Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

昭和精吾事務所BAR

御礼)事務所BAR 7 ポップコーンナイト/朗読:仮面劇・犬神

昭和精吾事務所BAR第七夜、ありがとうございました。

ジャンク企画第二弾 ポップコーンナイトは「みんなでポンポンします」と告知したとおり、作って提供ではなく、お客様がポンポン体験する企画。





「え、自分でやるの?(笑)」と戸惑いながらも、ママ指導のもと皆様前向きにチャレンジ。
初めての人は「むっちゃ増える!」と興奮し、できたて美味しいと喜んでもらえた。
お料理教室みたいだった…。
思ったより量が多いので、(初めまして同士もいるのに)自然にその時いたお客様全員でひとつのテーブルを囲み、シェアする方式に。さながらホームパーティ…いや、これはポップコーンパーティだ!!
そんなわけで全フレーバーをお試しいただけた!しあわせ!

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(写真右上:チョコレート味/左下:キャラメル味)


この日のミニステージは、ひさびさイッキさんと。寺山修司の名作戯曲『仮面劇 犬神』(をダイジェスト化した『犬神抄+s』)より、一回しか上演していない、月雄とお婆ちゃんの会話を中心に上演した。今日も西邑卓哲さんがアコギで即興伴奏。
このステージはその場のセッション感覚を研いでいこうということで、打ち合わせも最低限しかしないのですが、BAR第二夜から毎回即興演奏してもらってるおかげか、多くを語らずとも伝わるところがあるというか…「次こう来る」って予測した瞬間にそれが起きたり、思えば2014年から昭和精吾事務所や麻人楽/麻邑楽でアコギ伴奏してもらっていて、それが蓄積されるんだなと感じられた回だった。


2019.10.23 昭和精吾事務所BAR 第7夜 ミニステージ
朗読「仮面劇 犬神」

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[出演]
姑:イッキ
月雄:こもだまり
シロ:モバシロ

即興伴奏:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

---
作:寺山修司
構成・脚本:こもだまり
映像:西邑卓哲 ※『犬神抄+s』映像を引用


姑役は昭和さんの持ち役で、麻人楽『犬神抄+s』で、ぜんさんに演じてもらうまで他の人が語るのを聞いたことがなかった。つまりイッキさんのお婆ちゃんを聞くのも今日が初めてだった。渋谷ジァン・ジァン『仮面劇 犬神』がイッキさんとの初共演。あの時若手だったイッキさんが、すんなりお婆ちゃん役ができるくらい時が経ったんだねと思う。私も当時、将来月雄をやるとは思っていなかったけれど。

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そしてモバシロも出演!(本体は荷物が多い日は連れてこられないのでお留守番)
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[昭和精吾事務所BAR]ごあんない

※2020年2月に会場であったシアターPOOが長年の歴史に幕を閉じました。 COVID-19の感染予防も鑑みて、しばらくはオンライン営業とさせていただきます。 【次回】第三回[オンライン]事務所BAR 2020年12月26日(土)21:00〜 アフタークリスマス & 忘年会night 出演:こもだまり・イッキ・西邑卓哲 ツイキャスにて無料配信 コメントお待ちしております。 IMG_4296 詳細:http://komodamari.blog.jp/20201214.html [昭和精吾事務所とは]
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演劇実験室◎天井桟敷 伝説のアジテーター昭和精吾が、寺山修司の死後、語り続けるため設立した個人事務所。
舞台装置もなく声の力のみで情景を鮮明に想起させる語りで、2015年他界の2週間前まで生涯、寺山修司の作品を上演し続けた。
2016年、昭和精吾と18年に渡りともに活動してきた二人、代表・こもだまり・副代表・イッキを中心とした新体制で再始動。
音楽・映像作家・西邑卓哲(FOXPILL CULT)を迎え、既存の作品の保存に止まらず、岸田理生アヴァンギャルドフェスティバルへの参加や、映像による照明と音を同期させる幻想音楽劇、麻人楽の製作など。

公式 http://bit.ly/showaseigo続きを読む

御礼)事務所BAR 6 カップラーメンナイト/朗読:鬼姫-約束の血-

昭和精吾事務所BAR第六夜、ありがとうございました。

この日もイッキさんが仕事でオープンからは居られないとのことだったので、あの優秀なチーママ・伊勢参さんに打診したのですがご都合つかず、なんと赤髪の用心棒こと西邑卓哲さんが、バーテン経験ゼロでカウンターに立ってくれることに(笑)
結果的にはイッキさんが予想外に早く到着したので小一時間ではあったけれど、助かりました、感謝!(御礼は賄い)


