Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

岸田理生

岸田理生「火學お七」

1
去年のリオフェスで上演した麻人楽音楽劇「七七火-なななぬか-」は、岸田理生の戯曲『火學お七』が原作だ。

再演時の台本しか出版されていないため、昭和精吾が出演したという初演「恋唄くづし 火学お七」の台本を探しに昭和さんの書斎へ行くも、それだけ見つからず(他の手書き台本はいくつか出てきた)、ユニットRの雛涼子さんに連絡したところ、雛さんは岸田理生研究をしているかたに貸していてないという。そしてお七役を演じた友貞京子さんと連絡を取ってくれて、友貞さん所蔵の台本のコピーを送っていただいたのだった。いろいろ書き込みのある、当時の空気を感じられる台本を!

本番も見に来てくださった。(雛さん=血系譜(原作「吸血鬼」)の毒子といい、友貞さん=お七といい、オリジナルの前で演じるのって超緊張しますね!(笑)

で、台本をせっかく掘り起こしたから、ちゃんと整備したいとおっしゃり、友貞さんと会って話すことにした。友貞さんも雛さんも、一度共演しただけのわたしにとてもよくしてくださる。
「こもださんが昭和さんから継いだものをつないでいこうとしているからよ」というようなことを仰るので、昭和さんのおかげだなとまた思う。

土曜に友貞さんと、初演台本をPCで活字化したものを原稿と照らし合わせる会をするために、初演台本を打ち込んだテキストデータを確認した。すると、「あれ?こここんな台詞だったっけ?」という箇所がいくつかあった。初演と再演を混ぜて構成しているので、上演した最終稿のことは覚えているけど、どっちがどうだったかとか詳しいことは忘れているのだ。
特にびっくりしたのは麻人楽「七七火」で♩般若の歌詞に使っているこの台詞部分。

あ、このシーンは本番の動画が見られるのでよかったらどうぞ!
(カメラのエアー音声なので少し曲の音質落ちてます)




初演台本
十六娘が一筋の 恋に狂うたおそろしさ
うつろまなこに 立ち上がり
行灯の火を傍の
障子にうつせばめらめらと
悪魔が笑う紅蓮の火 たちまち炎の海となる
猛火の中に狂うかと 思えばお七は泣きじゃくり
すでに狂うた眼の中に
見ゆるは吉三の笑い顔
因果の恋に身を焼いて
あわれお七は立ち尽す
紅蓮の中に立ち尽す


再演台本
十七娘が一筋の 恋に狂うたおそろしさ
・・・
猛火の中に狂うかと 思えばお七は泣きじゃくり



「じゅうしちむすめが」って歌った記憶があったので慌てて音源を確かめたらやっぱりそうで
これはやっちゃった(誤字)かと思ったけど、でも実際お七は17歳だから、敢えてそうしたんだっけな??って考えて自分を正当化したあとで再演台本を確かめたら「十七」でした。

ここは「八百屋お七」の有名なエピソードで、
好きな男ともう一度会うために放火したお七が捕まって、16歳は子供だから無罪、17歳は大人だから有罪になるが、お前は何歳だ、と訊かれるシーンです。
「八百屋お七」では17歳って正直に答えて火刑になるけど、「火學お七」は16歳って嘘をつき、生き延びて十年後、娼婦になったお七の物語です。

「吉三さんじゃないか?」と疑われる男達も設定がだいぶ変更されている。
初演は肉屋の主人、火事師(火消し)、学生だけど
再演は暦屋、土地係、質屋、鋏屋、米屋。しかもみんな妻がいる。
お七と別れてからの十年の生活を思わせる設定。

(ちなみに昭和さんは、肉屋の主人役だったらしい)


興味のある方は、読んでみてね。


捨子物語 岸田理生戯曲集I

氾濫原2)2019.12.13 チケット総合案内

チケット総合案内

11月11日am11時発売
※フォームは受付開始時刻に公開されます※


●チケット
前売 3,000円+1drink
当日 3,500円+1drink
通し券5,000円+2drink(前売・当日ともに)


受付開始:開演45分前 開場:開演30分前
※開場の5分前より受付時配布整理番号順にご整列いただきます
ご入場順:1.前売(出演者直接販売のみ)→2.予約→3.当日


