昭和精吾事務所「われに五月を 第二章」の中で上演した麻人楽音楽劇の番外編。
クレジットを記載します。

[写真:山下正人]

[写真:山下正人]

※映像よりキャプチャー

[写真:山下正人]

※映像よりキャプチャー
クレジットを記載します。
音楽劇『犬神抄』
〜寺山修司「仮面劇・犬神」より(12分ver.)
2016年12月10日(土)新宿シアターPOO
[構成・演出]こもだまり [音楽・映像]西邑卓哲(FOXPILL CULT)
[写真:山下正人]
[出演]
月雄 : こもだまり
鬼の影=シロ : 左右田歌鈴
夫:麻宮チヒロ(舞台芸術創造機関SAI)
近所の男:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
男:イッキ ※声のみ
鬼:シロ
[映像出演]
花嫁:稲川実加
母:こもだまり
[声]
姑:のぐち和美(青蛾館)
===
[使用楽曲]
すべて 曲/西邑卓哲(FOXPILL CULT)・歌/麻邑楽(こもだまり×西邑卓哲)
亡き母の歌 詞/寺山修司
四つ足 詞/寺山修司
鬼の帰り道 詞/西邑卓哲(FOXPILL CULT)
[スタッフ]
音響:飯塚ひとみ
映像オペレーション:倉垣吉宏(舞台芸術創造機関SAI)
衣装(鬼の影):左右田歌鈴
書(母):稲川実加
記録(写真):山下正人
記録(映像):西邑卓哲(FOXPILL CULT)

[写真:山下正人]

[写真:山下正人]

※映像よりキャプチャー

[写真:山下正人]

