Air*Log

語り歌う女優、こもだまりの製作日誌(2005〜)。 演劇・語り・ライブ等の上演情報や、稽古や、思索。 昭和精吾事務所 二代目代表。脚本・演出家。麻邑楽×麻人楽。 ヒューマンアカデミー演技講師。

演劇

冥婚◎振付日誌 その1


先日レコーディングしてきた中に、紅夜とわたしがツインボーカルの曲がある。
2月7日に、その曲にちなんだ地の近くに行く用事があったので、成功祈願にすこしふらふらしてきた。



紅夜さんも「墨東病院…!」と反応してくれてた。
(曲聞いて理由わかる人いるかな?)
続きを読む

SAI◎打ち上げ


まとめ記事書いてないけど、打ち上げでした。
写真は弥生ちゃんと大入袋(おにいの手書き)。

オープニングアクトのホーデンさん、翔馬さん、TERAYAMA生演奏の藤宮さん、写真撮影してくれた藤居さん、場内アナウンス(録音)のソワレちゃんも参加しての、賑やかな会となった。

3/31の両国ライブで2012年度総決算ライブをし、そのあとオメガの「贋作マッチ売りの少女」シリーズからこの「ケロイド」シリーズへ、加えて「SHUJI TERAYAMA#13」との二本立てで2013年度上半期は終了(ところで年度で数えるチーム珍しいよね)。今年度よりSAIメンバーになった蓮ちゃんもがんばった。初舞台だった初紀ちゃんときえるちゃんもがんばった。楽しい文化祭でした。

ふたつの舞台のことは追々書きます。
ひとまず、大島さんが休憩時間に撮ってくれたアリス部屋写真を。

『SHUJI TERAYAMA#13』より、
「あの女」こと「書物の国のアリス」のわたしと、その同居人「猫のけむり」の弥生ちゃん。
大島さんのおかげで、ふたりともやけにリラックスした顔(笑)。お気に入りの一枚。


昨日気づいたんだけど、
弥生ちゃん演じた猫のけむりと、うちのリセッシュが似ている!

告知)9/21-23 SAI地下迷宮演劇「SHUJI TERAYAMA#13」に出演します

さて、こもだまりひとり夏フェス第四弾も寺山さんが題材です(夏っていうか9/21-23だから秋ですね)、さながら文化祭のような、SAIの二本立てのうちの一本です。


寺山修司没後30周年記念事業認定、
(笹目さんありがとうございます)
SAIが寺山修司を題材にオリジナル作品を敢行!!
劇場内に増殖する13人の寺山修司とは・・・??!
↓ ↓ ↓
地下迷宮演劇「SHUJI TERAYAMA#13」


【SAI公式情報ページ】
http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/stage/shuji-terayama13/


そしてもう一本は(私は出ませんが)
今夏SAIが続けてきた“虚構★学生”シリーズ最終章
「ROMANTIC+GROTESQUE」のルーツでもあるケロイドが
5年振りのシリーズ完全新作として登場!!!
↓ ↓ ↓
パンク演劇「ケロイド THE FINAL


【SAI公式情報ページ】
http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/stage/keloid-the-final/


◆チケット◆全席自由
前売券が予約より300円お得。9/13(金)〆切
当日精算となる予約券は直前までメールにて受け付けます。


メールにて希望日時、枚数、券種をお知らせください。
komodamari★gmail.com(★→@)
チケットはテラヤマならこちらでもご予約いただけます
https://ticket.corich.jp/apply/48728/013/


<一 般>
前売\2500
予約(当日精算)\2800
当日\3500

<20歳以下>
※当日受付にて要身分証明書提示
前売¥1500 予約¥1800 当日¥2500



あとで情報書き足していきますが、あと10日なのでひとまず概要を!