1)予約フォーム受付
https://tiget.net/events/73770

※ページは受付開始時刻に公開されます
※tiget会員登録をしなくてもご予約いただけます
※詳しい操作説明がこのページの下方にございます


2)メール受付
showaseigo14★gmail.com(★→@)
メールタイトル「チケット予約」にし、本文に「ご希望回、券種(マチネ、ソワレ、通し券)、お名前、ふりがな、人数」をお書きください。


3)昭和精吾事務所公式LINE受付
お友達登録していただくと、トーク画面にてご予約できます。
「ご希望回、券種(マチネ、ソワレ、通し券)、ご予約名義、ふりがな、人数」をお知らせください。

[ご登録方法は2つ]
■URLをクリック
http://nav.cx/cXmMyUJ
■コードを読み込んでジャンプ
公式LINE



4)シアターPOO(会場)電話・ファックス受付
tel/fax:03-3341-8992 (おおむね17〜23時)
「ご希望回、券種(マチネ、ソワレ、通し券)、お名前、ふりがな、人数」をお伝えください。

===================
【お問合わせ】昭和精吾事務所
電話 050-5318-7445
showaseigo14★gmail.com(★→@)
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【予約フォーム受付 解説】

https://tiget.net/events/73770

※tiget会員登録をしなくてもご予約いただけます

(1)ご希望の券種の「◯予約」をご選択ください。進むと名前や枚数の入力画面になります。
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(2)tiget会員登録をしなくてもご予約いただけますが、非会員の場合この画面のとおり、予約未完了のメールが送信されます(会員の場合はすぐに(4)の受付完了となります)
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(3)このメールの下方にあるURLをクリックすると予約が確定します。
10分以上返信が届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。
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(4)予約確認画面(整理番号つき)が出たら受付完了です。こちらか、確認メール画面を受付でご提示いただけると手続きがスムーズです。
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血系譜2019)小林桂太さんと追撮

20190725血系譜撮影

8月9日に、去年12月と同じメンバーで再演する麻人楽音楽劇15『血系譜』。
せっかくだからと追加撮影してきました。
わたし演劇の人なのに撮影と録音ばっかりしてるな。


2017年秋、出演者(稲川実加さん、麻宮チヒロさん、左右田歌鈴さん)とロケして本番

その映像販売に向けて、2018年秋、鋤柄拓也さんと追加ロケ

12月、小林桂太さん・左右田歌鈴さんと三人で上演

2019年再演に向けて、桂太さん追加撮影(これが本日。そして写真は今日の撮影の様子)

(7/27追記)音声出演に同じく演劇実験室◎万有引力より森ようこさん決定




曲も脚本も衣装もあるから、本番と同じ条件で撮影できる。本番用の曲かけて撮るのは初めてだ。
FOXPILL CULTカメラマンのノリで行けるかと思ったけど、わたしが預かったカメラが寄りだったので、撮りたいところが切り取るのが難しかった!
勉強になった。
今日の、踊りを撮るようなことは、バンド(演奏)を撮るのに比べて形に幅があるというか、捨てたくない場所がより瞬時に変わっていくから「ああ今あの手先を撮りたいけど!」とか「いまの全身の形が美しいんですけど入り切りません!」というようなストレスが。画角を変えられるカメラか、足元を自由に動けるようにしておかないと狙い通りには撮れないのだと認識しました。迷いがあるからブレまくってるかもしれないな…

そんな苦労があってだから、何テイクも続けてライト浴び続けた桂太さんは終わった途端「暑い!」と上裸になりました(笑)


フリーセッションシーンも撮った。
水もの持ってるしドレスなので多少動きは制限されつつも、桂太さんと呼吸を読みあって動くの楽しかった!自分が仕掛け人だけどやりながら「役得…」と思った。

歌鈴ちゃんとはここ数年、かなりあちこちで共演してるけど、舞台上で目を合わせることは少なかった。百眼では役柄上ほぼ絡んでないし、「糸地獄」は直接対決だけど朗読だからほぼ顔見なかったし、新鮮。
毒子(わたしの役)が妹の薬子(歌鈴の役)に抱くであろう「大人になってきたな」って感慨がちょっとあった。

そしてわたしたちも「暑い!」となったので上裸…にはなれず(笑)


