
舞台芸術創造機関SAI「BORDERS」@横浜 黄金町似て非works
6/30の女医・暗室依円(あむろえまる)はこんな感じでした。
下は本番中の診察室の風景。

(撮影:モーリさん)
横浜遠征当日。
寝過ごし防止策、比較的近所のチヒロさんと駅で待ち合わせ。
ふたりとも遠足前日寝られないタイプだったようだが(笑)、話したいことは山積みで、道中ずっと話し続けた。
海の匂いのする川沿いを歩いて到着した会場は、吹き抜けの天井が高くて気持ちいい。
陽光が差し込むマチネ、夜になって街灯のうっすら見えるソワレ、全然雰囲気違うんだろうな。
わくわくする。
限られた時間のなか、セッティングして各自足場など確認して、みんなで場当たりして、(ぜんさんの賄いポテトサラダと卵焼きで小腹と心を満たし、)いざ客入れ。

この会場は「完全自由席=本編中、自由に好きな場所に移動してみてください」という触れ込みで、ストーリーが記者会見を舞台にしているので、「カメラ持参/要予約」の2点を満たせば全編自由に撮影可能という画期的な企画だった。
本番中にシャッター音がランダムに響き、とても記者会見ぽくて面白かった。
先に書いた陽光や街灯、会場に設置された井戸に水の落ちる音・外から聞こえる車の音・カメラの音、動く人の足音なども効果音のようで、いまここでしか見られないものになったのは、思った以上の成果だった。
記者(として参加してくれた観客)の皆さんが記者会見(本番)の様子を撮影してくれた様子がtwitterにハッシュタグ付き(#SAIBORDERS)でたくさん上がってて楽しい。
ライブハウスでのイベントだとあることだけど、演劇ではないことなので、お客様がどう見ていたのか、どう切り取ったのががわかるのは面白い体験でした。
公式サイトの6/30シーンリスト及び公演記事はこちら(撮影:モーリさん)。

http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/2015/07/05/b-news13
上の記事でマチネの様子がわかるので、twitter経由でいただいた夜公演の写真をいくつか。
昼夜でだいぶ印象違います。

(撮影:ウラリさん)
倉垣おにい演じる鋲と。おにいと初共演した舞台、廻天百眼『死ぬ機械』で履いていたヒールを使った。なんか今回はこれだろ、と思った。SAI10周年で今回のBORDERSツアーがSAIとしてのひとつの区切りになるとおにいが言ってたのに通じるのかもしれない。


(撮影:あやめさん)
特別出演枠の暗室役も滑川役も、やりようが幾通りもあるので複数の俳優が演じるにふさわしい。
たとえば暗室なら、チヒロ演じる紀道に診察結果をどう伝えるかの「どう」の部分にそれぞれの個性が出るだろう。
チヒロとは麻人楽でも他の共演でもそうだけど、その場の感覚で駆け引きする瞬間が楽しい。
再戦の8/22の会場用に演出も変わるだろうし、もう一度できるのが今から楽しみ。
写真いろいろ。

特別出演枠、ぜんさんとこもだまり。ひらがなコンビ。
ぜんさんは7/2よりホームであるアニマル王子の本番でした。土曜日に見に行ったけど、全然違うテイストの作品だし役なので、よくぞ同時進行で稽古したなあと感心し、かつやはりぜんさんはいい俳優だなあと思ったのでした。SAI『PARADE』の臣役でもそうだったけど、なんだろう、ぜんさんの愛情表現は硬派で、それでいて深いのです。
道具編。

(撮影:モーリさん)
垂れ幕。
小林龍二さん(獣の仕業)が書家として奮闘してくれた力作。前回の日誌で書いていたのはこれでした。ありがとうございました。
※こばりゅうは次の7/18・19駒込ラグロットに斉藤ぴょんこさんと特別出演枠で参加します。


輸血パック。
女子に「おいしそうだった」と人気だった輸血パック。いや、血ですよ?(笑)

(撮影:ウラリさん)
病室にかかってるカレンダーも暗室の勤める彩聖会病院カレンダーでした。細かなこだわり。

マチネを観に来てくれた藤宮社長(with愛用キックボード)と終演後話しているところ。
オフショットなのにすごく医者らしい。

たのしい座組でした!
ありがとうございました。
7月もがんばって!
ライブハウスでのイベントだとあることだけど、演劇ではないことなので、お客様がどう見ていたのか、どう切り取ったのががわかるのは面白い体験でした。
公式サイトの6/30シーンリスト及び公演記事はこちら(撮影:モーリさん)。

http://stageguide.kuragaki-sai.com/guide/2015/07/05/b-news13
上の記事でマチネの様子がわかるので、twitter経由でいただいた夜公演の写真をいくつか。
昼夜でだいぶ印象違います。

(撮影:ウラリさん)
倉垣おにい演じる鋲と。おにいと初共演した舞台、廻天百眼『死ぬ機械』で履いていたヒールを使った。なんか今回はこれだろ、と思った。SAI10周年で今回のBORDERSツアーがSAIとしてのひとつの区切りになるとおにいが言ってたのに通じるのかもしれない。


(撮影:あやめさん)
特別出演枠の暗室役も滑川役も、やりようが幾通りもあるので複数の俳優が演じるにふさわしい。
たとえば暗室なら、チヒロ演じる紀道に診察結果をどう伝えるかの「どう」の部分にそれぞれの個性が出るだろう。
チヒロとは麻人楽でも他の共演でもそうだけど、その場の感覚で駆け引きする瞬間が楽しい。
再戦の8/22の会場用に演出も変わるだろうし、もう一度できるのが今から楽しみ。
写真いろいろ。

特別出演枠、ぜんさんとこもだまり。ひらがなコンビ。
ぜんさんは7/2よりホームであるアニマル王子の本番でした。土曜日に見に行ったけど、全然違うテイストの作品だし役なので、よくぞ同時進行で稽古したなあと感心し、かつやはりぜんさんはいい俳優だなあと思ったのでした。SAI『PARADE』の臣役でもそうだったけど、なんだろう、ぜんさんの愛情表現は硬派で、それでいて深いのです。
道具編。

(撮影:モーリさん)
垂れ幕。
小林龍二さん(獣の仕業)が書家として奮闘してくれた力作。前回の日誌で書いていたのはこれでした。ありがとうございました。
※こばりゅうは次の7/18・19駒込ラグロットに斉藤ぴょんこさんと特別出演枠で参加します。


輸血パック。
女子に「おいしそうだった」と人気だった輸血パック。いや、血ですよ?(笑)

(撮影:ウラリさん)
病室にかかってるカレンダーも暗室の勤める彩聖会病院カレンダーでした。細かなこだわり。

マチネを観に来てくれた藤宮社長(with愛用キックボード)と終演後話しているところ。
オフショットなのにすごく医者らしい。


たのしい座組でした!
ありがとうございました。
7月もがんばって!