Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

朗読

告知)9/26土 23:15〜生配信映像作品「朗読・藪の中」に出演します

2020/9/26土15:00〜27日15:00
24時間生配信オンラインフェス
電脳空間演劇市【シアトロン2 】参加作品


『朗読 藪の中』
原作:芥川龍之介
脚色/演出:麻宮チヒロ

9/26(土) 23:15〜生配信(押しています) [無料配信・投げ銭制]

そして21時現在、3ブロックの配信が15分〜30分押し、[U-3] http://youtu.be/YNmA12TUSEg に移動しています。朗読藪の中 の配信チャンネルは[U-3]に変更されました。



無料配信
DARK[SAI TUBE] http://youtu.be/8IKJE_hi_xg

※配信トラブルにより、こちらより配信となります
LIGHT[U-3] http://youtu.be/YNmA12TUSEg


藪の中アー写

出演:
鋤柄拓也
こもだまり(昭和精吾事務所)
ぜん(舞台芸術創造機関SAI)

特別出演:
大島朋恵(りくろあれ)
倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
常盤美妃(舞台芸術創造機関SAI)


撮影協力:恩田純也
宣伝写真撮影:加藤春日



俳優のほか、DJやデザイナーの顔ももつ麻宮チヒロの耳と目の美学が詰まった、
映像による朗読作品の発表です。

出演者は皆、わたしが昭和精吾事務所や麻人楽に呼ぶくらい信頼の語りをするかたたちですから、どうぞご期待ください。
俳優たちは撮影を終えて任せてきました。
私たちの朗読を撮影し、その素材を麻宮がどうそれを受け止めどう切り取ったか。
映像作品ならではの楽しみかたです。どうぞご期待ください。


●藪の中 trailer1
https://youtu.be/ir4kOC1R_6I



●藪の中 trailer2
https://youtu.be/4y49k1b1938




▶︎料金について
配信は無料です。
下記PassMarketより応援の投げ銭が可能です。
企画宛のほかに、出演者個別の投げ銭枠がありますので、たとえば「こもだ宛」にも投げ銭できます。
yahoo IDだけでクレジット・コンビニ支払いなど簡単にお手続きできます(〜9/27 15時まで稼働)。


投げ銭受付(PassMarket)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01j49ifv99711.html

シアトロン公式
https://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/theatron2/


藪の中3

見てね!
(左から ぜん/鋤柄拓也/こもだまり)


このあと企画の詳細も記載します。
昭和精吾事務所にもご出演くださったミュージシャンの死神紫郎さんがトップを飾ります。
ラインナップを見て、興味のわいたところや、お時間空いた時にお気軽に覗いてみてくださいませ。
(私たちは超深夜ですけれど…)
↓ ↓ ↓続きを読む

令和2年2月22日記念『猫の恋』朗読動画ダイジェスト公開

令和2年2月22日!(なんなら2020年!)
ゾロ目と14日進行で物事を進めてると宣言してるので、
なにかやらなきゃ、もとい、
「なにかやらにゃ(ФωФ)」ということで
ゾロ目・猫の日記念企画!

去年の春に即興上演した、猫の出てくるお話のダイジェスト動画公開します。


即興朗読【猫の恋】ダイジェスト
(2:23)


2019.4.30 SAIBAR にて上演

作:横田創 
構成:こもだまり(昭和精吾事務所)
映像内音楽:西邑卓哲(FOXPILL CULT)

朗読:
倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
こもだまり(昭和精吾事務所)



2/22に間に合わせてショートショート、1分ちょっとの形で発表したんですけど、
その日は土曜にも関わらず、団体予約で砂々良特別出勤となり、志半ばでupしたんで、
翌日改めてダイジェストを製作しなおしupしました。
偶然にも2月日23に2分23秒の作品。(‎猫どこいった。)


続きを読む

告知)11/4月祝 りくろあれ×リンリ.「弦月音-ユミハリネ-」に出演します

9/25の昭和精吾事務所BARに大島朋恵さんがゲスト出演していただいての急な発表となりましたが、
大島さんの主宰する[りくろあれ]の「シロノヲト。」という作品に出演します。