プレビューちょっとしか見てないけど、撮影スタッフに徹してくれた西邑さんが「超いいっすね」を連発してたから、きっといいのが撮れたでしょう。お楽しみに。

そうそう、先日7月23日は、麻人楽を一緒に始めてくれた麻宮チヒロさんの誕生日でした。
チヒロ、すっきー、実はちらっと西邑さんも、映像の中で、この物語の主人公・避雷針売りの家系の人を演じてくれています。誰が過去で誰が未来なのか。おもしろいね。
この上演が終わったら今度こそ映像作品にしよう。


あと半月ほど!ご来場、お待ちしております。

8月9日(金)東高円寺UFO CLUB
FOXPILL CULT企画 「ポトラッチデッド vol.32-奇情天人祭」』

開場/19:00 開演/19:30
【麻人楽は19:30〜19:25 冒頭に上演】

■料金■
前売2600円+1d  当日3000円+1d

■対バン■
FOXPILL CULT純情マゼラン虚飾集団廻天百眼

■料金■ 前売2600円+1d  当日3000円+1d

■予約■ 昭和精吾事務所 予約フォーム http://bit.ly/ssj_r

☞イベント詳しくはこちら
http://komodamari.blog.jp/archives/2019-07-16.html

告知)8/9金 麻人楽音楽劇『血系譜』を小林桂太さん・左右田歌鈴さんと再演決定

久しぶりに古巣・東高円寺U.F.Oclub。
麻人楽を育んだポトラッチデッドに参加です。

麻人楽音楽劇『血系譜』(原作:岸田理生『吸血鬼』)を、
昨年12月14日の昭和精吾誕生日に合わせて打った企画公演『氾濫原2018』での三人、
わたしと左右田歌鈴さんと、演劇実験室◎万有引力の小林桂太さんとで再び!

さらに音声出演(録音)ゲストに同じく万有引力より森ようこさん!妖しく気高い女村長の独白を、ピンポイントですが印象的に語っていただきます。
乞うご期待!


8/9金  19:30〜19:55 東高円寺U.F.Oclub 
麻人楽音楽劇15『血系譜』

(FOXPILL CULT自主企画『ポトラッチデッド vol.32-奇情天人祭-』にて)

構成・演出:こもだまり(昭和精吾事務所)
音楽・映像:西邑卓哲 (FOXPILL CULT)

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[出演]
毒子:こもだまり
薬子:左右田歌鈴

避雷針売り:小林桂太(演劇実験室◎万有引力)

[Ag.演奏]
西邑卓哲(FOXPILL CULT)

[音声出演]
女村長:森ようこ(演劇実験室◎万有引力)
男:イッキ

[映像出演]
稲川実加・麻宮チヒロ・鋤柄拓也

[スタッフ]
原作:岸田理生「吸血鬼」
衣装製作(毒子・薬子):左右田歌鈴

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初演は2016年。2018年に追加撮影をして映像強化して、避雷針売りを桂太さん、薬子を歌鈴さんというキャストで再演。今回が血系譜としては三度目、この組み合わせでは二度目となります。


桂太さんは、『奴婢訓』を終えたばかりなのに即答で快諾いただき、夜中に叫びました(笑)
歌鈴さんは、昭和精吾事務所『水鏡譚』のあと、ともに13日に廻天百眼ワンマンライブを終えてきたところ。みんな忙しいのにありがたいです。

西邑さんは6月7月と〆切も多く、ライブも多く、昭和精吾事務所ではひとり四役(宣伝美術・音楽・映像・演奏)の大車輪を乗り越え、歌鈴さんわたしと共に音楽監督とドラム演奏を務めた廻天百眼ワンマンを終えたところ。
7月28日にも元メンバーのプエル氏を迎えたライブを控えていますが、8月自主企画に向けて準備中です。


歌鈴さんの薬子は、可憐な少女から女に変化する刹那をまた瑞々しく見せてくれるでしょう。
避雷針売りの桂太さんは、人がなにかに呑まれていく様が身体から表現できるし、それが色気ある演技につながっています。寺山さん作品では見られない桂太さんだと思うので、お見逃しなく!



桂太さん、歌鈴さんと上演した2018年版の写真はサイトにありますので、
CM作るまではそちらをご参照いただき楽しみにしていただけると幸いです。

作品紹介はこちら 
麻人楽公式はこちら



===================
ご予約受付中!

