ゆかたの話です。いえ、もう◯井の悪口じゃありません。
(なつみさんも「◯井の浴衣は酷いですー!まりさんに会ったら言いたかったー!」と27日にお会いした時に言ってたけどね。)

先日とき緒さんに、遅れに遅れたお誕生日プレゼントを渡すに当たって、呼び出して西武のレストラン街に行く途中、ゆかた売場を発見。ポリは暑いよね、去年はすごい色とか柄見たよね、なんて言いながら立ち寄ると、感じがいいし、手触りも悪くないものが。へー、って思ってるととき緒さんが「わたし兵児帯が欲しくなった。もう半幅帯は諦めようかと思って!」

とりあえず、食べようということで、お店へ急ぐ。
ふたりとも仕事帰りで、もちろん今日は洋服姿。
担々麺と八宝菜のセット、杏仁豆腐つきをふたりして頼んで、さっそく、プレゼントを差し上げる。
実は、兵児帯。麻混の、木綿の、生成り色。
とき緒さんはゆかたを数着持ってるので、合わせやすそうな色で。
さっき、「兵児帯欲しくなった」って言われて、なんてタイムリーな!と冷や汗かいた。びっくりしたし、今ちょっと兵児帯見たいなんて言いだしたら大変(?)だから、ノーコメントでお店へ急いだのだけど、あとから考えれば「うん、いいんじゃない?」なんて返しとけばよかったんだよね、でもそのときはパニックだったのです。
で、とき緒さんもびっくりして喜んでくれて、「だからさっき、『兵児帯が欲しい』て言ったとき、まりさん黙ってたんだね。『ちゃんと半幅帯を習得しなさい』という意味かと思った。」
おどかしてごめんね。

帯結びの仕方もカラーコピーしてくるという至れり尽くせり(自分で言うな)。
2ヶ月分の利子ということで(とき緒さんは5/7生まれ)。

兵児帯があれば怖いものなし。
今年は浴衣で花火とかお祭り行こうね、と約束した。



で、そうそう、今日、また池袋西武8階のゆかたコーナーを通ったので確認したところ、ちょうど見た、はじっこのコーナーにあった『自由区』のゆかたが、たまたまイケてたみたいよ、とき緒さん(笑)。
他のところは、去年と似たり寄ったりでした。『自由区』よかったな。色柄が上品。
そのあと東武のゆかた売場でも見たけど、そっちの『自由区』は、それほどでもなく。見るならぜひ西武で(笑)

そして『竺仙(ちくせん)』のゆかたを見た。とき緒さんが好きな竺仙。
柄はもちろん伝統柄ですてきなんだけど、なにより美しいと思ったのは、色。
麻地に染められた藍色も、納戸色地のも、ほんとうにきれい。
なかでも、少し淡いブルーが、いままでにみたことない!と思うくらい、まじりっけのない、透明度というか、呼吸をしてる印象の、青だった。未知のものに出会って、わたしの中で青色というものの概念が鍋底からまぜっ返されるような・・・体験。
わたしの手元にある配色帖で言うと、瑠璃色か、藍色かコバルトブルー・・・そのへんだったと思う。なにが違うんだろ? 迫力。


男性用のゆかたも、去年とは比べ物にならないくらい増えてた。
みなさん、旦那さまや彼氏と、一緒にゆかた、どうですか?