りくろあれ×リンリ.one-man × one-man show
r.a.02_05「弦月音 -ユミハリネ-」

会場:経堂アンティークスタジオみのる
タイムテーブル:3ステージ
13:30 りくろあれ「シロノヲト。+xx6」
17:00 リンリ.「twilight.」(※こちらには出演しません)
19:30 りくろあれ「シロノヲト。-xx9」
※大島朋恵さんはリンリ.のパフォーマーでもあるので、この日は全ステージに参加します。

http://ooshimatomoe.net/ooor.aooo/02-05

ツーマン公演の対バンは、
去年の春に踊り子として出演させていただいたRekaiさん主宰の[リンリ.]
(その時の日誌はこちら
Rekaiさんの、潔癖さと残酷さを内包する童話のような物語。少女性と女性性の狭間の揺れる目のみつめる世界を、Rekaiさんの歌で紡ぎます。

そしてわたしが初参加となる、りくろあれ
「シロノヲト。」は3年前に宇都宮で上演した作品で、物語を島村秀男さんの楽曲で紡ぎます。
初演は5人でしたが、今回は水川美波さんとわたしと大島さんとの3人ver.でお届けします。

そんな訳で、わたしは語り倒す予定。しかも、昭和精吾事務所とは違う手法を選ぶと思います。
昭和精吾事務所の代表的な語り、長編叙事詩『李庚順』でも「地の文」と「台詞」と「心の中の台詞」と語り分けはありますが、「シロノヲト。」は完全な語りものとも違い、ならばもう少し地の文も台詞(感情)寄りなほうがいい気がして…、さすがに初見ではその調整は仕切れませんでした!(笑) でも、やったことないことってわくわくする。きっと乗りこなしてみせます。

水川さん=みーもとは、舞台芸術創造機関SAI『PARADE』で共演していますが、絡むシーンはなかったので、また出会えてよかったです。殺陣やダンスもなさるせいか、声にも視線にも何気ない姿にも、きっぱりとした芯がある女優さんです。

大島さんいわく「うちには見目麗しい人しかお呼びしない」(笑)のだそうで、せっかくそう言っていただいたので、大島さんのうつくしい世界の住人となることを楽しんできます。
大島さんの世界は、細い細いペンで描くモノクロの繊細な風景画のよう。太陽や月の明かりが差しているのに、絵の中のごく小さな翳りの存在に気づいてしまったら目が離せなくなる。そんなイメージです。

後半につけた詳細にありますが、「2演目見る」「3演目見る」などセット券もあります。
また、わたしの参加する「シロノヲト。」は、13:30と19:30の回で使用楽曲と構成が少し変わりますので、見比べてみても面白いかもしれません。

10、11月はこのほかには昭和精吾事務所BAR(と、FOXPILL CULT物販大臣)しかお会いする場がない予定です。
そしてりくろあれ東京公演はとてもレアなので、ぜひ、お見逃しなく。続きを読む

御礼)8/27 昭和精吾事務所BAR 第五夜 納涼祭で怪談

8月27日(火)昭和精吾事務所BAR 第五夜【 納涼祭 】
企画は「浴衣・怪談・かき氷」!
0827集合

チーママ・伊勢参(偉伝或~IDEAL~)
早退出戻りパパ・イッキ
ママ・わたし
用心棒・西邑卓哲(FOXPILL CULT)


※営業終了後。ぐったり気味の顔ですね(笑)
===================

事前に出してた予告では、




・・・と言っていましたが、トラブル続出(笑)!!いや、笑いごとじゃないけど!