■料金■
前売2600円+1d  当日3000円+1d

■対バン■
▽FOXPILL CULT
▽純情マゼラン
▽虚飾集団廻天百眼


■予約■ 
1)昭和精吾事務所 予約フォーム http://bit.ly/ssj_r

2)下記メール、Twitter、Facebook等でわたし/昭和精吾事務所までご連絡ください。
showaseigo14★gmail.com(★→@)
Twitter : https://twitter.com/mari_air
Facebook: https://www.facebook.com/komodamari6



=================
イベント全体
===================
FOXPILL CULT自主企画
『ポトラッチデッド vol.32-奇情天人祭-』
東高円寺U.F.Oclub
OPEN 19:00 START 19:30
【麻人楽は19:30〜19:25 冒頭に上演】


■料金■
前売2600円+1d  当日3000円+1d


LIVE:
FOXPILL CULT純情マゼラン虚飾集団廻天百眼


音楽劇:
麻人楽(昭和精吾事務所)


ポトラッチ2019

御礼)2019 昭和精吾事務所公演「水鏡譚」終幕

ひさびさの劇場公演、二度めのリオフェス。

集合写真2019



まずは、心にとめてくれた皆様に御礼を。

そして共に作品を作ってくれた仲間たちに感謝を!

2019みんなと




前列大人だけふざけてる場面(本当は「次、楽しい顔して!」って言われた瞬間)。
集合変顔


石井飛鳥さんが撮影してくれた公開ゲネの舞台写真を、最終日には販売していました。
体制が整ったらwebでもまた!

水鏡譚ラスト


急遽ですが、7月3日(水)に昭和精吾事務所BAR 第四夜 @シアターPOO
開催が決定しました。ご予約などは特に必要ありません。そちらで感想など伺えたら嬉しいです。

昭和精吾事務所BAR http://komodamari.blog.jp/ssjbar.html
 

続きを読む

水鏡譚)予告篇 即興朗読『糸地獄抄』ダイジェストupしました

4月に昭和精吾事務所BARで上演した、予告篇のダイジェストをupしました。




youtubeで見る場合はこちら。



20190416 即興朗読「糸地獄 抄」@昭和精吾事務所BAR

昭和精吾事務所BARにて上演した本公演『水鏡譚』予告篇の即興朗読のダイジェスト映像。
一部公演用の撮り下ろし映像も挿入。

即興朗読『糸地獄 抄』
テキスト:岸田理生
構成:こもだまり

出演)左右田歌鈴、こもだまり
演奏)西邑卓哲(FOXPILL CULT)

昭和精吾事務所『水鏡譚』
2019.6.25-27
こまばアゴラ劇場
http://bit.ly/skt_z

水鏡譚)昨年の麻人楽音楽劇『七七火-なななぬか-』本番動画一部公開

本番が近づいてまいりました。
写真だけ見てて「どんなことするんだろ?」な感じだと思うので、
昨年の舞台映像より一部公開いたします。

【注意事項】

1)音声別撮りしたんですがこの動画に編集してません。石井飛鳥さんが撮ってくれてるときのカメラ操作音が冒頭静かなところでちらっと「カリカリ」って入ったままですけどお赦しください。
(それにしても石井さん、一回しか見てないのにズーム等の勘がさすがです。わたしの演技を見慣れてるせいかなあ、今この人撮って!ってところを押さえてくれてました。ありがとうございました!)

2)補助的にすこし映像上で編集していますが、ほぼ舞台のそのまんまです。
バックに流れる映像だけ見ても楽しいと思います。本番では完全には見えないので、バックに流れてる映像を公開したらいいのではというくらいです。


【動画解説】
昭和精吾事務所 公演『七七火-なななぬか-』より
2018年7月6日〜8日 サラヴァ東京




麻人楽音楽劇「七七火」
 原作:岸田理生「火學お七」
 脚本・演出:こもだまり
 音楽・映像:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

 本番映像撮影:石井飛鳥(虚飾集団廻天百眼)
 動画編集:こもだまり

==================
【出演】
ー 女たち ー
お七:こもだまり
女主人(お七だったかもしれない女):稲川実加
マッチ売りの少女(まだ誰でもない少女):左右田歌鈴
少女娼婦つき(お七になるかもしれない少女):餅月わらび
産婆(面):イッキ

ー 吉三かもしれない男たち ー
土地係:鋤柄拓也
暦屋:麻宮チヒロ
質屋(十年前を知っている男):イッキ


【アコースティックギター/ドラム演奏】
音屋:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

==================

これ見て行く気になったら、お申し込みはこちらです!