点滅ソロ「耳なし芳一外伝」とザムザ阿佐谷寺山修司演劇祭 終幕


「まりちゃん9/7空いてたら写経手伝ってよ。前に芳一やった時書いてくれたよね? 人出必要なんだ」
7月の青蛾館の打ち上げで点滅さんにそう言われ、「そのへんは本番も終わってひと段落してるからいいですよー」と安請け合いしたら、自分の本番前とは…。稽古NG出して、今日もザムザ阿佐谷へ。
実加りんの書いた垂れ幕があり、入口からかっこいい。

ザムザの新井さんに挨拶したら「あれ?こもださん(笑)」
撮影のタキシマさんチームもいらしてて「あっ、ここも(関係してるの)?」
口に出さないまでもお客様にも「あれ、またまりさんいる(笑)」って顔する人がちらほら。
そりゃそうだ、先週一週間空いたけど、昭和、百眼、今日の点滅さんと、なんやらずーっとザムザにいるみたいだもの。

朝から、カメラのニヤちゃん+点滅さんとこの那名さん+チラシの題字から舞台美術の般若心経まで全部の文字を書いた功労者・稲川実加ちゃん+わたしの4人で、点滅さん(白塗り済)を囲んで身体のいたるところに文字を書くお仕事。
芳一だから書くのはもちろん般若心経。
うちの父は香川県出身で、祖母も熱心な真言宗の人だったので、小さい頃から「麻里は弘法大師さまが護ってくれてる」と言われ続け、般若心経を覚えされられた(小さかったので普通のことだと思っていて苦痛ではなかった)。だから般若心経には親しみがある。
それを写経、しかも人体に書けるなんて、なかなかできない体験。前もそうだったから、写経がそうさせるのだと思うけど、書いてるうちに若干トランスしてくるのも面白い。
(前回の写経時にも同じこと言ってた→2010.5.10の日誌




これが渾身の般若心経!
膝裏はだいたいわたし、右足の仏がお気に入り。

客入れ終わりで離脱できたので、銀座の用事を済ませ、第二回写経タイムにザムザに戻る。
「白は塗ったんで、文字が落ちちゃったとこ優先で、はい、お願いしまーす」と点滅さん。
佳境に入ると「ふくらはぎから足指行くので、足をここに」と言われて片足を椅子にあげ、「脇の下書きますから腕上げてください」等々、云うことを聞きながら「ツイスターゲームみたいだね」と、ほぼ全裸白塗りのマドロスさんポーズの人が笑う。「尻行きます」「あっ、ここあと一文字書いてからでいいですか」「尻人気だねー、あっ力こぶも書いてよ、(幽霊に)取られちゃう」「ここ狭いから舎利子オッケー(←三文字は少ないので、前回は舎利子を乱発した結果、舎利子を書く時は宣言する、というルールが出来た)」などとみんなで狭い楽屋でくんずほぐれつになりながら写経完了。そのあと夜の部を、昭和さんと一緒に観た。

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百眼奴婢訓◎初日二日め、3ステ終了



こもだまりひとり夏フェス第三弾、開幕しました。

『寺山修司の奴婢訓』をやると思って来ると、おや?ってなるかもしれません。
もちろん寺山さんのなんですが、『百眼の奴婢訓』だと思って来てもらったほうが楽しめると思います。

初日には青蛾館の野口和彦さん、理生フェスプロデューサーの宗方駿さんが。
二日めには昭和さんとイッキさん、万有引力の小林桂太さんらがご来場くださいました。

お客様の反応は、演劇をみたというよりショーやお祭の会場での見世物小屋を見たような感じだ。
百眼の舞台は、いつもお祭騒ぎ。
奴婢が主人の為に存在するというのなら、主人もまた奴婢の為に在る。見世物も観客の為にあり、反対もまた然り。そこからスタートするのだけど、誰もが主体になれるお祭騒ぎはエスカレートし、主人の帰還で唐突な終焉を迎える・・・

・・・って、真面目に言えばそんな話なのだけど、もう、ここはショーだとかお祭騒ぎだと思って楽しんでもらうのがいいような気がする。

日曜夜はまだお席に余裕あり。
火曜昼の千秋楽はお陰様で売り止め。
よって月曜昼に追加公演が決定しました。
全ての日、当日券も販売予定です。どんな席でもいいからみたい、という場合は当日券にアタックしてください。

明日もお屋敷にてお祭りは開催されます。

写真は、24日初日にめでたくお誕生日を迎えた、沙夜ちゃんと。
少女椿鬼姫でのサホさまと紅葉は、今回ふたりとも女中で(みーんな奴婢ですから)、ホモイちゃんとコメさんという名前。乳母と飯炊女のようです(コメだから?)。
イーハトーヴ農場が舞台なので、「女の悲劇は米をとぐ」なんて歌詞やセリフで米が何度も登場し、その度に「呼ばれた?」となってしまうコメなのでした。

わたしの衣装はいちご製作。バッスルドレスにしてもよさそうなデザインでかわいい上に、ポケットもついて機能的。ありがとういちごん!