その1)
前日夜にイッキさんに急な仕事が入り、19時早退の連絡。
そのとき私はフード用のかいわれを買っているところでした。
「いられて19時、早く終わったら帰って来るけどこれまでの経験上結構長時間拘束なんだよね。
・・・大丈夫?」

食材の買い足しを終えて帰宅して、フード仕込みと怪談台本の印刷を後回しにし、まずTwitterで訂正告知。怪談もひとりで読むか…西邑さんに報告。
「よりによって20時過ぎにしか行けない日に!作り方教えてくれたらドリンクは作れるかもしれません!」と言ってくれるが、わたしもドリンクの作り方はわかりませんし、西邑さんに任せるの不あn(自粛)…でもこの話したお陰で『助っ人を呼ぶ』という選択肢に気づけて、打診をしたら急遽なのに伊勢さんが助けてくれることに。
イッキ「良かった!」
西邑「よかった!」

前日23:44のことでした。





その2)
かき氷なのでギリギリまで待って、クーラーボックスに入れて出発。
しかし私たちとコジマさんの中で待ち合わせ時間に30分のズレがあって、まさかの30分ドア外で待ちぼうけ!溶けていく!

その3)
「かき氷用の氷を作り足したいんですけど、冷凍庫どこですか?」
「あ!今日冷凍庫壊れてるんだよ!」
ドリンク用の自動製氷機のところに氷とアイスグッズを入れるが、一切固まらない!

そんなわけで、ただのかき氷用の氷も7割くらいになるし、かわいくできるはずの「いちごみるく」(調味してあるのをかき氷器でしゃりしゃりにする)はスムージーみたいになるし大変な有様だったんだけど、いろいろお客様が助けてくれて、まあ、最終的にはみんながカウンターに集まって、BBQみたいなノリで盛り上がったのでよかったです。


続きを読む

水鏡譚)予告篇 即興朗読『糸地獄抄』ダイジェストupしました

4月に昭和精吾事務所BARで上演した、予告篇のダイジェストをupしました。




youtubeで見る場合はこちら。



20190416 即興朗読「糸地獄 抄」@昭和精吾事務所BAR

昭和精吾事務所BARにて上演した本公演『水鏡譚』予告篇の即興朗読のダイジェスト映像。
一部公演用の撮り下ろし映像も挿入。

即興朗読『糸地獄 抄』
テキスト:岸田理生
構成:こもだまり

出演)左右田歌鈴、こもだまり
演奏)西邑卓哲(FOXPILL CULT)

昭和精吾事務所『水鏡譚』
2019.6.25-27
こまばアゴラ劇場
http://bit.ly/skt_z

御礼)劇団フェリーちゃん朗読音楽劇「ノーチラスの調べ」ゲスト

「こもださんと朗読がやりたい!」というわみさんに呼ばれて、新宿眼科画廊に出演してきました。






細長い地下空間を潜水艦自体に、刺繍の枠を吊って潜水艦の窓に見立てる。
窓って異空間との境界でしょう。橋とか窓とか扉ってとてもドラマを生むから好きなのよね。
(麻人楽でもよく使うアイテムです)

そのセットと、ギャラリー常設の照明と、椅子と台本だけの、シンプル構造での朗読劇。

==================

朗読音楽劇「ノーチラスの調べ」
2019年6月2日(土)19:00

原作:ジュール・ヴェルヌ「海底二万マイル」

o1080079514404690401

ネモ艦長:なにわえわみ(劇団フェリーちゃん)
アナンクロス教授:岩崎あゆみ(劇団フェリーちゃん)

ナレーター:こもだまり(昭和精吾事務所)
==================


少しだけ、視覚でのひっかかりも作った。

●朗読レベル100=まったく動かない。テキストから目を離さずに読むだけ
●朗読レベル1=テキストから目を離す。じつは台詞そこそこ覚えてる。でも本は持ってる。

とするなら、今回のは朗読レベル85くらいかな。
想像力の鳥はお客様自身の翼で飛ぶから、より遠くまで心地よく飛んでいただくための補助翼として。
基本語りだけで成立させる気で作りました。
間とかボリュームだけでなく、声には温度、湿度、スピード、いろんな要素があるのです。
共演者や空間や、お客様の様子、その日の空気などによってもベストの選択は変わってくる。
演劇もそうですね。

この日、ゲネしてたら共演者のふたりが(さすが数日前に小屋入りして、1ステージ終えてるだけある)空間との調和とか、物語との歩調がいい感じに仕上がってたので、わたしも安心して瞬間を楽しみました。

