ついに楽日、あと2回。昭和さんから、高野さんとわたしに、お花が届く。
わたしへのメッセージは「こもだまりへ あんましがんばるな  精吾」
定番の、応援。

マチネ。客入れ時間に雨が降って来た。傘をさして阿佐ケ谷の町を歩くのはこの時が初めて(こないだは途中から降って来たので)。自分の傘が黒かったので、りっちゃん(第四の妻役)のペパーミントグリーンの傘を借りて、寒いので上着を来て、いざ出発!

3分前に戻ると、雨にもかかわらず、たくさんのお客さまが来てくれていた。
阿佐ケ谷の駅から劇場までを歩きながら、これから起こることを少女は想像する。7人目の妻を演じるために、劇場に向かいながら、昨日の公演のことを思い出すこともある。それはわたしの中では、夢でみたこと。まさかそれがこれから現実に起こるとは思っていない・・・

劇場に入ろうとすると、ほかにも人がたくさんいるので、しばらく外で、落ち着くのを待つ。不安だから台本を読んだりしながら。このあと、唯一の拠り所である台本も、わたしのこれまでの全てが入ったトランクも奪われて閉じ込められてしまうこともしらないで・・・
わたしのトランクには、ほんとに私物が入っていました。
休憩明けぎわ、ひとりぼっちで考えているのは、兄のことと、トランク(=わたしのこれまで人生)のこと。トランクの中の「わんたろう」ともう会えないかと思うと、ひどくかなしくなったのを覚えています。心細い・・・わたしに第七の妻が出来るのかな・・・帰りたいよ・・・あの照明は、お兄ちゃんも使ってたのかな・・・ここに来たら消息がわかると思ったのに・・・でもなんか、この劇場のどこかにお兄ちゃんがいるような気がする・・・そんなことを思いながら。


ソワレ。
ほとんど合間の時間はない。レイさんがファンのかたから差し入れられたおにぎり・炊き込みご飯をみんなでいただく。そして「では行ってきまーす!」「行ってらっしゃーい!」と送られて、町に出るわたし。雨はやんでいた。


花火とスモークとで役者人生初めて喉をやられそうになったけど、トローチをくれたり、漢方をくれたりと共演者のみなさんのお陰で、なんとか乗り切れました。
感謝感謝です。


ばらしを予定時刻の0時に終えて、打上げへ。
朝まで飲んで、今日の夕方北海道に帰ってしまう朋ちゃん(衣装係の赤糸役)との別れを惜しんで、2次会、3次会と飲み、最後にコーヒーを飲み、わたしは午前10時ごろ、駅前でお別れ。そのあと朋ちゃんたち4人は、東京お寺巡りをしたらしい(笑)


悪条件のなか、長時間おつきあいくださった観客のみなさま、関係者のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

ここまでで書ききれなかったことは、追々、思い出しながら書こうと思います。