形代の姿を借りて白装束で現れる。
思い出すと泣いちゃうなぁ、新年早々泣いちゃうからこのへんで(笑)
いずれまとめてなんらかの作品にしたいと思います。

あっ、ちなみに現在は、このあと上演した『幻夢+』で、ぜんさんがシンという役を演じでくれて、シンは双子の人魚のお目付の鱗を持つもので、倉垣おにい演じた式神・紫葵[ちな]の使役者でした。こないだの『犬神抄』にはイッキさんも声の出演したし、飯塚さんに音響オペしてもらったし、徐々に麻人楽関係者は拡大中であります!

そして『幻視』『幻夜』『幻夢』どの世界でも誠実であろうとして間違えてしまう男を演じて来たチヒロさん…!の作ってくれた、ブルーキュラソーを使ったカクテル!



歌鈴ちゃんが1番いろんな位相で関わってるんだよね。語り部としての立ち位置を任せてみたことで、語りを楽しんでくれて、昭和精吾事務所で短歌掛け合いをチヒロさんとのコンビでやってもらうことになったと思うと、なんかねー、ご縁って面白い。

そう、この日も話したんですけど、
舞台芸術創造機関SAIの『PARADE』でも『BORDERS』でも同じ作品に出演しているのにぜんさんとは一言も舞台上で会話したことがなくて、「そうだ!呼んじゃえばいいじゃん!絡むシーン書けばいいじゃん!」って麻人楽に呼んだのでした。でもその割にそんなにたくさんは会話しなかったんですけど(笑)

次があったら、そりゃもう、ふんだんに会話したいと思います。


…新年から長々喋ってしまった。

他にも、飯塚さんや八木さんも来ていたり、月光密造舎の面々=小林機械や大友さん がもてなしてくれて、毬子が大阪遠征でのKEVINさんの変顔スタンプの新作を見せてくれての、楽しい夜でした。
みなさん、とってもありがとう。みんないい年越し出来たかな?

おにいやん、今年もよろしくね!

告知)たくとまりと吉宏の「紅黒ちゃん物語」@神楽坂EXP+解散レコード共同主催2014カウントダウンイベント 「小嶋ホーデン」

本日!今夜!
「今年活発に活動していた」と藤宮社長がコメントしていた、たくとまりの、年末興行です。
そして2014冬のこもだまり祭、最終回です。
12月はのんびりする予定だっ(以下略)

ここんとこ年越しイベントは、fujimiya.tvのアコかバンドで出演していたのだけど、なにしろメンバー多いから全然スケジュール合わなくて、紅黒ちゃんは結成ライブ以来ライブをできていません。
なので、即興サントラ朗読(もしくはパフォーマンス)「たくとまり」+「拓斗吉宏」の名義での出演です。夏にこの三人でやった『綾の鼓』で、紅黒ちゃんの持ち歌を入れ込む作戦を思いついて「達磨」を歌った、それに味をしめたので、今日も歌います!何曲か!えっと…4曲?



(上『綾の鼓』2014.8.14/下『短歌零年』2013.10.5)

年末だから、なんとなく決算的な気分で、いつもの戯曲や謡曲スタイルではなく、
「紅黒ちゃん」というバンドについての物語を語ります。
実録・紅黒ちゃん物語。
ついに!こもだまり完全オリジナル脚本。
そして、藤宮社長にも台詞があります!
何かが降臨して30分で書き上げたといういわく付きの、勢いのある脚本(ものは言いよう)。
(あの…勘のいいかたは察してください。楽しんでいただければ幸いです。)
わたしもついにここまで来たなと。
真面目に語り脚本を何本も書いて来た今年の終わりに、こういうふざけたの(←言っちゃった)も書けるくらい自由になったんだなと感慨深いです。わたし、なにから解放されたのだろう(笑)
いや、真面目は真面目なんだけど、『鬼姫』とか『卒塔婆小町』みたいなテイストではないです。
うーん、ドキュメントだからかな。「記録と手紙しか書けない」ってのは、変ってないな。

紅黒ちゃんのレパートリー何曲かを、アコだからって歌い子ふたりでお送りする無謀な企画。
おにい(倉垣吉宏)はいつもと違うパート歌うことになってわたわたしてます。
ごめん、がんばれおにい!!

われわれの出番は21:10-21:35とちょっと遅め。
ふじみやたくとこもだまりと拓斗吉宏の「紅黒ちゃん物語」、
こころよりお待ちしております。
 
(『短歌零年』2013.10.5楽屋にて)

そして年越したら、関係者もお客様も入り交じってご近所の赤城神社に初詣です。
長蛇の列に並んで待つのは寒いから、あったかくして来てね。
お参りして、おみくじ引いて、甘酒を呑むのが恒例です。
甘酒を呑んで、風邪などひかず無事おうちに帰るまでが年越しライブですよみなさん!(遠足でよく言うアレです)。
甥が受験だから、蛍雪神社で御守りいただくのも忘れないようにしなきゃ!



ちなみに、生アム(UM-アム-の打ち込みなし生バンド形態)や、どりぃむさんや略してスワンソンなどお馴染みのメンバーもいますので、続きのタイムテーブルにてご確認くださいませ。


神楽坂EXP+解散レコード共同主催カウントダウンイベント
「小嶋ホーデン」

2014年12月31日(晦)→2015年01月01日(旦)
神楽坂EXPLOSION

開場_13:00/開演_13:30/解散_24:40
前売_羊2,300(+1drink別途)
当日_羊2,800(+1drink別途)
※再入場可


公式サイトでの告知↓
http://kaisan.in/20141231
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