昭和精吾事務所 http://bit.ly/showaseigo
公演概要 http://bit.ly/skt_z

水鏡譚)チラシ入稿完了




朝方こんな状態でしたが、先ほど無事に入稿完了。
最近はデータ不備をどきどきして待つくらいなら…とpdf入稿にしています。
以前、トンボのレイヤーに背景載せてて、背景写真全部消えた仕上がり確認用pdfが届いたこともあったなあ…成長したなあ(笑)

pdfだとレスポンスも早くて、入稿1時間以内に仕上がり確認用pdfが届いて、
できました。

f_2109_b

f_2019

早く実物を見たいなあ。
上にも書きましたが、5月下旬からあちこち折り込みます。


5/22 昭和精吾事務所BAR 第三夜
5/22-27 月蝕歌劇団『聖ミカエラ学園漂流記』※岬花音菜さん、大島朋恵さん、白川沙夜さん出演
5/29 FOXPILL CULTライブ
5/31-6/2 劇団フェリーちゃん ※こもだ6/1(土)19:00の回 朗読ゲスト出演
6/13-16 A・P・B-Tokyo


他、6/13〜24リオフェス、偏執狂、廻天百眼ハムレットマシーン、3/31廻天百眼ライブなど。
まずは5/14正午のチケット発売です。よろしくお願いいたします。

水鏡譚フライヤーメインビジュアル完成

今回も秘境までロケに行きまして、撮ってきましたメインビジュアル完成です!
※ロケのことはこちら参照 http://komodamari.blog.jp/archives/2019-04-15.html

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前々から狙っていたこの雛壇シチュエーション、うまくいくかドキドキしながらの現場入りでした。
Twitterで公開したらなかなか好評で、今回も設営・撮影・編集と西邑さんが大活躍です。
まだまだ音楽や映像で助けてくれるんですけど、
…と書いてるうちに、さっそく仮曲がUPされている!脚本完成急がねば!



この撮影は

撮影・広告デザイン:西邑卓哲
美粧監修:左右田歌鈴
衣装・小道具:こもだまり


そして
題字:砂越聰志

聰志さんは、随分前から知っているうちのお客様。
寺山修司に造詣の深い、そして遊び心があるかたなので、前からなにかと相談に乗ってもらったりしていたのだけど、今回はひょんなことから題字を書いていただきました。
『七七火-なななぬか-』の小道具で実加りんに文字書いてもらったことあるんだけど、生文字(ニュアンス伝われ…!)の力ってすごいですね。おかげでいいのができました。聰志さんも喜んでくれてよかったです。


14日についにチケット発売です。
イープラスにはもう情報自体は公開されていますが、14日正午より受付開始です。
事務所でも、前売とご予約を承ります。
そして、リオフェス通し券(全7演目が一度ずつ見られるチケット)一万円も受付中です。
わたしも参加以前に買ったことあって、前払いしてるからすごく気が楽だし、3つ見たら元が取れるので、おすすめです!

▶︎チケット総合案内 http://bit.ly/ssj_ts
▶︎ご不明点はこちらまでshowaseigo14★gmail.com(★→@)


この一ヶ月、個人的に「撮影」って項目の用事が5つくらいあって、なんだったのかは追い追い発表になると思うのだけど、深夜に長時間カメラマンして筋肉痛になったり、何着たらいいかわからないって直前までうだうだ悩んだり、急いでメイクしたり、猫と遊んだりしました。

それはまた別で書きますね。

昭和精吾事務所恒例、ついでに新アー写も撮ってきたので、(これやると公演数ヶ月前に衣装とか小道具を暫定で決めなくちゃいけないので、大変だけどエンジンかかるし、やってみると生身の力ってすごいからいろいろアイデアが浮かぶし、楽しいです。

この日は、ひさつさん・花音菜ちゃん・歌鈴ちゃんが初対面だったけど、
半日一緒になにかすると、(わたしと西邑さんが撮影準備でテンパって待たせてる間に)、きゃいきゃいと仲良くなってくれたりして、嬉しい。
麻人楽は特にそうだったけど、今回は決め打ちというか、わたしの中でこの人にはこれをお願いしたいっていう役割分担がはっきりしてるのもあって、お互いを認め合ってくれるんじゃないかな。