<食欲の秋・カップラーメンナイト>と告知し、こんなご案内を出していた。




(「お土産歓迎」は「おすすめのカップラーメン持ってきてね」という心算だったけれど、お差し入れをいくつもいただいてしまった。お気遣いありがとうございます。)

ミニステージのゲストは、りくろあれの大島朋恵さん。
数年前、ふじみやたくとこもだまり(即興朗読ユニット)名義で大島さんを迎えて朗読した、廻天百眼の舞台『鬼姫』から派生した作品を急遽再演!



9/25 昭和精吾事務所BAR 第6夜 ミニステージ
短編朗読「鬼姫-約束の血」


20190925鬼姫朗読

「逝きましょう。」「愛している。」

[出演]
蘭/サホ:大島朋恵(りくろあれ)
紅葉[くれは]:こもだまり(昭和精吾事務所)

即興伴奏:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

---
原作:石井飛鳥(虚飾集団廻天百眼)
構成・脚本:こもだまり

照明協力:イッキ

[TEXT引用]石井飛鳥「鬼姫」「少女椿」(虚飾集団廻天百眼/戯曲)/ゆきや「君を待ち望む」「千年前の物語」「共に生けぬ因果は運命」(pixiv/百眼二次創作)



「鬼姫」という舞台は10年前、廻天百眼初出演であり、大島さんとの出会った舞台。
その時演じた役「紅葉(くれは)」があったから、わたしはいまも廻天百眼に出ているのだと思う。大島さんとのいまの信頼関係も、この時に舞台上で蘭と紅葉として出会ったからだと思っている。
そのくらい、なんていうのかな、思い入れのある大切な作品で、それは久しぶりに台本チェックで読んでPCモニター前でボロ泣きするほどで(自分で数年前に構成したのに、だ)。

そんなわけで、蘭と、そして紅葉の先代の王であるサホ姫(この人が蘭に生まれ変わる)と、前触れもなく(まるで前世の恋人と横断歩道ですれ違うみたいに)出会えて、とてもしあわせだった。
いまは、しあわせな記憶を夢でみて目が覚めた朝みたい。
石井さんにも、ありがとう。


11月4日りくろあれ企画の『弦月音-ユミハリネ-』へ客演決定を、ステージ後に発表。
6月の昭和精吾事務所公演『水鏡譚』(「糸地獄」パート)に声の出演していただき、
次はわたしが大島さんの主宰する りくろあれに赴く。よい交流。続きを読む

水鏡譚)予告篇 即興朗読『糸地獄抄』ダイジェストupしました

4月に昭和精吾事務所BARで上演した、予告篇のダイジェストをupしました。




youtubeで見る場合はこちら。



20190416 即興朗読「糸地獄 抄」@昭和精吾事務所BAR

昭和精吾事務所BARにて上演した本公演『水鏡譚』予告篇の即興朗読のダイジェスト映像。
一部公演用の撮り下ろし映像も挿入。

即興朗読『糸地獄 抄』
テキスト:岸田理生
構成:こもだまり

出演)左右田歌鈴、こもだまり
演奏)西邑卓哲(FOXPILL CULT)

昭和精吾事務所『水鏡譚』
2019.6.25-27
こまばアゴラ劇場
http://bit.ly/skt_z

御礼)4/16 昭和精吾事務所BAR 第二夜[先行チケ発イベント]

昭和精吾事務所BAR 一日ママ&パパ @新宿シアターPOO 二日目、ありがとうございました!