お客様も集中して聞いてくださってるのがわかり、
「こもださんの本気の語り聞けた…」
「裸足で臨んでいたのを見て、すべての音を表現と意識しているのを感じた」
など、細やかに味わってくださった感想を聞けて、うれしかったです。
(本編でも息の音や足音や効果音をうまく演出していたので、そのへんはわみと考え方が合うのかも)

…ていうか、短い稽古期間だったし「水鏡譚」第一次佳境と重なってたけど(笑)、
やりきった感あります。やってやりました!
わみさん、劇団フェリーちゃん、ご依頼ありがとうございました!
そしてネモラビリア組のみなさんも、あたたかく迎えてくれてありがとうございました。
ゲネと本番みたけど、信用しあってるのがよくわかるいい座組でした。


二万海里
すごくちなみにですが、昭和さん、1985年に演劇舎螳螂「フランシスコ白虎隊 海底二万海里」という作品に出演しています(タイトル的にはジュール・ヴェルヌに関係ありそうだが、内容は知らない)。高取英さん脚本で、昭和さんは織田信長役だったそうです。高取さんが月蝕歌劇団を作る前のことで、初めて昭和さんが出演した高取さんの台本がこれだったらしい。
そしてこの作品は先月、新代表・白永歩美さん率いる新生月蝕歌劇団が上演した作品『聖ミカエラ学園漂流記』の続編なのだそうです。昭和さんの最終舞台で共演してくれた原サチコさん(当時は原幸子さん、現在はドイツで女優として活躍中)が出演。
原サチコさんは螳螂の『聖ミカエラ学園漂流記』にも出演していて、先月の月蝕で女学生たちが自分の言葉を叫ぶシーンで、「自分で好きな言葉を持ってきていいよ」と言われた女優たちのなかで原さんだけが提出したという噂。そして先月の月蝕のそのシーンでトリでその言葉を叫んだのが大島朋恵さんというね、なんともアツい展開が潜んでいたりするのです。

●高取英さん「昭和精吾さん」※昭和さんの他界時のブログ記事
https://yaplog.jp/takatoriei/archive/2416
●演劇舎螳螂「フランシスコ白虎隊 海底二万海里」アーカイブ
http://acl-ctca.net/?p=750




主宰の、なにわえわみさんのツイートで締めたいと思います。



追伸)
そして朗読したい欲が高まってる わみさん、このままの勢いで
廻天百眼のサロン朗読3回の初日「令和元年のシェイクスピア」6月9日の回に出演します。
同じくフェリーちゃん明けの柚木成美さん、そして、
「水鏡譚」出演の左右田歌鈴さん、音声出演の大島朋恵さんが出演するので、行かなくちゃー!

(水鏡譚フライヤーとチケット持っていくので、そろそろ日程決まったかたいたら、歌鈴ちゃんかわたしに声をかけてね。)

御礼)舞台芸術創造機関SAI『無題』(密空間演劇市・シアトロン内)

▶︎シアトロン7/16ソワレ : 〜出演
▶︎シアトロン7/16ミッドナイト : 〜出演

舞台芸術創造機関SAI『無題』

作:麻宮チヒロ 演出:SAI




[出演]
法師:麻宮チヒロ(舞台芸術創造機関SAI)
銀次:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
お熊:稲川実加
琳 :大島朋恵(りくろあれ)
三吉:こもだまり(昭和精吾事務所)

[感謝]
本番映像撮影:西邑卓哲(FOXPILL CULT)・乃々雅ゆう(幻想芸術集団 Les Miroirs)
衣装協力(蓮着物):ホンマアキコ

 


この出演依頼があったときには周りの予定が既に決まっていた。
スケジュールはきついけど、ほかでもないチヒロ氏の初めての戯曲なら出るしかないじゃん!ということで詳細も聞かずに受諾したのでした。

