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2005/9/20 「しびれる日」 池袋・手刀(チョップ)  
W/思春期人格障害、中出し少年、オニップ、ビ〜ディ〜ぐみ。

今日は、私が加入してから数えるて二回目の第十三号雑居房ライブ。
衣装の着物に半幅帯をして、バイクで会場入りする
忘れ物に気付いて一旦家に取りに戻れるくらい近所の会場。
逆リハ(出番の逆でリハーサルしていく=最後に出番最初の組がやるので、セッティングがリハ終わりのままでよい)なので、うちが最後。



他のチームがリハしてる間にヂルさんと相談して、帯を決めて、結んで、メイク。
今日はブッキングライブなので、アングラ(?)だけでなく、メタルあり、ダンスあり、癒し系ユニットありとなんだか多岐に富んでいる。
メイクといえばうちのバンドは白塗り。ヂルさんは舞踏をしていたから、歌舞伎やビジュアル系やピエロみたいに真っ白にするのはダメらしい。(お陰で前回はあまりうるさいこと言われず、白くしただけでOKが出たのだけど・・・)でも私は、どうせならきれいにメイクしたいなと思って、白塗りの方法を他の白塗りバンドの人にインタビューしてみたところ、それぞれ違うやり方なので、試してみないとわからないな、と思う。今度、日舞の名取りになったきゃしー、もとい、若柳涼香さんにも聞いてみよう。歌舞伎なんか見ていると衣装を白く汚してしまってるのなんて見たことないから、きっとなにかいい方法があるに違いない。

リハを終えて開場までの待ち時間、ビ〜ディ〜ぐみ。のVo.さんとお話する。彼らはファーストライブもここで、これまではビジュアル系のイベントばかりだったそうだけど、すこし前に女の子が加入したのでビジュアル系ではなくなって(そういうのがあるらしい)、今度違う人達と対バンしたいと言ったら今日のイベントになったらしい。メイクが嫌いなのでギリギリまでしないんだと言っていた。

6畤開場、6時半定刻開演。

セットリスト
1.露出狂の詩(新曲)
2.第十三号雑居房
3.乙女の祈り(新曲)
4.裏切りの甘い蜜(新曲)
5.星の智慧教団の秘密

せっかくバンドの持ち歌ほとんど覚えたのに、新曲3つってどういうことだ。

終って全部のバンドの演奏を客席で聞いた。着替えなかったので、着物のままだけど、踊ったりした。保さんはグラサンで髪を立ててきてた。こういうところに来るとき保さんはちゃんとおしゃれしてくるから素敵。
終了後、会場で打ち上げるという中出し少年さんと、展示即売イベントのため明朝大阪行きだと言うのに駆けつけてくれた人形師のアリアーヌさん(6月のライブでお会いした)と打ち上げ。
中出しさんからは「いい声だから、他のタイプの歌を歌ってるのも聞いてみたい」と言われる。腹から声が出てるとか説得力があるとか散々褒めてもらった。
純粋なボーカリストのように歌の勉強をした訳じゃないから、私は自分のやってきた演劇のやり方でやっているのだけど、それで褒めてもらえたのが嬉しい。
「もっと早口の歌詞のとか、クリーントーンでないやつとかが聞きたいな」といろんな曲をすすめられる。そして打ち上げではメタル講座開始。舞台のスクリーンにはPANTERAのDVDが流れ、メタリカについて熱く語る彼ら。デス声(デスメタルのボーカルの使う、潰したような声)の出しかたも教授してもらった。おもしろかった。

アリアーヌさんは相変わらず話題豊富で、出てくる話題全部拾う(ほんとにすごいと思う)。
当然は兎の着物に兎の帯。お月見になってました。明日がお誕生日。お誕生日用に買った着物らしいんだけど、季節ものの着物ってほんとに贅沢ですてき。
私は麻の白い着物(いただきものなので自信がなかったのだが、アリアーヌさんが「麻ですね。いいなあ」と言ったので麻でしょう)に喪の帯をお太鼓、祖母の珊瑚の帯留めに紐はグリーン、帯揚げは珊瑚に合わせて蜜柑色。半襟は白のレースですこしふっくらとさせた。
ドリンクバーのところで注文の品を待ってると、

打ち上げは2時間で切り上げてキャリーバッグ転がして歩く。いいなあの会場近くって。
帰りにライブハウスのかたと話したら「昨日やったバンドで女性ボーカルの、負の匂いを出してるバンドがあったので、11月に対バンしてみませんか?」と誘って下さった。生憎私はその時期、砂々良連投なのでお断りするしかなかったが。
12月は合うイベントがないようなので、次回は1月かと。