4月の昭和精吾事務所BAR 水鏡譚チケット先行発売でお世話になったSAIBARが1周年とのことで、
お祝いに駆けつけた。

先のチケ発で『倉垣吉宏の[俺の唐揚げ]』出品してもらったから、
わたしの『ポテト狂いのポテトサラダ』を出品。




この日は17時に天皇退位のお言葉があったので、その生放送を見て、あいにくの雨の中、
自転車で向かう。(どうやら雨が降るのは必然らしい)

初めましてのお客様が多かったけど、SAIのお客様はなんとなくわたしを認識してくれてるみたいで、あたたかく迎えていただけました。
おにいと朗読「星の王子さま」やったハロウィンにお会いした方も数人。

そしてこの日も、平成最終興行として、短編朗読してきました。
平成の終わる4時間前に演し物やるとは予想もしてなかった(笑)

2019.4.30 即興短編朗読「猫の恋」(15分)
テキスト:高橋源一郎/横田創
構成:こもだまり

出演:倉垣吉宏×こもだまり




初演が1999年(あ!シアターPOOだ!)、再演が2014年(ふじみやたくとこもだまり)。
お客様に「20年前の作品ですか」って言われるまで気づかなかった。

その1999年「Air*1999」はわたしが初構成演出した作品で、三人の出演者が声で演奏するというコンセプトで、高橋郁子さんが提唱する、声の楽譜のような形式で書かれています。
「猫の恋」のほか、短歌と詩で構成した「さまでして」と、重奏版「霧笛」。
これは、同じくシアターPOOで出会った昭和さんの公演に「音楽ライブみたい!」って強い影響を受けて作った作品で、短編(レパートリー/音楽家でいうなら曲)を並べてアルバムや公演を作る、ということの実験でした。麻邑楽できたのもこれの蓄積だし、いまの事務所公演に繋がる思想です。
長くなるからこのへんで(笑)。




2014年の再演時と同じ見た目にしてみた。
猫、原作は白猫な気がするけど、たしかこの日は麻邑楽も初ライブでそっちが白い衣装だったからこっちはしましま猫にしたんだったかな?
お客様が指摘してくださった通り、髪型は猫耳。
4月1日のお教室エキシビジョンに続き、
おにいと全然打ち合わせしないでの即興上演は、大変スリリングでしたが、
「そういう解釈で来たか!みたいな読み合いは、やはり楽しいです。
(ただし今後no打ち合わせの時は、ふりがなは振っておこうと思う。)


シロ(モバシロ)も「あ!これが噂の!」って構ってくださる方があり、嬉しい限りです。
ポテサラも、なかなか好評でほっとしました。

BARって、構えずお話できていいですね。
昭和精吾事務所BARもそうありたいところです。

SAIBAR1周年おめでとうございました!
舞台芸術創造機関SAIは、夏に15周年です。


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