作演主宰が三人もいる座組で、そうでない実加さんもわたしが信頼する女優だし、短い時間だったけど皆が惜しみなく出し合って作る、刺激的で楽しい創作現場だった。
チヒロ氏は(DJや俳優としての彼を知っている人ならご存知のとおり)耳のいい人だから、出演者に実際に読ませてみて細かく耳障りを直していく、という作り方だった。初作品ながら稿を進めるごとにどんどん彼らしさの色がはっきりしてきて、出演者もたくさん口出ししたけど、それを吸収しても尚、とても彼らしい作品になったと思う。


わたしは予想外の男役で、しかもチヒロの文体は初めてだから語り口のプランを調整するのに案外時間を要した。どの音・どんな言い方が相応しいかを調整したいのに声が普段と違う(楽器の調子がおかしい)と判断が難しかった。(例えると、楽譜もあって音源聞いてて頭の中では完全に理解しているけど大きな声で歌ってみてないって感じ?)普段は気にしてないポイントだった。初見の本読みでも、ある程度は様子が掴めて表現できるんだけど、声が違う=聞こえ方が違うと、成功してるかどうか自分で判断が難しかった。終わった後、チヒロに「声があれで稽古序盤はごめんね」と言ったらよ「こもださんが声すごいハスキーな時も、これはこれでありだなって思ってました(笑)」って。

しかし逆に、普段出ない声が出るから想像しないノリが生まれたり、新しい演奏法を見つけたような思わぬ収穫もあった。
「うんざりだ」って台詞は昭和精吾の『おさらばの辺境』の「こんな時代にゃうんざりだ」の言い方を踏襲したり、ところどころ昭和さんを使っていたのをチヒロさんは気づいていたみたい。


舞台は紗幕を垂らして明かりも暗い場面は朗読可能な限界まで暗く。
顔をみせるのではなく姿や気配、関係性は距離感や立ち位置でみせる、というような、朗読劇でありながらある種ダンス的発想が必要な作品作りだった。久々、空間把握に意識を張る感じ。インプロでダンスするときなんかに使う回路。
あまりの暗さに稽古で台本が読めず「やはり全部覚えるしかないのか」と思いもしたが、冒頭は(布が燃えるからとチヒロが一度断念した)蝋燭が採用になり、炎が揺れることを除いては快適になった。
ただし本番は、お客様が大勢来てくださったので、湿度もすごいし酸素も薄いしで、用意していた蝋燭の擦り口はふにゃふにゃ、擦っても擦っても火がつかない。3度目でやっと発火・・・したと思ったらすぐ消える。万が一のためにライターを用意してたけどなんとか2本目のマッチで蝋燭に火がついた。台本も湿気でふにゃふにゃ。(歌鈴が「こもださんのマッチが消えるなんてただ事じゃないと思った」と後で言ってた。)


(写真は据置カメラよりキャプチャー。ゲネの写真を撮っていただいたので入手したらまた。)

そんなお客様にとっても過酷な状況での50分でしたが、みなさん集中して見て/聞いてくださりありがとうございました。わたしは男ものの夏着物で、竪絽の透け透けの素材で帯も男結びだから涼しいはずなのに始まって5分くらいで汗がぽたぽた台本に落ちるほどだった。みんなも浴衣なのに汗がすごかった。そしてお客様も…。続きを読む

idenshi195 朗読劇「やわらかな鎖」終演

高橋郁子さんとの3回目のタッグ、[言葉の楽譜]を使った朗読劇『やわらかな鎖』が終わりました。


 

idenshi195 第2回公演 朗読劇 『やわらかな鎖』
作・演出:高橋郁子
会場:新宿 経王寺



語り:
妹・香織:加藤美佐 (アトミックモンキー)
姉・史美:こもだまり(昭和精吾事務所)


姉妹の物語で、語るのは女性ふたり。
加えて脚本演出、演出補、制作、音響、美術全てのメインスタッフも女性ばかり。
とにかく稽古場に女性しかいない(わざとじゃないそうですが)珍しい現場。