第二夜開催が決まった時に「せっかくだからチケット先行発売イベントにします」なんて言ったものの、果たしてお客様はチケットを買いにいらっしゃるのだろうか。
初日は一回限りと思って遊びに来てくれたかたも多かっただろうけど、二回目、全然来ないのでは…?
そんな不安を抱えながら、前日いいポテト探しの旅が難航し、まあまあ夜遅くまで準備して臨む。

前日に舞台芸術創造機関SAIの倉垣吉宏さんと打ち合わせ。
同日江古田にて開催のSAIBARで水鏡譚出演者の ぜんさんが料理長の日なのもあって、緊急コラボ企画を発動。SAIBARより倉垣吉宏の「俺の唐揚げ」を仕入れて販売、あちらでもチケットを販売してくれて、21時台には電話をつないでの遠隔インタビューを双方に流すという試みが決定。






倉垣おにいに唐揚げを頼んだことで安心したのか、なぜかわたしの作ったのは根菜品ばかり。
おばあちゃん家みたい(時間かかるからビール飲みながら待つ)。




そして当日。
初日に続けてきてくださったお客様もあり、チケットをいち早く買ってくださったり、おかげさまで楽しい夜になった。
全部は拾わないけど、関係者のtweetを引用でこの日の様子をご紹介します。

早い時間から久しぶりの着物友達や、idenshi195音響さんとして出会ったユキさんが顔を出してくれてびっくりうれしい。寺山フリークのナツミちゃんもいらして、三人とも初対面ながら、着物女子同士だったので意気投合したのか、わたしが席を離れてる間も女子会しててくれて…仲良し同士が話してる、ホームパーティのようだ。



翌日のRIS企画のリハを終え、ベースをアコギに持ち替えて駆けつけてくれる西邑さん。
初日のてんやわんやを見かねて手伝いますって言うから、賄い出す約束になっていた。
予告篇も演奏することになって改めてギャラ相談した結果「大盛りの賄い」に落ち着いてのこれ。



歌鈴ちゃんも用事を終えて駆けつけてくれる。
訳あって挙動不審気味ながらも、「シロは?」と言ってすぐツイートしてくれるいい子…!



去年の出演者、餅月わらびちゃんも来てくれた。今やりたいことに向けて勉強中とのことで、いい顔してた。


idenshi195の高橋郁子さんもご来場。






おかげさまで、おにいの唐揚げは完売御礼!




若松真夢さんもご来場!




永井幽蘭さん繋がりで出会った、詩人の鏡谷さんは、予告して来てくれた。SAIでも廻天百眼「闇を蒔く」でも観劇後にお話しているんだけど、座ってゆっくり話すのは初めてで、演劇馴れ初めなど聞いていたら舞踏の吉本大輔さんのお名前が出たので「お弟子さんの高橋理通子さんご存知ですか?」と訊いたら、知ってるどころかたくさんご覧になってた。「りっちゃん何度か共演してて、仲良しなんですよ!」。しかも同じ公演を見ていて「あの、打ち掛けでこうやって歩くシーンが…」「そう、あと最後に自転車漕いで」なんて話が繋がって、確実にニアミスしてたことが判明。ご縁があったんだなあ。その後、イッキさんを紹介して、私が席を外してる間にいいお話できたみたい。唐揚げとポテサラも褒めていただいた!
後日、りっちゃん初ソロ公演の感想を書いたわたしの日誌を見つけたので報告したら「これ、当時読んだような覚えがあります」と…つくづくご縁があったみたい。やっとお会いできてよかった。

この日は、鏡谷さんと引きあわせてくれた幽蘭さんのお誕生日でもあったのでした。



FOXPILL CULTサポートドラマーで、蛸地蔵/ニューアクションのドラマー、ふなもと健祐さんご来店。



歌鈴ちゃんが挙動不審だったのは、シークレット出演の任務があったからでした。
お疲れさま。
(予告篇の様子はまた別立てでまた詳しく。)




この日、おにいの唐揚げを持ってくるのに必死で、自分の化粧ポーチを忘れたわたしに口紅を塗ってくれたのも歌鈴おかあさんでした…。でも資料映像みたら、お母さんは予告篇終わったあと緊張が解けたあまり、子供みたいな顔になってました(笑)。







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リオフェス参加作品
昭和精吾事務所「水鏡譚」
作:寺山修司/岸田理生「草迷宮」
こまばアゴラ劇場
水鏡譚修正m

6/25(火)前夜祭★19:30公開ゲネ ⭐︎終演後OPパーティあり
6/26(水)15:00・19:30
6/27(木)18:00

前売一般3500円 前売学生2500円 
★公開ゲネ2500円
⭐︎OPパーティは500円でどなたでもご参加いただけます

※リオフェス通し券(全団体を一回ずつ観劇可能)10000円 お取扱いあります

http://bit.ly/skt_z
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