今日も着物話(しかも長い)。
ショーで着用した着物って(わたしととき緒さんは「任せます」って翼さんに選んでもらったが)大抵自分で「これがいい!」って選んでるので、「欲しい人があれば、記念だからお売りします」とのことだった。着物と、帯。モデルさんしたからと多少サービスしてくれてて、ありがたいお話で、とっても素敵な品物なのだけど、いたずらに枚数を増やしてはいけないと、お断りすることにした。メールで事足りるのだけど、ちょうどセール期間だし、半襟とか帯揚見にお店(Wing)に行こう。早起きしたから、着物着てこ。
こないだの赤い龍と兎の紬。対丈用と言ってたけど、腰骨のところでギリギリ紐が隠れる程度のお端折を作った。これは模様が玉虫色なので帯は青系、ゼニスブルー(灰色がかった空色)の染帯に、着物色のグラデーション帯締、例の麻布十番で買ったブローチを帯留で「兎にお月様」なイメージ。
宣言通り、半襟は真っ白ではなく、クリーム色の刺繍半襟。
あーでもないこーでもないと朝っぱらから色柄半襟合わせて、いざ縫おうと、いま付いてる半襟を外したら出て来たその半襟がぴったりだと発見した次第(襦袢を買った時にもともと付いてたものなんだけど、これまで刺繍半襟に興味なかったから完全に忘れてた。真面目に縫い物しようという心掛けの賜物だね)。
帯合わせてブルーだと暗かったので帯揚は白地の飛び絞りの紅丸。
お店に着くと、翼さんは女性のお客さんに着付け中ながらも「あら!やっぱり!」と気付いてくださる。「着てみたいのあったら言ってくださいね、買わなくてもいいんだから、着るのは只だからね」おっ出た、決め台詞! ほんとに手間を惜しまずじゃんじゃん着せてくれるんだ、翼さんは。でも着物買う頭になってないので、着てみたいもなにも浮かばない。3000円以下特価品の棚を教えてくれたので、なんとなく見ていると、先ほどのお嬢さんが「翼さんこれも着てみたい」と次々試着。そして鏡を見たまま考え込む。ここの着物おもしろいし、翼さんがまた似合うのを選ぶから大変なんだ(笑)。いわば乙女地獄ですよここは。
「こもださん、これは?」とお嬢さんが試着していたピンクの着物を着せてくれる。自分では選ばない色だが、翼さんによると「こもださんかわいいの似合うと思うから」なのだそうだ。
勝手に脱ぐと次々候補を見せて着せてくれる。もう一人のお嬢さんとふたりファッションショー。
だるま柄の帯やら、漆で模様を書いた黒地の着物やら、☆マークのブルーの小紋やら、地紋が風景画のイチョウ色無地だとか、アーモンド色無地やら、コンディションも丈もいいのが揃ってて、お嬢さんも着たまま鏡の前で考え込む。「ここ危険ですよね」と話しかけると「そうなんです、今日は帯揚と半襟買いに来たのに」「わたしもです」と意気投合してしばし歓談。特価品の一つ上の段に、ターコイズブルー地のアンティークを発見、着させてもらう。袖丈が長くていかにもアンティークだけど、裄も身丈もあって普通に着られる、予想以上の出来の着物。「わたし12月生まれなんで、ターコイズに弱いんです」と言うと、お嬢さんも「わたしも12月なんで、同じです」と。気の合うこと!
「こもださんこういうの好きだったの。これ衣装候補に挙がってってたんだから着せてあげればよかったね。見せた写真に入ってた筈だよ?」と気を使う翼さん。いや、普段選ばない着物着られてわたしはあの組み合わせで大満足ですよ。
帯を出して来て合わせてみせてくれて(こないだ買ったピンクの帯にそっくりの色柄のも結構合ってた・・・)いやー、よかった。参りました。
いい着物見て着て楽しかったー。
翼さんはお客さん来る度に「この子はこないだショーでモデルやってくれて・・・」と紹介してくれた(笑)。モデルといえば一緒にモデルしたAさんと旦那さまが揃って着物でいらしてたのに遭遇。いいですな、夫婦で着物。奥さんの影響ではなく、旦那さんは着物を着る人だったそうな。
そのあと翼さんが四国みやげ「栗タルト」(一六タルトの栗入りバージョン)をごちそうしてくれると連れてってくれた休憩室で(おなじくアンティークモールにあるギャラリー悦でバイト中の)諏訪ちゃんに出くわす。おお!数ヶ月ぶり。会社に置いといた数ヶ月遅れの誕生日プレゼントは持って帰ったのかい?