※映像よりキャプチャー
昭和精吾事務所の第二章の始まりにあたって、「李庚順」など従来のレパートリーをしっかり引き継ぐことと共に、新しい方向を提示する必要を感じていた。
2015年5月、わたしも昭和さんもたまたま犬神のことを思い出していた。
(http://blog.livedoor.jp/mari_air/20150520.html)
(昭和さん最後の公演となった)この年の8月公演のあと、昭和さんが元気だったらは犬神をやるって言い出したかもしれない。それを聞いたわたしは(労力的にすごく大変だから)一瞬渋い顔をしたと思うけど(笑)きっと実現させただろう。『仮面劇・犬神』は昭和精吾事務所のレパートリーで、わたしが初めて参加した作品もこれだった。姑を始め、月雄と女詩人(語り部)と花嫁以外はすべて黒子が仮面をつけて演じる。昭和さんは「昭和生まれの姑と、平成生まれの月雄での上演がしたいなあ」と言っていたので、あと1年あれば歌鈴ちゃんと共演…てこともあったかもと思う。
昭和さんが一時入院すると聞いたとき、帰ってきたらいろいろ録音しようと思って周りにも協力を要請して待っていたが、昭和さんは退院せずに逝ってしまった。
姑の御詠歌の声、のぐち和美さん(青蛾館)とはA・P・B-Tokyoで出会った。昭和さんとわたしが共に客演したA・P・Bの実験公演に野口さん(当時)も出演していたご縁。のちに青蛾館に呼んでいただき、5本出演のご愛顧(2017年3月の「中国の不思議な役人」で6本め)となる。
稲川実加さんとも青蛾館の「犬神」で出会った。強いご縁をいただいたと感謝している。
この声の出演を依頼した時、のぐちさんが「お任せください」と即答してくれた話は、また別で書きたいと思う。
参加してくれた皆についても。
ところで上の2015年5月の日誌の「見ていたら思いついたことがあったので、興奮冷めやらぬまま協力してもらうべき人に即連絡した。近いうちにちゃんと話そうと思う。」という記述…。勘のいいかたはおわかりでしょうが、西邑さんに犬神作曲について打診したのでした。意外なタイミングで実現してしまった。
【麻人楽】(まとら、と読みます)は、FOXPILL CULT(西邑さんのバンド)の自主企画のオープニングセレモニーとして始めた30分の短編音楽劇のユニット。2014年12月26日に始動して、2015年には、こもだまりのオリジナル脚本で現在まで6作品を発表している。『犬神抄』の形式で、幻想音楽劇と称している。(そういえば麻人楽の初回は、寺山さんの短歌を扱った作品だったっけ。繋がってたんだな。)
(麻人楽についてはこちらにて )
『犬神抄』三曲のうち、二曲は書き下ろし、一曲は麻邑楽(もうら、と読みます)の既存曲『鬼の帰り道』でした。
まるで犬神のために書いたみたいによく合って、歌詞を直そうかとも思ったけどそのままでレコーディングだけし直しました。2014年5月の1stライブの時からある、大切な曲のひとつ。
(麻邑楽についてはこちらにて)
こちらも詳しくは改めて。
こちらで本編で流れた映像が少し見られます。ありがとうございました!
<2016『われに五月を 第二章』予告篇>
2015年5月、わたしも昭和さんもたまたま犬神のことを思い出していた。
(http://blog.livedoor.jp/mari_air/20150520.html)
(昭和さん最後の公演となった)この年の8月公演のあと、昭和さんが元気だったらは犬神をやるって言い出したかもしれない。それを聞いたわたしは(労力的にすごく大変だから)一瞬渋い顔をしたと思うけど(笑)きっと実現させただろう。『仮面劇・犬神』は昭和精吾事務所のレパートリーで、わたしが初めて参加した作品もこれだった。姑を始め、月雄と女詩人(語り部)と花嫁以外はすべて黒子が仮面をつけて演じる。昭和さんは「昭和生まれの姑と、平成生まれの月雄での上演がしたいなあ」と言っていたので、あと1年あれば歌鈴ちゃんと共演…てこともあったかもと思う。
昭和さんが一時入院すると聞いたとき、帰ってきたらいろいろ録音しようと思って周りにも協力を要請して待っていたが、昭和さんは退院せずに逝ってしまった。
姑の御詠歌の声、のぐち和美さん(青蛾館)とはA・P・B-Tokyoで出会った。昭和さんとわたしが共に客演したA・P・Bの実験公演に野口さん(当時)も出演していたご縁。のちに青蛾館に呼んでいただき、5本出演のご愛顧(2017年3月の「中国の不思議な役人」で6本め)となる。
稲川実加さんとも青蛾館の「犬神」で出会った。強いご縁をいただいたと感謝している。
この声の出演を依頼した時、のぐちさんが「お任せください」と即答してくれた話は、また別で書きたいと思う。
参加してくれた皆についても。
ところで上の2015年5月の日誌の「見ていたら思いついたことがあったので、興奮冷めやらぬまま協力してもらうべき人に即連絡した。近いうちにちゃんと話そうと思う。」という記述…。勘のいいかたはおわかりでしょうが、西邑さんに犬神作曲について打診したのでした。意外なタイミングで実現してしまった。
【麻人楽】(まとら、と読みます)は、FOXPILL CULT(西邑さんのバンド)の自主企画のオープニングセレモニーとして始めた30分の短編音楽劇のユニット。2014年12月26日に始動して、2015年には、こもだまりのオリジナル脚本で現在まで6作品を発表している。『犬神抄』の形式で、幻想音楽劇と称している。(そういえば麻人楽の初回は、寺山さんの短歌を扱った作品だったっけ。繋がってたんだな。)
(麻人楽についてはこちらにて )
『犬神抄』三曲のうち、二曲は書き下ろし、一曲は麻邑楽(もうら、と読みます)の既存曲『鬼の帰り道』でした。
まるで犬神のために書いたみたいによく合って、歌詞を直そうかとも思ったけどそのままでレコーディングだけし直しました。2014年5月の1stライブの時からある、大切な曲のひとつ。
(麻邑楽についてはこちらにて)
こちらも詳しくは改めて。
こちらで本編で流れた映像が少し見られます。ありがとうございました!
<2016『われに五月を 第二章』予告篇>