
3回目の4月の百眼ライブ!
思えばあれがあったからいまわたしは麻人楽やってるんだろうなあ。
星の廻りと、廻らせた廻天百眼に感謝。
ウヅメが会場入りして即、わたしの頭を作ってくれたので、一安心して気合い入る。
しかも「かんざしがないから」と鹿の子を増設してくれて、右前にも。かわいくしてくれてありがとう。
逆順リハだったので、百眼から。
(マイク大量、人たくさん、ボーカル入替制でPAさん泣かせのパフォーマンスのため、リハのあと「イレギュラーですみません」とご挨拶したら「なんとか、やってみますから」と心強いお返事をいただいた。)ドラム横に飼い殺しのわたしとわみは客席が見えないという理由でビールケースに乗せてもらう。百眼衆は巨人がいないから、ビールケースひとつで十分視界は開けた。座ってドラムのセッティングしてるKEVINさんに「今日はわたしのほうが大きいんじゃないですか?」と言って立ってもらったら本当にわたしのほうが大きかった(笑)
一通り終えて(リハを見てたストロベリーのみなさんが拍手してくれたのが印象深い)ストロベリーソングオーケストラのリハ。大阪でお世話になった寿さんや虫佐さんの勇姿を見る。
みつつ、準備を進める。自力メイクをし、イチゴに紫のシャドウを入れてもらい、あとは着替えるだけ。
この日は麻人楽の音源を持ってきてたので、FOXPILL CULTの物販コーナーに一緒に置かせてもらい、物販席につく。百眼衆が気づいて「あれ…物販席にいらっしゃるのはこもださん…?」と構ってくる。「いいえわたしはこもださんではありません」「おや、似ているなあ…どちらさまですか?」「わたしは麻人楽のまりさんです」。この日FOXPILL CULTは新アイテムの「罪深ンバッジ」(罪深い+缶バッジ)発売とプエル製メンマの試食という目玉があったので、立ち寄ってくれるかたがたくさん。
麻人楽音源も8日に買いそびれたというお客様が買ってくださった。ありがとうございました。
2016.4.25『伝染性狂言』セットリスト
1.亡霊の写像(語り)
2.伝染性狂言ドン・カルメ
[MC]
3.天の書物の両価性
4.屍の序曲(語り)
5.深淵のパレード
6.因縁性妄言
7.死の舞踏
8.悲喜劇狂騒曲
9.君の因縁 あなたの堕徳(カーテンコール)
10.赤猫座(アンコール)
※廻天百眼主宰・石井飛鳥氏による解説はこちら(ブログ「大廻天カーニバル」より)
満員のぎゅうぎゅうで、さらにここまでの2バンドと転換中のDJを急遽引き受けてくれたAsohgiさんのおかげで客席はむっちゃあったまってて、そうね、『少女椿』初演の幕が開いた(物理的に幕が開いて客席と面した)ときのことを思い出すくらいの熱気でした。
『屍のパレード』サントラレコ発ライブだから、全部そこから。
わみとわたしの語りで幕が開き、そこから怒涛のライブスタート。
毬子となっちのデュオパートを経て、百眼らしさを見せる詩の朗読、そして「深淵のパレード」から人員も増えて再度加速。「因縁性妄言」では舞台でヘカテーを演じた三者:常川さん、座長、大島さんが揃うという夢の豪華バージョン。
最後は名曲と言いつづけてる「死の舞踏」と「悲喜劇狂騒曲」、本番では関われなかったので今回歌う機会があって嬉しかった!そりゃあ自主リハもしちゃうよ(笑)
実際客席にどう聞こえてたかはわからないけど、爆音の中で仲間の声も自分の声もあまり聞こえず、マイク握って長い台詞を叫んでいたら、思いがけず昭和さんが出てきちゃった。狙ってなかったからびっくりしたけど面白かった。思えば爆音+スモーク+ハンドマイクて、降霊術の条件は整っていたか。
(あとで石井さんに言ったら「昭和さん出てた!でもそうだと思う、むしろ出た方がいいと思う!」と答えたので、たぶん降りてたんだと思う。録音を早く聞いてみたい。)
そしてカーテンコール「君の因縁 あなたの堕徳」。本編でも革命軍として歌ってるし、あんまり意識してなかったんだけど、これをカーテンコールで=役でなく個人として歌うと、むっちゃラブソングだった…(笑)。もちろん手毬とスタナのラブソングであることはわかってるし、世界と自分のそれ、って構造は理解してたけど、これをカーテンコールで=役でなく個人として歌うと(以下略)
ここ2年の「またまた、ふりだしに戻る」に匹敵するくらいの感覚。目の前の、君たちへのラブソングでした。
アンコールの「赤猫座」は唯一『屍のパレード』じゃないけど、なんか現在の百眼を物語るというか、しっくり来たな。
最初から最後まで、一緒に楽しんでくれた皆様、ありがとうございました。
今回合唱ばかりだけどまさかのフル出場・全曲歌唱で、いままでソロパートあるライブより疲れた!
でも楽しかった!!
長くなったので写真集は別立てにしますね。
久々の彼岸(本番中一口も飲めなかったステージドリンクと共に)でした。