「まりちゃんプレゼントありがとー、12月に帯揚か半襟あげるね!」と予告される。タイムリーな!ありがとすわちゃん。
すわちゃんに案内され、他の店(店員さん同士交流があるらしい)を回った。諏訪ちゃんもついに最近着付けを習って、一通り着られるようになったらしい。「黒い付け下げを店で買って袋帯で」友達の結婚式に行ったそうだ。tokimono=とき緒さんと着物でお出かけに諏訪ちゃんが交じる日も近いと見た!
帰りに池袋西武、イルムス館で開催中の『京都1200年 美の継承展』。
「最先端デジタル技術で複製する − 新しい美の結晶」というコピーで、何かと言うと京都の文化遺産指定されてる屏風絵やらを、デジカメ撮影し、デジタル処理して色を調整し、プリントし、金箔をのせて、表装もして、本物と遜色ない複製品を作った、ということらしい。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、狩野派の龍虎などを燦然と展示。着物の人わたしの他に数名。
金箔ってやっぱり心躍るねー。
印象に残ったのは解説のおにいさんが「屏風絵は、座って、蝋燭の灯りで見たものです、どうぞ近くに来てしゃがんで見上げてみてください、全然違う顔が見えますから、それが当時の人々の見ていたものです」と言ったこと。ナイスアドバイスお兄さん!!さっそくわたし好みの龍やら虎やら鷹をしゃがんで見まくったさ。「一日の明りの当たり具合を再現するため」ライティングが明るくなったり暗くなったりして陰影を出している。それをしゃがんで見ていたら、月並みだけど、動くようだったよ。
ショーで着用した着物って(わたしととき緒さんは「任せます」って翼さんに選んでもらったが)大抵自分で「これがいい!」って選んでるので、「欲しい人があれば、記念だからお売りします」とのことだった。着物と、帯。モデルさんしたからと多少サービスしてくれてて、ありがたいお話で、とっても素敵な品物なのだけど、いたずらに枚数を増やしてはいけないと、お断りすることにした。メールで事足りるのだけど、ちょうどセール期間だし、半襟とか帯揚見にお店(Wing)に行こう。早起きしたから、着物着てこ。
こないだの赤い龍と兎の紬。対丈用と言ってたけど、腰骨のところでギリギリ紐が隠れる程度のお端折を作った。これは模様が玉虫色なので帯は青系、ゼニスブルー(灰色がかった空色)の染帯に、着物色のグラデーション帯締、例の麻布十番で買ったブローチを帯留で「兎にお月様」なイメージ。宣言通り、半襟は真っ白ではなく、クリーム色の刺繍半襟。
あーでもないこーでもないと朝っぱらから色柄半襟合わせて、いざ縫おうと、いま付いてる半襟を外したら出て来たその半襟がぴったりだと発見した次第(襦袢を買った時にもともと付いてたものなんだけど、これまで刺繍半襟に興味なかったから完全に忘れてた。真面目に縫い物しようという心掛けの賜物だね)。
帯合わせてブルーだと暗かったので帯揚は白地の飛び絞りの紅丸。
お店に着くと、翼さんは女性のお客さんに着付け中ながらも「あら!やっぱり!」と気付いてくださる。「着てみたいのあったら言ってくださいね、買わなくてもいいんだから、着るのは只だからね」おっ出た、決め台詞! ほんとに手間を惜しまずじゃんじゃん着せてくれるんだ、翼さんは。でも着物買う頭になってないので、着てみたいもなにも浮かばない。3000円以下特価品の棚を教えてくれたので、なんとなく見ていると、先ほどのお嬢さんが「翼さんこれも着てみたい」と次々試着。そして鏡を見たまま考え込む。ここの着物おもしろいし、翼さんがまた似合うのを選ぶから大変なんだ(笑)。いわば乙女地獄ですよここは。
「こもださん、これは?」とお嬢さんが試着していたピンクの着物を着せてくれる。自分では選ばない色だが、翼さんによると「こもださんかわいいの似合うと思うから」なのだそうだ。
勝手に脱ぐと次々候補を見せて着せてくれる。もう一人のお嬢さんとふたりファッションショー。
だるま柄の帯やら、漆で模様を書いた黒地の着物やら、☆マークのブルーの小紋やら、地紋が風景画のイチョウ色無地だとか、アーモンド色無地やら、コンディションも丈もいいのが揃ってて、お嬢さんも着たまま鏡の前で考え込む。「ここ危険ですよね」と話しかけると「そうなんです、今日は帯揚と半襟買いに来たのに」「わたしもです」と意気投合してしばし歓談。特価品の一つ上の段に、ターコイズブルー地のアンティークを発見、着させてもらう。袖丈が長くていかにもアンティークだけど、裄も身丈もあって普通に着られる、予想以上の出来の着物。「わたし12月生まれなんで、ターコイズに弱いんです」と言うと、お嬢さんも「わたしも12月なんで、同じです」と。気の合うこと!