昭和精吾◎ありがとうございました


たくさんのかたが快く公演の告知に協力してくださって、おかげさまで多くのお客様にお会いできました。乗客のみなさま、搭乗者のみなさま、港のみなさま、ありがとうございました!
艦長の昭和が乗って、毎回10分ずつトークが伸びていき、千秋楽が2時間半になるという大航海でした。

いろいろ載せたいのですが、まずはご要望の多かったセットリストを掲載します。
この記事はのちほどちゃんとした舞台報告と合併してしまう予定ですが、
それが書けるまで、こちらをご参照ください。


【2013/8/14-15 昭和精吾事務所
ドキュメント『71歳・俺の寺山修司と天井桟敷』set list】

0.短歌掛け合い「燃ゆる頬 森番 海の休暇」(イッキ・こもだまり)

[第一部]
1.赤とんぼ(ハーモニカ)・短歌「暴に与ふる書」(ギター)・「恐山和讃」
2.長編叙事詩 李庚順
3.アメリカよ
4.おさらばの辺境(通称・一白水星)

[第二部]
5.スーパーマンの詩(倉垣吉宏)
6.人力飛行機のための演説草案(イッキ)
7.日本自殺考(こもだまり)

*スライドトーク
8.力石徹よ(弔辞)
9.永山則夫への70行(昭和精吾・イッキ)
10.鞍馬天狗 〜「邪宗門」より

*エンディング   
11.雪か?
12.国家論

作業の合間にとあるインタビュー



一年前のDVD発売に絡んだインタビューで、池袋の喫茶昭和へ。
約束のちょっと前に豪雨で落雷、出掛ける頃にはちょうど雨もやみ、涼しくなっていた。
名前からして、一度は昭和さんと来てみたいお店である。

写真撮り忘れたけど、ハンバーグサンド(ハンバーグが肉々しくてうまい)と昭和ブレンド、うまし。
一年前の話は10分くらい、そのあともその前もなんかいろいろ話すことがたくさん、未来の話もたくさん。順番めちゃくちゃでも混乱せず話が繋がって、かつ話題が尽きないってなかなか稀有な関係だと思う、ありがとう。
頭もリフレッシュされた。

いま公演直前なのと、この特典映像あり商品の受付は終了していて、いま書いても影響ないので、
詳しいことはまた後日書きます。
台本を持った上演についての話。続きを読む

昭和精吾事務所◎お盆特別割引価格が決定!

来週に迫った昭和精吾の ドキュメント「71歳・俺の寺山修司と天井桟敷」。
副題の”〜涙ぐむ戦艦〜”に気づいているかたはどれくらいいらっしゃるだろう?
この「涙ぐむ戦艦」とは、昭和精吾のレパートリーであり、5月にはイッキさんとわたしふたりで上演させてもらった『長篇叙事詩・李庚順』の章題のひとつで、この夏公演はそれになぞらえて、昭和精吾が艦長、となっています。

その艦長が「暑いな!お盆で寺山さんも帰ってくるし、特別料金作るか!」と言い出したので、
お盆特別割引を実施します。

ご予約(または前売購入)の上、受付で合言葉を言うと、
前売4000円のところ、3000円にいたします。


副題に気づいて欲しい気持もこめて、
合言葉は「乗船します」です!

受付にて例えば「予約のこもだまり、一名、乗船します」という感じでおっしゃってください。
この割引は既にお買い上げ・ご予約済みのお客様にももちろん適用いたします。
(前売のお客様は合言葉を言ってくだされば1000円キャッシュバックします)


昭和さんたらすぐサービス精神出しちゃうんだから・・・
まだ各回お席に余裕がございます。
お誘い合わせのうえ、奮ってご利用くださいませ!


昭和さんのひさびさの東京(ほぼ)ソロ公演ということもあって、今回の演目はベスト盤みたいにしました。昭和精吾ファンのかたも、昭和精吾未体験の方も、ぜひ!この機会にご覧くださいませ。
合言葉を忘れずに!