そんなわけで昨日はチラシの情報面作り(こっちは情報の調整や確認があるので、デザイナーではなく主宰のわたしが作る習わし)のために各人のアー写を選んでいた。初めて見るきれいさだったり、ドラマ性があったり、いい写真が撮れてて楽しい。大量の写真から「いいね」ってのにかたっぱしからタグ付けていく。その中からさらに絞って、本人に候補を送ってダメなの教えてもらって、全体のバランスで決める、みたいな感じ。
イッキさんとぜんさんはおやすみだったから、被写体の男性は西邑さんだけで、しかも西邑さんのはわたしがシャッターを押すから当然なのだけど、西邑さんのはほぼ全部タグついて笑った。
撮影の日にも書いたけど、去年の『七七火-なななぬか-』にも繋がる世界なので、衣装も雰囲気も引き継いでいるところがある。




これが去年の公演『七七火-なななぬか-』のフライヤー。
歌鈴ちゃんは帯まわりと髪飾りのマイナーチェンジ。
花音菜ちゃんは七七火で使った着物に、自分で持ってきてくれた帯。
西邑さんはまったく同じセットだけど、髪色が違うからかなり印象がいました。
ひさつさんは、和装男子、似合ってた。
わたしの着物についてる印をシロにもつけて、髪飾りもお揃い。
どういうことかは、本番で確かめて。



では、いましばらくお待ちくださーい!

告知)6/25-27 昭和精吾事務所『水鏡譚』こまばアゴラ/リオフェス2019参加

2017年『血系譜』(原作『吸血鬼』)
2018年『七七火-なななぬか-』(原作『火學お七』)
そして今年は『水鏡譚』。
寺山修司との共同執筆で知られる映画『草迷宮』のリオ版戯曲を軸に、麻人楽音楽劇の新作を作ります。

青森の一人息子の母殺しを描いた長編叙事詩「李庚順」ほか寺山修司の詩を J・A・シーザーの曲に乗せて語る[詩劇]と、
失われた面影と手毬唄を求め彷徨う青年の物語「リオ版・草迷宮」を中心に構成した、映像×音楽×語りの洪水 [幻想音楽劇] の双極で構成した、
昭和精吾事務所版・百物語。



昭和精吾事務所 公演
水鏡譚 -すいきょうたん-
 

f_2019

6/25(火)前夜祭★19:30公開ゲネ※終演後OPパーティあり
6/26(水)15:00、19:30
6/27(木)18:00 

こまばアゴラ劇場


作:寺山修司/岸田理生「草迷宮」「糸地獄」
構成・演出:こもだまり
音楽統括:西邑卓哲(FOXPILL CULT)



天井桟敷の伝説のアジテーター・昭和精吾。
装置もなく、語りの力のみで情景を鮮烈に想起させる彼の技法を継ぐ昭和精吾事務所第二世代が 昭和精吾と所縁のある二人の作家・寺山修司と岸田理生の作品を上演するシリーズ第三弾!



[出演]※名前のLINKは個人twitter

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こもだまり
イッキ(アクロスエンタテインメント/なめくじ劇場
西邑卓哲FOXPILL CULT
左右田歌鈴
久津佳奈
ぜん舞台芸術創造機関SAI
岬花音菜


[音声出演]
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のぐち和美青蛾館
大島朋恵りくろあれ
白川沙夜月蝕歌劇団

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ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【チケット】(日時指定自由席)
2019年5月14日(火)正午 e+、事務所より同時発売 
水鏡譚チケット


チケット総合案内▶︎http://bit.ly/ssj_ts


入場順:前売→予約→当日

前売・予約 一般3500円/学生2500円
※当日各+500円
公開ゲネ 前売・当日一律 2500円
※公開ゲネ後のオープニングパーティはどなたでもご参加可能です(参加費500円)

※リオフェス通し券10000円取扱あります(リオフェス7演目を一度ずつ見られます)

【会場】こまばアゴラ劇場
目黒区駒場1-11-13
京王井の頭線 駒場東大前駅(東口)徒歩3分
www.komaba-agora.com/

スクリーンショット 2019-05-13 1.13.21


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