廻天百眼の公演『屍のパレード』の東京が終わって大阪公演の稽古との合間に稽古。
終わってから本格的に詰めの稽古だったので濃密な日々だった。



本番はあいにくの雨でした。
会場はお寺。道路に面した立地なので本番中に救急車の音が聞こえたり。
(あまりの絶妙なタイミングに、効果音だと思ったお客様もいた様子)
シンプルながら象徴的なセット(屏風に白い糸がさがっている)、抑えに抑えた音響。
物語を届けることにまっすぐ向かったチームで、迷いがなかった。

仕込みと当日お手伝いに来てくれた保坂さんのお仲間の若いかたたちも気持ちのいい人たちで、ストレスなく本番に臨めて本当にありがたい現場だった。

(パンフレットにすべての関係者のクレジットがあるんだけど、いま見当たらず、間違うのはあれなので後日追記します)

スタッフによる稽古場レポは公式サイトに。
「加藤美佐×やわらかな鎖」山下亜矢香 http://staffblog195.blog.fc2.com/blog-entry-6.html
「こもだまり × idenshi195」http://staffblog195.blog.fc2.com/blog-entry-8.html
「第4回稽古場レポ」小島久弥子 http://staffblog195.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

わたしもすこし振り返る。続きを読む

告知)11/14土 idenshi195 朗読劇『やわらかな鎖』出演します

脚本家としてご活躍の高橋郁子さんの自主企画であるidenshi195の朗読劇に出演します。
郁子さんはわたしと同じく「台本は楽譜だ」という理論の持ち主で、その点において信頼して任せられる演出家で、今回も声の重なりに重きを置いた朗読作品を作ります。四年前の『潮騒の祈り』をご覧いただいてるお客様は、あれを思い出してくださいませ。(文末に参考映像貼っておきます)


会場はお寺、姉妹の物語で女性ふたりでお届けします。
近年は視覚的にインパクトのある舞台への参加が多かったですが、これは昭和さんの実践していた、声の力・語りの力での作品作りになると思います。昭和さんの語りはシーザー曲自体の強さや音楽との相乗効果も使っているし、また主に一人語りのおもしろさです(「短歌掛け合い」など掛け合いのセリフもあります)。ここではごくシンプルに、ふたりの声、そして音響の坂本さんとのコラボになります。稽古でチューニングするのが楽しみです。


idenshi195 第2回公演
朗読劇 『やわらかな鎖』

作・演出:高橋郁子

「お姉ちゃん、あなたによく似たその愛は もうないんだよ。」

気の遠くなるような濃密な日々は、いつまで続くのだろう。
繰り返しさらけ出される「愛」という名の傷跡。
我が子を亡くした姉、史美の追う幻影は、妹の香織を冷ややかな存在へと変えていく。
姉につきつけた残酷な現実。それが香織自身の封じていた過去の扉を開けたーーー。


 

女ふたり語り。
折り重なる言葉が、鮮やかな情景を浮かび上がらせます。


語り:加藤美佐 (アトミックモンキー)
   こもだまり(昭和精吾事務所)


●日時
2015年11月14日(土)14:00/18:00 
(受付開始は開演の1時間前、開場は30分前)

●場所:新宿 経王寺
〒162-0053 東京都新宿区原町1丁目14
■都営大江戸線 「牛込柳町」駅東口より徒歩すぐ
■バス JR新大久保駅前より「新橋」行きにて「牛込柳町」下車
http://www.kyoouji.gr.jp/index.html


美術:ホンマアキコ
音響:坂本柚季
演出補:山下亜矢香(アーツビジョン)
宣伝美術:水野晃一
制作:堤真理子、保坂藍(狼たちの教室)、小島久弥子(演劇制作体V-NET)
製作補:二木輝美
企画製作:idenshi195

後援:新宿 経王寺
協力:アトミックモンキー 昭和精吾事務所 
  アーツビジョン 狼たちの教室 演劇制作体V-NET


●料金:3000円(全席自由)
※小学生以下のご入場はご遠慮ください。

●予約受付:9月27日(日)より
●ご予約
【電 話】080-5090-0195(10:00〜18:00)
【F A X】044-934−8902
【メール】yoyaku★idenshi195.com(★→@)
【W E B】カルテットオンライン
     https://www.quartet-online.net/ticket/idenshi195_002