「こもださんこういうの好きだったの。これ衣装候補に挙がってってたんだから着せてあげればよかったね。見せた写真に入ってた筈だよ?」と気を使う翼さん。いや、普段選ばない着物着られてわたしはあの組み合わせで大満足ですよ。
帯を出して来て合わせてみせてくれて(こないだ買ったピンクの帯にそっくりの色柄のも結構合ってた・・・)いやー、よかった。参りました。
いい着物見て着て楽しかったー。
翼さんはお客さん来る度に「この子はこないだショーでモデルやってくれて・・・」と紹介してくれた(笑)。モデルといえば一緒にモデルしたAさんと旦那さまが揃って着物でいらしてたのに遭遇。いいですな、夫婦で着物。奥さんの影響ではなく、旦那さんは着物を着る人だったそうな。
そのあと翼さんが四国みやげ「栗タルト」(一六タルトの栗入りバージョン)をごちそうしてくれると連れてってくれた休憩室で(おなじくアンティークモールにあるギャラリー悦でバイト中の)諏訪ちゃんに出くわす。おお!数ヶ月ぶり。会社に置いといた数ヶ月遅れの誕生日プレゼントは持って帰ったのかい?
「まりちゃんプレゼントありがとー、12月に帯揚か半襟あげるね!」と予告される。タイムリーな!ありがとすわちゃん。
すわちゃんに案内され、他の店(店員さん同士交流があるらしい)を回った。諏訪ちゃんもついに最近着付けを習って、一通り着られるようになったらしい。「黒い付け下げを店で買って袋帯で」友達の結婚式に行ったそうだ。tokimono=とき緒さんと着物でお出かけに諏訪ちゃんが交じる日も近いと見た!
帰りに池袋西武、イルムス館で開催中の『京都1200年 美の継承展』。「最先端デジタル技術で複製する − 新しい美の結晶」というコピーで、何かと言うと京都の文化遺産指定されてる屏風絵やらを、デジカメ撮影し、デジタル処理して色を調整し、プリントし、金箔をのせて、表装もして、本物と遜色ない複製品を作った、ということらしい。
俵屋宗達の「風神雷神図屏風」、狩野派の龍虎などを燦然と展示。着物の人わたしの他に数名。
金箔ってやっぱり心躍るねー。
印象に残ったのは解説のおにいさんが「屏風絵は、座って、蝋燭の灯りで見たものです、どうぞ近くに来てしゃがんで見上げてみてください、全然違う顔が見えますから、それが当時の人々の見ていたものです」と言ったこと。ナイスアドバイスお兄さん!!さっそくわたし好みの龍やら虎やら鷹をしゃがんで見まくったさ。「一日の明りの当たり具合を再現するため」ライティングが明るくなったり暗くなったりして陰影を出している。それをしゃがんで見ていたら、月並みだけど、動くようだったよ。








気付けば、田中翼さんのお店、以前から私も良く行っています。
でも、田中さんのお店だと全く意識していないままでしたので、
知らないで良く相手をして頂いていたかも…と、
今更ながらに思います(笑)
勧め上手な方だと危険ですよね〜!
ついつい、手が伸びてしまいます(>△<)
嗚呼、アンティークモールへ行きたくなりました。
『京都1200年 美の継承展』も面白そうですね!
ポスター見て気になってはいました。
当時の人の目線で屏風絵を観られるのは良いですね