ザムザ阿佐谷主催 寺山修司演劇祭『世界の涯てまでつれてって』参加作品

昭和精吾事務所
ドキュメント 71歳・俺の寺山修司と天井桟敷 〜涙ぐむ戦艦〜


作:寺山修司 音楽:J・A・シーザー
8/14水 19:00 
8/15木 14:00・19:00

【出演者】=<涙ぐむ戦艦>搭乗者
艦長:昭和精吾
水先案内人:こもだまり イッキ
密航者:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)


【会場】ザムザ阿佐谷 http://www.laputa-jp.com
TEL 03-5327-7640
東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-12-21 ラピュタビル地下
※JR中央線・総武線阿佐ヶ谷駅北口より徒歩2分

【料金】※割引は受付にて適用しますので、4000円でお申し込みください。
前売4,000円 当日4,500円

※受付開始60分前 開場30分前
※整理番号は、前売→ご予約→当日の順となります。

【チケット取扱い】
CoRich!■http://ticket.corich.jp/apply/46155/
昭和精吾事務所■e-mail komodamari+syowa★gmail.com ★を@に変えてください
ザムザ阿佐谷■TEL 03-5327-7640

砂々良の壁も寺山修司演劇祭



砂々良に、8月のチラシを貼ってもらった。
左から、昭和さんの、百眼の『奴婢訓』、ザムザ阿佐谷の総合チラシ。
壁が寺山修司演劇祭!

わたしは8/14.15の昭和さん公演の少し前から百眼の終わる27まで、しばらくお休みです。
(あっ、砂々良も15木〜18日はお盆休みでした)

マスターへのお礼がてら砂々良の宣伝。
夏のおすすめは、
旬は岩牡蠣(でっかい)と、水なすのおしんこ。
かれいの昆布〆(おさしみ)、じゅんさい、〆はおにぎりか、そうめん。
お刺身は、定番の〆さば、しまあじ、ぼたんえびあたりはだいたい毎日あります。
あと、最近はお肉の需要から、合鴨スモークと鳥の唐揚げにプラスして、
豚の角煮、鯨ベーコンもメニューに追加されたのでお試しあれ!

砂々良(ささら)
TEL.03 3342 5795
新宿区西新宿6-16-12
第一丸善ビルB1階
(ビル1階の宝くじ売場が目印)

sasaramap
◆アクセス
都営大江戸線 西新宿五丁目駅 A1出口より徒歩3分
丸ノ内線「西新宿」2番出口より徒歩8分
JR新宿駅 西口より徒歩18分

◆営業時間
月〜土の18時頃から深夜まで営業。年末年始、お盆、日曜祝日はお休みです。
◆参照 砂々良カレンダー

百眼・奴婢訓◎野外稽古


音楽のKEVINさんが稽古場に来たり、宣伝美術をまーむーと共に担当している悠起くんが来たり、稽古場が俄に賑わっている。
先日は、これは室内ではちょっと・・・というものを野外にて稽古。
わたしは経験者なので「こもださんまずやって見せてー」と言われ披露。
昭和さんは天井桟敷で語り担当だから、昭和精吾事務所にこういう稽古はない。
わたしがこれを習ったのはA・P・B-Tokyoの『青ひげ公の城』。思えば、人形振りだってその時にみっちり教わったのだし、A・P・Bさんには感謝せねば。

月蝕に出たことのあるメンバーも経験者だし、特に口出しするつもりはなかったけど、つい楽しくなってきてああだこうだ言ってしまった(笑)

そしてみんな蚊に喰われた。
一回やったあと、みんなのを見ていただけのわたしも大量に喰われた。
先月も吸血鬼役だったわたしは、吸血鬼の血を飲んだら吸血鬼になるぞ、と毒づいたが、そもそも蚊は吸血鬼なのだった。


あとひと月!

ザムザ阿佐谷 寺山修司演劇祭参加
虚飾集団廻天百眼『奴婢訓』
◆昼14:00 夜19:30開演
◆8/23金 夜、24土25日 昼夜、26月 夜、27火 昼
◆前売:一般4000円 23歳以下2800円(要身分証)
※当日券は各+500円
詳細 百眼公式 http://dlvr.it/3XFN4M



次&#9758;9/25 昭和精吾事務所BAR■ご依頼&#9758;showaseigo14@gmail.com■昭和精吾事務所代表。語り歌う女優。脚本・演出。寺山修司・岸田理生作品上演。実写妖怪モデル。麻人楽。ヒューマンアカデミー演技講師■客演&#9758;廻天百眼、SAI、青蛾館、田園に死す三沢篇■協力&#9758;FOXPILL CULT
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