●お問合せ
【電 話】080-5090-0195(10:00〜18:00)
【メール】info★idenshi195.com(★→@)

●idenshi195公式サイト http://idenshi195.com

---

高橋郁子さんの作品の参考に、idenshi195立ち上げ前のコラボ作品ですが、
2011年当時わたしが編集した(!)予告編を貼っておきます。(麻人楽をご覧になってるお客様は「はぁ、なるほどね」と思ってくれる気がします。)


(2011.12 語り『潮騒の祈り』予告篇/語り:山下亜矢香、東野醒子、こもだまり 音楽:anoa)

「やわらかな鎖」用の撮影




8月25日、写真撮影をした。
早起きして、とある懐かしい場所に行った。
人通りが多く、声をかけられたり避けたりしながらの撮影だったが、スタッフの正悟くんがよく気のつく方だったので、大変さはなかった。

(あ。
撮影中に「肩を叩かれた」と思ってそっちを向くが誰もおらず「?」となっていたらカメラマンさんが笑って走り寄ってきて「・・・蝉が。」と、肩に停まった蝉を取ってくれたのは衝撃的な出来事でした。)


冒頭の写真は、そのカメラマン水野さんによる撮影風景を、高橋郁子さんが撮影したもの。
(被写体は、チラシの完成を楽しみにしてもらおうと、ちょっとぼかしました)
終わってごはんを食べながら雑談の最中に「idenshi195には自分の好きな人しか呼ばないですから!」と郁さんが断言したのを聞いて、ちょっと照れてしまった。

相性というのはある。
郁さんとは、激弾BKYUの看板女優・東野醒子(とうやさめこ)さんが引き合わせてくれた。
青蛾館の『青ひげ公の城』で共演した少し後、「まりちゃんに紹介したい脚本家がいます。きっと相性いいと思います。◯日に一緒にご飯食べるから、時間合ったら参加しませんか?」というメールをいただき、信用する醒さんが言うならと二つ返事で行った先で出会ったのが郁さんだった。
郁さんも同様の理由。『青ひげ』でわたしの朗読を聞いてはいるけれどわたしと認識して聞いたわけでもなかたのに、醒さんが太鼓判を押すならと信用して次の12月の朗読に出演依頼をくれて、それ以来のご縁。

醒さんの予想通りだった。
わたしが言う「戯曲は楽譜だ」というのを、こんなに近い形で思考してる人と会うのは初めてだった。出発点は違うのに同じ結論に達して、そこを究めようとしている二人を(そのことを知らずに)引き合わせるとは、醒さんは本当にすごい眼力の持ち主だ。

※詳しく知りたいかたは昔の日誌をご参照くださいませ。(一部内容が重複しています)
2011.12.7「潮騒の祈り◎台本=楽譜」
2014.11.4「高橋郁子さん」


そんな郁さんが見込んだ共演者の加藤美佐さん。
郁さんが15年前に初めて朗読用に書き下ろした台本を、現在の技法で産み直すという試み。
楽しみです。(高橋郁子ブログ記事はこちら

チラシが出来上がったら、またお知らせします。


idenshi195 朗読劇「やわらかな鎖」
作・演出:高橋郁子

〜お姉ちゃん、あなたによく似たその愛は、もうないんだよ。〜

出演:加藤美佐(アトミックモンキー)/こもだまり(昭和精吾事務所)

2015年11月14日(土)14:00 /18:00開演
新宿 経王寺(都営大江戸線 牛込柳町駅すぐ)
次☞9/25 昭和精吾事務所BAR■ご依頼☞showaseigo14@gmail.com■昭和精吾事務所代表。語り歌う女優。脚本・演出。寺山修司・岸田理生作品上演。実写妖怪モデル。麻人楽。ヒューマンアカデミー演技講師■客演☞廻天百眼、SAI、青蛾館、田園に死す三沢篇■協力☞FOXPILL CULT
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